2019年12月のクリスマスの時期に軽い脳梗塞を患い、そのころ新型コロナウイルスが出現し、約5年近くブログ投稿を休んだ。軽い脳梗塞であったが、医者にかかるのが遅れたため、回復の見込みを失った。この病は手当てする時期が早ければ手術するとある程度元の体に戻ると言われている。だが、私の場合は手遅れで、軽いけれども脳梗塞と言うことになり今に至っている。
回復は難しい脳梗塞だが、栄養を正しくとり、運動を行うことによって良くはならないが、努力すれば悪くもならないと言われている。そのため、毎日ではないが、散歩を心がけ、ステッパーという運動器具を求め、悪くならないための努力は行っている。また、日常会話ができる程度の簡単な中学英語フレーズのビデオ通話勉強会を6人で行なっている。さらに、趣味のテレビ映画のコレクション(民放映画のコマーシャルを取り除く)も行なっている。そのためか、歩くことに不安定さを覚えるが散歩はできる。しゃべれて(呂律障害と医師にいわれた)、食べることにも問題なく、日常生活にも不便さをあまり感じていない。そこで、ブログ再開は脳トレになり、老化を防止のためにもなると考え再開することにした。
これまでは旅行が好きであったため、国内外の旅の様子に力を入れたブログを多く投稿した。脳梗塞を患い旅に出ることが困難になったため、今後のブログは身近な事柄、介護の大変さ、老人が老人介護を行う老々介護(実際に妻の介護を2年間行なった。90歳の私では妻の介護は無理だとわかり、今年3月に老人ホームに入所してもらった。今は私一人で食事、家事、買い物など全てを行っている。老々介護(90歳の私が87歳の妻の介護を2年間行なった)を経験したので、なにが大変なのかを考えてみたいと思っている。
私の介護度は「要介護1」で、妻のそれは「介護度3」で、彼女は緑内障で両目が見えなくなり、車椅子生活を老人ホームで行っている。ホームに入所前まで、デイサービスには一緒に参加していた。ブログには、彼女の元気なころの話題も書いてある。参加したデイサービス施設は、「リラクサイズ武蔵藤沢」といい、運動型デイサービスを行なっている施設で、自宅、施設間の往復送迎はある。この施設からの要望で「お便りノート」を提出することになっている。利用者(お年寄)は、約18人で、毎週「お便りノート」を提出している。この「お便りノート」に書く内容は、デイサービスのこと、自宅で過ごす間の自身の体調、身近に起こったこと、意見、質問などなんでも良いとのこと。私は気がついたことや参加して思ったことなどをまとめ、毎週必ず提出した。このデイサービスに参加して2年以上が経過し。足腰が痛く外出できないので、ブログに投稿する内容は「お便りノート」が主になっている。何か興味ある話題がでてきたらその関連記事も投稿したいと思っている。
「お便りノート」は溜まっているので、デイサービス施設「リラクサイズ武蔵藤沢」の記事掲載許可を得ている。しばらく、その「お便りノート」記事に修正・追加を加え掲載する。これからは多くの老人が「介護される」、「介護する」、私が経験したような大変な「老々介護」が増える可能性はある。少しは参考になるかと思い、ブログを再開することにした。
2025年8月18日