ロシアのウクライナへの侵攻から,間もなく10週間になる。ウクライナはロシアとの国境を越える攻撃はほぼしておらず,正に専守防衛状態にある。
西側からの武器提供があるとはいえ,強大なロシア軍相手によく持ち応えている。報道されている範囲から,その持久力の理由は何かと考えてみた。
1 国防意識 侵攻したロシア兵に対し,一般市民が罵声を浴びせつつ追い返すような行動がみられた。武器の前に無力なようでもあるが,意識は伝わるだろう。
2 徴兵制 僅かな期間の軍務であっても,基本の中の基本程度は身につけることができる。戦闘訓練や銃の扱いが全くの未経験者と比較すれば,雲泥の差だろう。したがって侵攻間もなく,民間人に武器を渡すことができ,一定の戦力になったのだろう。
3 シェルター 地下シェルターで数日間過ごして生き延びた,との報道をよく見聞きした。冷戦時代から核兵器等からの防御が,各家庭レベルで準備されていたのだろう。
4 大統領の一貫した指揮 あくまで抗戦するとの意思は,侵攻当初から変わっていない。むしろロシア大統領の方が微妙にブレている感じがする。
5 西側からの支援 ウクライナはNATOには加入していないが,西側各国はロシアの台頭を懸念し,武器を提供している。長期戦になる程,兵站が重要であると改めて認識できる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本から離れた地域の戦闘ではあるが,ロシアは北方四島を占領し続けている。また,日本に対して更なる侵攻を企図していると考えられる。上記5項目に関して日本の現状を考えた時,ウクライナ程に戦えるのか?
2022.5.2(月) |