入間市を中心に、地域に根ざしたデザインを数多く手がけているグラフィックデザイナー・石川智子さん。 その25年にわたる活動の軌跡を辿る個展が、現在、豊岡の「独楽蔵アトリエ」で開催されています。
今回の個展のタイトルは、『なんやかんや25年続いてます 石川智子 デザインの仕事』。 この飾らない言葉に、石川さんの人柄と、積み重ねてきたデザインへの誠実な向き合い方が詰まっているように感じます。
会場の扉を開けると、そこには私たちが普段の暮らしの中で目にしているデザインがたくさん並んでいました。
「あのデザイン」も?「このイラスト」も?
そんな驚きで溢れていました。
今回の個展では、石川さんのキャリアの変遷を辿ることが出来るようになっています。 都内のデザイン事務所時代の仕事では、音楽や演劇、映画といったカルチャー系の華やかなデザインが並びます。 そして2013年、入間市に拠点を移してからの作品は、地域のイベントポスターや広報物、街のプロジェクトのロゴなど。 石川さんの仕事を見ていると、それが人々の暮らしや地域の活動を支える、とても身近で温かいものであることに気づかされます。
グラフィックデザインだけでなく、絵本や児童書の装丁、そして「たまにイラストレーター」と語る石川さんの優しいタッチのイラストレーションも必見! 作品ごとに表情を変えつつも、どこか一本、筋の通った「石川さんらしさ」を探してみるのも、この展示の楽しみ方の一つかもしれませんね。 4月25日には、廃材に新しい命を吹き込むワークショップ『循環するかたち』が開催されます。 「アップサイクル(廃材の再利用)」をテーマに、2名の作家さんを招いて行われるこの企画。 アトリエの外の自然を感じるスペースで、手を動かしながら「ものづくり」の本質に触れられる時間になりそうです。
会期:2026年4月18日(土)〜4月26日(日) 開場時間:10:00〜16:00 会場:独楽蔵アトリエ(入間市豊岡5-1-7) 入場料無料
会場に漂うクリエイティブな空気と、独楽蔵アトリエの落ち着いた空間。 とても心地よい時間を過ごすことができました。
個展は今週末、4月26日(日)までの開催です。 お散歩がてら、ぜひ入間の街を彩るデザインの足跡に触れてみてください。 |