| 「間伐」ってご存じですか? | | 本日は、西川材のふるさと、飯能の山から間伐の様子をお 届けします。突然ですが、『間伐』ってご存じですか?
これは、簡単に言うと木を伐採して全体的に間引く事を言いま
す。植林をする際には通常1haあたり3000〜4000本を植え
ますが、最終的には500〜600本になります。
間伐は苗木を植えてから5年ほど経つと定期的に行われます。
その目的は、木が生長するに従って適度な間隔を取ることに
あります。もし間伐が行われなければ、もやしの様なひょろひ
ょろな木が密集する「線香林」となってしまい、とても良材は
育ちません。また、地表に十分な日光が届かないために下草が
育たず保水力や健全性が保たれず、崖崩れの原因にすらなっ
てしまうのです。間伐は昔から行われ、主材が取れるまでの間
の貴重な収入源にもなっていました。
さてここで、「最初から間隔をあけて植林すれば良いじゃない
か?」という疑問を持たれた方もいらっしゃるかも知れません。
実は、最初に密植をするのは木を真っ直ぐに、年輪を均一に
育てるためなんです。もし間隔を広く苗を植えると根元が太く
先が細く、また下の方から枝が沢山でてしまい(大きな節が
多くなる)良い材にはなりません。(木としては健全だといえ
ますが・・・)
1枚目の写真は檜の切株です。根が張り出している所の年輪の
幅が広いですが、これは根の周りで養分を吸い上げている為で
上部に行くに従って南側もしくは陽が良く当たる方角の年輪の
幅が広くなってゆきます。
また、外側に色のうすい部分が有りますが、これは「白太(し
らた)」といいます。逆に内側のいろの濃い部分は「赤身」と
呼びます。一般に、赤身の方が腐食しにくく強いと言われます。
最後に問題です。3,4枚目の写真はそれぞれ、杉と檜の葉です
がどちらがどちらでしょうか?
-------------------------------------------------------- 正解は・・・
3枚目(上)が檜、4枚目(下)が杉 でした!
皆さん、わかりましたか?
それでは、本日もお読みいただき有難うございました!三ヶ島製材(株)のホームページ |
|
| 彩の国景観賞の表彰式に出席してまいりました! | | 去る2月10日、彩の国景観賞2010 の表彰式に出席してま
いりました。これは、私共が施工させていただいた所沢市のイタ
リアンレストラン、PIZZERIA 武蔵野山居 が受賞したもので、
埼玉県知事公館にて行われ上田知事より賞状を戴きました。
この「彩の国景観賞」は昭和62年にスタートし、今年で24回目
との事です。そして、たてもの・まちなみ部門と心にうるおい部門
の2部門に分かれていて、今回はたてもの・まちなみ部門での
受賞でした。ちなみに、この部門の応募総数は236作品だった
そうです。今年度、たてもの・まちなみ部門は他に埼玉りそな
銀行さいたま研修センターなど計4作品が、心にうるおい部門は
行田市の古代蓮の里ホタルの川など6作品が受賞しました。
また、併せて第2回埼玉県環境建築住宅賞の表彰式も行われ
ました。
会場はさすがに厳かな雰囲気で予想以上に緊張しましたが、
県・国をあげて環境への取組みが一段と進んでいるなぁと感じ
ました。そして、家づくりをしている私共も更に頑張らなけば、
と思ったのでした。
それでは、本日もお読みいただき有り難うございました!三ヶ島製材鰍フホームページ |
|
| 樹木の伐採をしました。 | | 本日は、樹木の伐採についてお話ししたいと思います。今回、建物の施工の関係で土地の樹木の伐採をしましたが、
予想以上に大変な作業でした。
伐採したところはいわゆる雑木林で、コナラやブナなどの
広葉樹で10本ほどです。
作業前にあらかじめ伐採の計画を立てて伐採を進めます。
高さが結構あり、クレーンで枝を吊りながら安全帯を装着
した職人さんがチェーンソーで切っていきます。
上部からこの作業を繰り返し、ある程度の高さまで切ると、
最後に幹を根本からカットします。
このように、根本から一発で切り倒して終わり、というわけ
ではないんですね。切った枝や幹は運搬のために適度な大き
にカットしまとめ、トラックへ積みます。
普通はこの伐採のみの仕事はお受けしてません。というのも、
皆さんが通常お考えの程度の金額とはかけ離れた費用が掛か
ってしまうからです。(実際、今回の費用に私も「う〜ん、結構
かかるなぁ」と感じました)
ちなみに、木材の切り出しに良いのもこの時期(冬)です。
理由は、木の生育が緩やかになる冬は木の含水量が少なく、
切り出してからの変化が少ないので良い材になるからです。
今回は、意外と知られていない伐採についてご紹介しました。
それでは、本日もお読みいただき有難うございました!三ヶ島製材(株)のホームページ |
|
| 住宅エコポイント対象が拡充されています。 | 本日は、話題の住宅エコポイントの対象設備拡充のお話です。 住宅エコポイントもスタートして約1年経過し、だいぶ認知され
るようになったと思いますが、今年から更に対象となる設備が
拡充された事はご存じでしょうか?
今までは住宅の断熱改修(外壁・屋根・天井または床の断熱改
修やペアガラスへの交換、内窓取付)とバリアフリー工事が
対象でしたが、今年1月の着手工事分より
@太陽熱利用システム A節水型トイレ B高断熱浴槽
が新たに加わりました。
付加ポイントはそれぞれ、台数に関わらず1戸あたり20,000
ポイントとなっています。
住宅エコポイントの詳細はこちら
特に節水型トイレに関しては、比較的工事がしやすい事もあり
動きが出てきています。
また、高断熱浴槽はメーカー各社も力を入れてくる部分です
ので(実際は浴槽だけでなく壁や床の断熱が重要なんです)、
ショールームなどで体感されてみてはいかがでしょうか?
暮らしにも非常に優しい事が実感出来ると思いますよ!
それでは、本日もお読みいただき有難うございました!三ヶ島製材(株)のホームページ |
|
<< 前の5件 [ 196 - 200 件 / 266 件中 ] 次の5件 >>
<< 最新の記事へ >>
|