三ヶ島製材鰍フ進行中の現場のご紹介と家づくりに関する色々な情報をご提供するブログです。 木づくりの温かさと使い込むことによって味の出る良さをお伝えできればと思います。
 
2012/05/14 15:01:58|住まいの情報
山の手入れに行ってきました。

本日は、『山の手入れ』についてです。


三ヶ島製材では近隣に数カ所山林を所有していますが、そのう

ちの比較的若い木が植わっている山で手入れ作業をしました。

今回の目的は、枯れている立木などの伐採・整理です。特に

ここには1本、およそ50〜60年ほどと思われる境界のヒノキ

高さ2.5mほどでポッキリ折れてしまっているものがあり、その

伐採がメインでした。

途中で折れてしまっていて、太さも結構あるので想像以上に

大変でした。

白太(しらた)といわれる外側の部分がほとんど腐ってしまって

いて、途中で折れてしまったようです。シロアリの仕業です。

しかし、それでも木は生きていて、一部の葉は緑色でした。

木の生命力、すごいですね。

枝を切って整理して、上の方から一定の長さで切り、最後に

根元から伐採しました。

しかし、残念ながらこれは材としては使えません。

その後、他にも育ちの悪い木や立ち枯れてしまった木を伐採

しました。


このように手を入れることで植林をした木々は育っていきます。

私たちが住んでいる木造りの家はこうして育てられた木々か

ら造られているんですね。


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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2012/05/10 15:45:50|所沢市 S邸
将来を見据えたバリアフリー住宅 〜所沢市S様邸〜

本日は、所沢市S様邸の現場より、バリアフリー住宅の
ご案内です。


こちらS様邸では建物が完成し、あとは外構工事を残すのみ

となりました。

お施主様は70代のご夫婦です。現在はお二人ともお元気です

が、『将来を考えて体が不自由になっても暮らしやすい住まいを

建てたい』
というご希望で、バリアフリー仕様となりました。

具体的には、廊下などの通路・トイレが広く取られ車椅子での

移動も楽にできるほか、段差を無くし、手すりを適所に配してい

ます。

また、造作家具や洗面化粧台も下部に空間があって、車椅子

に乗ったままでも使いやすいようになっています。

そして入口部には階段と併せてスロープを設けています。


すでに進んでいる高齢化ですが、家庭内での高齢者の事故

が増加しています。

当社でやらせていただいているバリアフリーリフォームも年々

増えていますが、まだまだ必要なバリアフリー化が行われて

いないのが現状です。

こちらのS様邸のようになっていれば安心ですが、新築時に

そこまで必要ない、という事であれば、将来のリフォーム時に

バリアフリーにしやすい設計をしておけば、結局予算も抑え

られます。

これからの住宅は、その時々の暮らしに合うように変えながら

長い年月使用していく
、というようになっていきます。
単に値段

だけでなく、本当に良い家を永く住み継いでいく事が結果的に

お得なんですね。


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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2012/04/03 18:02:46|住まいの情報
マンションのリフォームもオススメです! 〜所沢市 S邸〜

本日は、マンションリフォームの現場よりご報告です。


今回リフォーム工事をさせていただいたのは所沢市のマンション

です。築年数は比較的経っていますが、管理が行き届いている

ため共用部分や外観は非常にきれいでした。

今回、お施主様がご夫婦2人で好きな空間でゆっくりと暮らした

いとの事で、好みにリフォームできる居抜き(現状のまま)で購

入されフルリフォームさせていただきました。

内部は、前の所有者の方が長い間住まれていなかったため、

結構年数を感じる状態でした。

リビングダイニングと居室の間の仕切りを撤去し、広い空間に

なっています。

お施主様ご自身で選んだ家具とファン付きの照明でコロニアル

調の良い雰囲気ですね。

クローゼットの扉もミラー2枚として、明るさと広がり感がさらに

アップしています。

ゆったりリラックスした暮らしができること、間違い無しです!


写真では分からないですが、窓のガラスはすべてペアガラスに

交換し、北側の居室2部屋はさらに内窓を追加して結露を防い

でいます。ペアガラスは薄型のものを使用したので、今まで多か

ったアタッチメントという縁を付けずに交換していて開口面積が

変わっていません。また、キッチンやバスなど水回りも新しくして

います。


築年数が経っている物件は、新築に比べると設備などは差があ

る場合がありますが、リフォームする際にほとんどの点でカバー

できます。また、お好きな感じにリフォームする事もできるので、

広さや立地条件などが希望に合えば、価格的にも非常にお得な

場合が多くオススメです。

ただ、マンションは戸建てとは違う部分もあるので、管理がしっ

りしているかどうかなど必ずチェックしてください。


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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2012/03/29 10:32:57|東村山市 K邸
お引渡し間近です! 〜東村山市 K様邸〜

本日は、もうすぐお引渡しとなります 東村山市の K様邸 よりご報告です。


昨年末に着工したこちらですが、先日完了検査も無事に終わ

り、あとは外構工事を残すのみとなりました。

建物全体のイメージコンセプトは、白を基調とした外壁と屋根に

素焼きの瓦を葺いた明るい雰囲気で、南欧を感じさせます。

内部は1階と2階で床や建具(ドアや窓枠など)の色合いを変え

ています。

1階は床を淡い色調に、建具は濃いめの色にして落ち着きなが

らも引き締まった印象です。

2階は廻り縁を無くし、木の質感を生かす色合いでまとめるな

ど、シンプルで若々しい雰囲気になっています。

小屋裏収納やロフトもあって、収納スペースもバッチリです。

階段付近の丸窓も効果的ですね〜。


また、前回ご紹介しましたが、こちらは壁断熱がウレタン樹脂

吹付け、屋根断熱も高機能のものにしていたり、サッシは樹脂

サッシ使用と、快適性・省エネ性も高いんです。


現在、外構工事が進んでますが、外構も明るく素敵な雰囲気に

なりそうです。

お引渡しまであと少しですが、お施主様にお喜びいただけるよう

に最後まで全力で施工します!

そして、毎回申し上げていますが、ここからがお施主様との本当

のお付き合いのスタートとなります。よろしくお願い致しします!


それでは、本日もお読みいただき有難うございました!


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2012/02/29 18:03:49|住まいの情報
屋根瓦が・・・ 竜巻の威力!?

本日は、予想もしていなかった屋根の被害のご報告です。


写真はお客様のお宅の屋根ですが、瓦がかなり外れて1枚無く

なってしまっています。

そして、その瓦は少し離れた場所に落ちていました。

原因は、断定は難しいですがおそらく竜巻だろうとのことでした。

時々ニュースなどでものすごい竜巻の被害を目にすることは

ありますが、実際に普段気にする事は少ないと思います。

が、実は小規模な竜巻は最近比較的増えてきているそうです。

これは話題になったゲリラ豪雨とも関係があるようです。


今回被害に遭われたお宅は20年ほど前に建てられたため、

瓦を1枚1枚固定していなかったのですが、最近では耐震性も

考慮して最低でも数枚おきには釘で固定していて、瓦自体も外

れにくいようになっています。

ちなみに江戸時代までは瓦を葺き土という粘土質の土を敷いた

上に載せて密着させた『土葺き』という工法で、大きな地震では

瓦が外れ落ちることで建物自体の倒壊を防いでいたそうです。


話は戻りますが、それにしても竜巻の威力というのはすごいで

すね。

もしこんな被害にあった場合は、できるだけ早く補修をすること

が大事です。また、できたら10年に1回は屋根の点検をおす

すめします。足場を掛ける外壁の補修や塗装と一緒にするのが

良いですね。


それでは、本日もお読みいただき有難うございました!


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