三ヶ島製材鰍フ進行中の現場のご紹介と家づくりに関する色々な情報をご提供するブログです。 木づくりの温かさと使い込むことによって味の出る良さをお伝えできればと思います。
 
2013/12/21 17:24:17|住まいの情報
木材利用ポイントのポイント発行申請を行いました。

本日は、木材利用ポイントの発行申請のご報告です。本

こちら、入間市のT様邸新築工事は今年6月に着工
し、先日お引き渡しをしました。今回、木造住宅
の新築ということで 30万ポイントの申請です。ピカピカ

構造材は埼玉県産材の
ヒノキを土台と柱に使用し
ポイント発行に必要な材積を満たしています。
また、施工中には
使用する地域材の産地や樹種を
看板等で表示
する事になっていて、申請時にはそ
の写真も添付します。カメラ
そのほか添付する書類としては、対象地域材を
出荷した事を証明する納品証明書や工事証明書、
請負契約書、建築確認済証、本人確認書類などが
あります。

1つ気を付けていただきたい点が、
基本的に申請
するのはお施主様
だという点です。施工業者など
が代わりに申請する場合は、
代理申請となりま
す。また、新築時の他の工事の代金に充当できる

即時交換の申請もできるようになっています。

この木材利用ポイントは秋以降申請件数が増えて
きていますが、まだまだ認知されていないようで
予算にゆとりがあります。
新築以外でも内外装に地域材を使った
リフォーム
工事でポイント申請ができます。拳

参考までに、6帖の部屋の床を対象材に貼り替えた
場合、3万ポイントが付与されます。工事代は10万円
程度が通常ですから、これは結構良いですね〜音符
その際、使用する内外装材が対象材かどうかを
確認してから工事をするようにして下さいね。ニコニコ

(参考)木材利用ポイントHP



追加記事
木材利用ポイントの半年間の延長が決まりまし
た。来年9月末の着工分までが申請対象となり
ます。
詳しくは林野庁ホームページをご覧下さい。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/point/


それでは、本日もお読みいただきありがとうござ
いました!

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2013/11/18 13:27:57|住まいの情報
木のはなし 〜木表と木裏〜

本日は、造作時の木の使い方の話です。家
 

木材には木表(きおもて)木裏(きうら)と呼ばれる、
オモテとウラがあるのをご存知ですか?

木表とは木の外側に近いほうの面で、木裏はその逆、
中心に近いほうの面を言います。

これは
板目(年輪が輪状)の場合で、柾目(年輪が平
行)では縦に並んだ年輪の左右どちらかがそれぞれ
木表・木裏方向という事になります。
また、材の中心に芯がある柱などの材は、四面すべ
てが木表です。

通常、大工さんが和室の天井や長押などの造作をす
る場合、
木表が見えるように使います。

なぜ、そのようにするのでしょうか?ポカン

木は、充分に乾燥させてからも、年月を経るごとに少し
ずつ収縮していきます(因みにこれを“木が痩せる”
と言います)。そして、
その過程で木の外側、つまり木
表側のほうが木の中心側よりも大きく縮みます。

そのため
木表側が凹に、
木裏側が凸に反ってきます。
また、年輪よりも年輪と年輪の間が大きく縮みます。
更に、木裏では内側の年輪が重なるような木目になっ
ているため、めくれ上がってきてしまうのです。

う〜ん、タマネギを想像すると、なんとなく解るような気
が!?

木裏を表面に使うと見た目も悪くなり怪我をしたりする
事や、天井板では内側が膨らんできて圧迫感がある為
木表を表面になるように使うのです。グッド

この他にも、「順目(ならいめ・じゅんめ)と逆目(さか
め)」、「天地」などもありますが、これらはまたの機会に。

このように、木というのは奥が深いです・・・
普段何気なく木を扱っているように見える大工さんです
が、やっぱりスゴイんですね〜。ラブ


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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二期工事もほぼほぼ完了です! 〜入間CATV様局舎増築工事〜

本日は、入間ケーブルテレビ様の現場からご報告です。マイク


こちらでは、昨年秋より局舎の増築工事をさせていた

だいてます。この増築工事、大きく分けて一期工事〜

三期工事まであるのですが、このほど二期工事が完

了しました。拍手


事前に旧局舎の一部を解体・掘削し、一期工事が地

下のRC(鉄筋コンクリート)部分、二期工事がその上

の鉄骨2階建て部分、残りを解体後、三期工事が二

期工事部分につなげる形で鉄骨2階建てを施工、と

いう流れです。

このあと、順次お引っ越しを進めていただき、残りの

旧局舎を解体、三期工事へと進んでいきます。

地質調査や配管の切り廻し工事をしていた昨年秋か

ら1年が過ぎました。早いものです。自信まんまん


まだ仮設足場が架かっているため、外壁など全体の

雰囲気は分かりづらいのですが、外部の階段部分な

どは仕上がりが確認できます。

すっきりとした白と黒のコントラスト、無駄を排したシャ

ープなディテールが、とても良い感じですね〜。

内部も白を基調として黒い部分が箇所々々を引き締

めている、といった印象です。グッド

窓からは、空中に張り出すように造られるウッドデッキと

前に広がる山林の木々が眺められるようになります。


また、このあとの三期工事部分では、ヒノキをふんだん

に使ったラウンジも造られる予定です。

このシャープな感じに、木の温もりが合わさってより魅

力的な建築となるんですね。ラブ

三期工事まで完了するのは来年の春ですが、今から非

常に楽しみです!


それでは、本日もご覧いただきありがとうございました!



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2013/10/09 13:22:00|住まいの情報
消費税増税前と後、マイホームを取得するならどちらがオトク?
ご存知のように、来春4月に消費税率が8%に引き上げられる事が正式に
決定しました。


住宅などの請負工事では、9月末までに契約したものや平成26年3月31日まで
に引き渡しが完了したものについては税率が5%という事もあり、一部で駆け込
み需要が発生しています。家

しかし、増税前のマイホーム取得が本当にオトクなのでしょうか?ポカン

結論から言ってしまえば、これはケースバイケース、ということになります。


ここで考えていただきたいポイントは、


@消費増税に伴う各種優遇措置
A増税前と後の、住宅の価格と工事品質
B元々のライフプランと照らしてどうか

の3つです。やぁ


@の『各種優遇措置』については、住宅ローン減税の延長・拡充住宅取
得者への現金給付制度
省エネ改修工事等を行う場合の控除の拡充
録免許税や印紙税の軽減税率・措置の拡充・延長
などがあります。

住宅ローン減税は延長され、最大控除額が200万円から400万円になり、所得
税から控除しきれなかった場合の住民税からの控除の上限額も拡充されます。
 
住宅取得者への現金給付制度は、年収に応じて10万円〜30万円の現金が給
付されるもので、住宅ローン控除を補完する措置と言えます。

また、ご存知ない方も多いのですが、土地に消費税は課税されません。増税分
の差額が思ったより少ない、といったケースも多いと思います。個人の売り主
さんから中古住宅を購入する場合も消費税はかかりません。


Aの
『住宅の価格と工事品質』ですが、これがなかなか難しい部分です。
施工会社や販売会社によるので一概には言えませんが、一般的に言って、売れ
る時には強気の価格、売れない時にはオトクな価格というのが普通だと思いま
す。また、来年の3月末までは工期や職人さんの逼迫により、充分な工事が行
われない現場が無いとも限りません。(ごく一部だと思いますが)


Bの
『ライフプランと照らしてどうか、これが一番重要だと思います。
確かに、住宅は非常に大きな買い物なので、消費増税は大きなきっかけになり
ます。しかし、無理なローンを組んでしまうと利息負担が増え、長期的にはマ
イナスになる事もあります。資金計画や家族構成を踏まえ、無理のない計画を
立てる事が大切です。


以上の様に、色々な要素があるので増税前後でどちらが良いかはまちまちで
す。ただ、増税による負担増と優遇措置を較べた場合にあまり変わらないよう
であれば今のタイミングではじっくりと住宅の取得を考えた方が良さそうです。

いずれにしても、増税という理由だけで住宅購入を急ぐのは賢明ではありませ
ん。これから毎日住む事や資産価値を考えても、ご自身や家族が納得できる
住宅を手に入れられるのがやっぱり理想ですよね。
ラブ


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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地上部分鉄骨が建ちました! 〜入間CATV様局舎増築工事〜

本日は、入間ケーブルテレビ様の現場からご報告です。


局舎の増築工事が進んでいるこちらでは、今年6月いっぱい

で地下のRC部分が出来上がり、現在はその上の鉄骨造の

部分を施工中です。

8月半ばに鉄骨が立ち上がり、大まかには


 下地、階段  屋根 外壁 内装

という流れで工事が進んで行きます。現在は外壁と内装工事

が並行して行われています。

そして、この部分には
事務所スタジオが入ります。

この区画の工事とサーバー機器類の移設が完了すると、残さ

れていた部分が解体され、いよいよ最終区画の工事へと進み

ます。

計画段階からおよそ1年半、ようやくこの工事も残り半分という

ところまで来ました。拳

建築家の方と現場監督の打ち合わせもより緻密になってきて

います。細部まで詰められた、見応えのある建物になりそうで

ますます楽しみです。ワイワイ

随時ご報告しますので皆さん期待してください!ニコニコ


それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!


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