本日は、エコリフォームで補助金が受けられるオトクなお話です。
11月1日より、『住宅ストック循環支援事業』がスタートしています。
これは、「良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助金制度」と書いてありますが、ちょっと難しいですね
簡単に言うと、既存住宅の質を高めたり流通の拡大を図るため、エコリフォームや良質な既存住宅の購入、またエコ住宅への建て替えをする取り組みに対して、国がその費用の一部を補助する制度です。
これは前回の住宅エコポイントに似てますね。
ただし、前回がポイント制度だったのに対して今回は補助金だったり、1住宅につき1回しか申請できなかったり、木造住宅の劣化対策工事やインスペクションも対象になったりと、違うところも結構あります。
制度の概要 事業予算:250億円
1. エコリフォーム
要件…施工者に発注し実施すること、また実施後の住宅が耐震性を有すること
補助事業者…リフォーム事業者
補助対象…エコリフォーム
補助額…リフォーム工事内容に応じて定める額(下記)
限度額…30万円/戸 ※耐震改修を行う場合45万円/戸
2. 良質な既存住宅の購入
要件…若者(40歳未満)が既存住宅を購入すること、また購入に際しインスペクションを実施し既存住宅売買瑕疵保険に加入すること
補助事業者…宅建業者、インスペクション事業者
補助対象…インスペクション、エコリフォーム
補助額…インスペクション 5万円/戸
リフォーム工事内容に応じて定める額(下記)
限度額…50万円/戸(インスペクション+エコリフォーム)
※耐震改修を行う場合65万円/戸
3. エコ住宅への建て替え
要件…耐震性の無い住宅を除去し、エコ住宅に建て替えること
補助事業者…建設業者、宅建業者
補助対象…エコ住宅の建設
補助額…30万円/戸 ※住宅性能によっては40万円/戸または50万円/戸
限度額…50万円/戸
エコリフォーム対象工事・補助額
@開口部の断熱改修
1. 複層ガラスへの交換 大 8,000円 中 5,000円 小 3,000円
2. 内窓設置 大 20,000円 中 14,000円 小 8,000円
3. 外窓交換 大 20,000円 中 14,000円 小 8,000円
4. ドア交換 大 25,000円 小 20,000円
A外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
外壁 120,000円 屋根・天井 36,000円 床 60,000円
B設備エコ改修(3種類以上の設置が必要)
1. 太陽熱利用システム 24,000円
2. 節水型トイレ 24,000円
3. 高断熱浴槽 24,000円
4. 節湯水栓 3,000円
+
C併せて対象とするリフォーム等
A. バリアフリー改修
手すりの設置 6,000円 段差解消 6,000円
廊下幅等の拡張 30,000円
B. エコ住宅設備の設置(2種類以下)
太陽熱利用システム 24,000円 節水型トイレ 24,000円
高断熱浴槽 24,000円 節湯水栓 3,000円
C. 木造住宅の劣化対策工事
浴室・脱衣室:ユニットバス設置 30,000円 耐水性仕上げ 8,000円
床下:土間打設 120,000円 点検口設置 3,000円
小屋裏:換気口設置 8,000円 点検口設置 3,000円
軸組み・土台:防腐防蟻処理 20,000円
D. 耐震改修 150,000円/戸
E. リフォーム瑕疵保険への加入 11,000円/件
申請期限等
事業者登録:平成28年11月1日〜平成29年3月31日
工事着手(請負契約):事業者登録を行った日のいずれか遅い日以降
工事完了:上記の工事着手〜遅くとも平成29年12月31日(予定)
補助金交付申請:平成29年1月18日(予定)〜遅くとも平成29年6月30日(予定)
完了報告:遅くとも平成29年12月31日(予定)まで
補助要件:補助金額が50,000円以上
自己住居の住宅のみ(住民票が必要)
耐震性を有すること(建築確認済証、登記事項証明書等)
詳しくは、お近くの工務店・リフォーム店もしくは住宅ストック循環支援事業事務局ホームページをご確認下さい。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!
三ヶ島製材のホームページ