食に感動・旅に感動

東京はじめ関東だけではなく私が体験した各地の誰でも 気軽に行けるような旨い店や変わった料理、食材、街で 見つけた気になる物や心に残る旅などを紹介していきます。
 
2021/05/18 18:58:03|うなぎ
知る人ぞ知る鰻の名店
友栄 小田原にある日本有数のうなぎの名店

食通が必ず一度は訪れるという鰻の名店にやってきました。
ず〜っと以前から訪問したいと思っていましたが小田原近辺に来るといつも決まって海鮮料理の店や洋食店等に行ってしまい、つい来そびれていました。
やっと訪問出来たので入店するのが楽しみ。



圏央道も開通したので埼玉の自宅から1時間半ほどで着いてしまう。
平日ならそれほど混んでいないだろうと思ったが甘かった。
10時半頃到着したが、もう店内はほぼ満席
(営業時間は10:00〜16:00)


でも大丈夫。
うなぎは事前に2匹取り置きをしてもらっています。
(席の予約は出来ませんが鰻が無くなる可能性があるので事前に何匹食べるか予約がベター)
今回はせっかくなので蒲焼きと白焼きの両方頂きます。
着物を召した仲居さんがいい席を用意してくれました。
コロナ下で隣りとの席の間隔は十分取ってあるので安心。
女性の仲居さんは全員着物姿です。
(男性スタッフはカッコいいレストランのボーイスタイルです)




箸置きまで丸々太ったうなぎ!
この色の通り友栄では最上級の青うなぎを使用しています。


先ずは肝焼き(タレ)です


生きの良いうなぎの肝!
これから出てくるうなぎの勇姿と生きの良さが想像できる。


黄身の濃い卵黄と絡めて食べてくださいとの事


肝は生きがいいのではじけるようにプリプリとしてうまい!!!
口の中で跳ね返ってくるようだ
卵黄と絡めると又格別
ただ、味が濃いのでそのままの方が私は好み


そして本日のおすすめ料理
初鰹の行者ニンニクの重ね盛り


この器が又いい
会席料理のふたを開けるようでワクワクする。


漬けにした薄切りの大根でカツオを挟んで、更にその間に行者ニンニクを挟んである。(行者ニンニクは葉です)
三重の塔である。


まだ走りなのに脂がよく乗っているのがわかる
牛肉で言えば霜降りそのもの
でも牛肉と違い天然の霜降り


厚切りで見ただけで美味しそう


この料理は注文して大正解
さすがお勧めの事だけはある!
思った通りの素晴らしい味でした。
初ガツオに舌鼓を打てる喜び!
目には青葉、山ホトトギス初ガツオ・・・である。
これをもじって
”目も耳もただだが口は高くつき”
今日は春のぜいたくを満喫です。
(ホトトギスの鳴き声だけは聞こえなかったが)


肉厚の白焼きがやってきました


期待通りの大変大振りな鰻です


沢蟹がアクセントに


肉厚な青うなぎの堂々たる風格。
白焼きででこれ程肉厚なウナギを食べるのは初めてかもしれない。


沢蟹がかわいい


薬味は3種類
定番の本わさび、めずらしい山椒味噌、ゆず胡椒
山椒味噌がいい脇役でウナギの味を一層引き立てる。



ワサビを付けて
おもむろに口の中へ


身はトロトロふわふわ、ボリュームたっぷり
満足!満足!大満足!

でもうな重が食べられなくなりそうなので半身でやめときました。


そしてうな重の登場


見とれてしまうこの姿


念願だった友栄のうな重


この厚み!
この風格!
見ているだけでため息が出るほど。


ふわふわ、トロトロで旨味凝縮
口中を濃厚なウナギが埋め尽くす。
幸せこの上ない瞬間


少し山椒をかけすぎた。
と思ったがこの位かけた方がこの肉厚の鰻にはちょうどいい位だ。
※皆さん、山椒は何を使っていますか?私の一押しの山椒は和歌山の「ぶどう山椒」です。普通の山椒とは味と言い風味と言い全く別物・・・というか本物の山椒です。是非一度お試しを


うな重にわさびは普通付けないのだが、あまりにもボリュームがあるのでわさびを付けて胃の中を調整


名店のうなぎを思う存分堪能できました。

お吸い物には新鮮で大粒の肝が


お新香も自家製で美味しい。
うなぎには不可欠な存在


仲居さんが私のテーブルを見て
”食べられなかったらお持ち帰りできますよ”と声をかけてくれました。
お言葉に甘えて白焼き半身を包んでいただきました。
名に恥じないうなぎ料理と旬の味覚に舌鼓を打った一日でした。
ご馳走様でした。

友栄のHPはココ


すぐ近くに鈴廣かまぼこのかまぼこ博物館があるのでちょっと寄り道
入口入ってすぐ目に付いたのが直径20p程の海鮮お好み揚げとブロッコリーの揚げかまぼこ
海鮮お好み揚げの味は普通だったが、このブロッコリー揚げが素晴らしく旨い!


ブロッコリーが丸々入っている。


ふわふわジューシー
つなぎに何を使っているのだろう?
豆腐かな?
とにかくふわふわである。ブロッコリーがジューシーである。
そしてめちゃくちゃ美味い!
ブロッコリーとかまぼこを合体させるとこれ程の味になるのか!?
と思う位ちょっとした驚きの味である。


友栄に行ったらここに寄って是非このブロッコリー揚げを買って食べてみてください。
ほかの蒲鉾は買わなくてもいいからこれだけは是非!
人に教えたくなる味です。

鈴廣かまぼこ博物館はココ







2021/05/10 17:14:22|洋食
ハンバーグ専門店のキッシュ

ばぁ〜ぐば〜ぐ 川越

松坂牛や神戸牛、黒毛和牛などのプレミアムハンバーグステーキが食べることが出来るハンバーグ専門店ばぁ〜ぐば〜ぐで今日はハンバーグランチです。 
本川越駅からすぐのところにあるが細い路地を入るのでちょっとわかりにくいかも。


木をふんだんに使った内装
昔はこういう洋食屋さんが多かったなあ?


せっかくなので今日は松坂牛ハンバーグのスペシャルセットでお願いしました。
本当はビーフシチューも頼みたかったが単品の提供はないとの事。
・・・こういう店はめずらしい・・・ちょっと残念⤵

前菜のサラダ


前菜3種盛り合わせ


左からサーモンのマリネ、マグロのカルパッチョ、海老とブロッコリーのキッシュ


マグロのカルパッチョ
うん、おいしい


サーモンのマリネ
これもおいしい
野菜が新鮮!


海老とブロッコリーのキッシュ
トロ〜リとろけるようなキッシュ
サクサク感のあるキッシュより数段美味い
これ絶品!
ハンバーグ専門店でハンバーグよりもキッシュに魅せられた!


松坂牛100%のハンバーグ
トマトのモッツアレラをトッピング




たっぷりのモッツアレラチーズと厚切りのトマト
見てくれも大満足


ジューシー感よりも松坂牛の肉そのものの旨味を堪能できるハンバーグだ。


ハンバーグはボリュームがあり食べごたえ十分
でもはっきり言って普通のハンバーグとの違いがあまりわからなかった。


このポテトも大変美味
キッシュと言いポテトと言いここのシェフはこういうサイド料理が得意なのだろうと思う。
脇を固める料理が美味しい店っていいね。


”大きなエビフライ”
とメニューにあったので追加注文
期待はしていなかったがやはりあまり大きくなかったし味は至って普通。
注文する価値はないね。


あまりにも美味しいキッシュだったので単品で追加注文
2切れ付いてきました。


ナイフで切っても柔らかいので綺麗に切れない。
そのくらい柔らかく、口の中でとろけて大変美味!


洋梨のタルト
デザートは数種類の中から選べます。






デザートも大変美味しかった。
最後はキリマンジャロのコーヒーで〆ました。


ディナーなら3種のハンバーグの食べ比べがあるので一度夕食時に行ってみたい。(3種=松坂牛・神戸牛・黒毛和牛)
また肉だけでなく魚介類のメニューもあるので楽しみがある。
子供連れで来るような感じではないのでゆっくり食事が出来そうな店です。
総合的にはいい店だと感じます。
次回はビーフシチューセットを頼んでみたい。当然キッシュも。

ばぁ〜ぐば〜ぐ←クリック








2021/03/16 19:40:00|中華料理
幸せのエビ炒飯
龍馬 坂戸

中華の名店をある程度は知っている自負があるがエビチャーハンの美味しい店を探すのはなかなか難しい。
私の家からほど遠くない場所に自信を持って勧めることが出来るエビチャーハンの大変美味しい店がある。
決してきれいで居心地の良い店とは言えないがまさにチャーハンの隠れた名店と言える店である。

海老チャーハンを食べて幸せになる?
こんな店はめったにない。
その位美味しいのである。



おそらく醤油は使っていなくて塩味の薄味だが優しい味付け、そして旨味が半端でない。
特筆すべきはチャーハンとしてのお米の完成度が群を抜いているのである。
10回の内、10回はこの海老チャーハンを頼んでしまう。
この誘惑にはどうしても勝てない。
もはや中毒なのです。
この海老がまたプリップリとして大変旨い!
(普通の炒飯は実は食べたことが無いんです。でもほとんどの客が炒飯を注文しているので当然、普通の炒飯も美味しいと思う)


実はあまりにも美味しいので最近はわがままを言って、海老の量を2倍にしてもらっている。
良心的でそれでも200円アップの900円で提供してくれる。
海老がこれでもか!という位入っている。


お米は適度なしっとり感を持たせながらもパラパラ!
何度も書くが米一粒一粒の仕上がりが絶妙なのですべてが素晴らしくなるのです。
炒飯に適した米でこれ以上の絶妙な仕上がりのコメは他には無いのではないか?と思う程、ご飯が美味しい。
そして、味がくどくない(濃くない)ので最後まで美味しくおいしく幸せを感じ続けながら食べれるのである。
この絶妙な仕上がりは東京の名店にも引けを取らない。
いや、それ所か名店を上回るほどだと言える。
口に頬張り噛む度に口の中から脳髄まで一気に幸せが広がってゆく。
ああ〜っ!本当に美味!


美味しい海老チャーハンを食べて幸せになる。
それはこの店が叶えてくれる。
良い店を見つけたとつくづく思う。


そのほかの食べたものを以下に紹介するが、味はまあ普通である。
海老チャーハンがあまりにも突出しているのです。
私が注文するのは決まって海老チャーハンとおかず一品か二品です。
すべてがリーズナブルです。

これは海鮮焼きそばのおかずのみ(ソバ無し)


海老、プリプリのいか、貝柱がこれでもか、という程入っている。
塩味です


こちらは海鮮焼きそば


海鮮焼きそばは好きなメニューの一つ
これも美味しい


麻婆豆腐(小皿・・・と言っても一人前十分にある)
この味は普通


牛肉とタケノコの炒め




東坡肉(トンポウロウ)




トロトロ(肉の食感を残して)
東坡肉の美味しい店には負ける




肉団子とタケノコの炒め


海老と茄子の辛味ソース炒め


こういう味付けは大好き
この店はふくろ茸をよく使う




焼売


一個一個が大きい。
そして肉肉しい豪快な味


海老とエリンギの辛味炒め


エリンギの食感はいいなあ
キノコは大ブナシメジ(はたけシメジ)の食感が一番好きかな?


八珍豆腐


これはいい味付け
お勧めの一品


揚げ魚の甘酢ソース


私はこういうのが好きなのです。


魚好きの私は魚のメニューがあれば決まって頼んでしまう。


この店はある程度わがままを聞いてくれるので使い勝手のいい店です。
美味しくて幸せを感じるエビ炒飯を食べるならここですよ。

最近見つけたワンタン
(今まで何度も行っているのに気づかなかった)



ワンタン大好きな私にとっては当然即注文


大振りで肉がたっぷり詰まったワンタン!
出汁をしっかりとったスープはコクがあり大変うまい!!!
その辺の中華料理屋の平面的なスープとは全く違う美味しさ。


いいメニューを見つけた。
このワンタンなら十分満足だ!


龍馬の情報です







2021/02/07 17:31:00|洋食
新春のフレンチにノックダウン
インペリアルラウンジアクア 帝国ホテル

フランスで2軒の有名レストランで総料理長を務め現在は帝国ホテルの東京料理長の杉本雄氏が一年に一度、正月の一カ月のみ演出する和を取り入れたフレンチ風「BENTO」のパンフレットに魅せられて緊急事態宣言が発令される直前に訪問してきた。

日本を代表するホテル・・・日比谷公園から


正面エントランスを入る。
帝国ホテルの象徴的な風景


中2階から


本日訪問したアクア


これが本日の料理の全容です


新春の特別料理で一日20食限定です。
日本の野点(のだて)をイメージしたフレンチの構成


高級食材が目白押し
期待が高まる


窓際の席を用意して頂きました。
眼下に日比谷公園を眺めながらの食事です
いやが上にもこれからの食事を優雅な気分にさせてくれます


まずウェルカムシャンパンで


こういう雰囲気で食事をするのは久しぶり
2〜3年前に行った青山のラ・ブランシュ以来かなあ?


さあ昼餐の始まりです。
まず並べられたのは自分でカスタマイズするサラダ
真ん中にフレッシュサラダ
そして周りを囲むようにして6つの食材が入ったトッピング


このフレッシュサラダに自分の好きなようにトッピングしていきます。


鮪のグリエ
しっとりと中はレアに


パルメザンチーズ


赤玉ねぎとジャガイモ


ピクルスだったかな?


ナッツ(本来はかぼちゃのタネも付いて3種類ですが私はかぼちゃにちょっぴりアレルギーがあるので抜いてくれました)


アンチョビクリームをかけて
これ美味しい!


出来上がりました。
私だけのサラダ
一番上に乗っているのは半熟卵のグラッセ


アンチョビクリームをたっぷりかけて


これが半熟卵のグラッセ(サラダメイク)


もはや芸術!
周りをコーティングしているのは、ほうれん草のグリーンソース


卵を割ると中からトロ〜リ


ソースに浸みたラスクと共に口の中へ
う〜ん うまい


左はオマール海老のヴルーテ(スープ)


右はパルメザンクルート
クラッカーの上にパルメザンチーズと蛸のスライスが乗っています


オマール海老の濃厚なソースが舌に纏わり付き最高!


ああ美味美味!


半分はそのままで


残りはスープに浸して


濃厚なスープと絡まって極上の味わい


美しい!
見とれてしまう
フォアグラのコルネート


ヴェールを纏った貴婦人のよう


上には黒トリュフが


いつまでもこの姿を壊したくないが・・・
フォアグラの濃厚だがクリーミーな食感が素晴らしい
極上の世界へ


宝石箱のような3段の引き出しに入った珠玉の料理の数々が登場


素晴らしい!

一段目には3種類のキャビアのタルトが!
ひときわ燦然と輝いて見える
食べる宝石である


2段目の左には蟹と野菜(かぼちゃが入った)のブレス・・・なのですが私がかぼちゃが苦手なのでシェフが気を利かせて蟹のクリーミー仕立てにしてくれました。
右は蝦夷アワビの冷製パスタ


下段には右から黒オリーブ、青のり、かぼちゃのブレッド
このパンだけはかぼちゃを練りこんだものをそのまま出していただきました。
そして横にはそれぞれのパンと同じ食材を練りこんだバターが添えられている。
そこかしこに料理長の遊び心がちりばめられていて目でも楽しめる。
サプライズの連続です


まず最初のキャビアをしばし目で楽しむ


宝石のようなキャビアの下にはクリームが敷かれており頬張るとその一体感が何とも言えない幸せ感を呼んでくる


赤のラディッシュが黒のキャビアと対照的で色合いが美しい


サクサクのラディッシュとキャビアが合わさって旨味が後から後から押し寄せてくる。
ほっぺたが落ちそうである


上に乗っかているのは香草


香草の苦みがアクセントを添える。
大人の味である

3種のキャビアはどれも珠玉のアミュゼでした。
(アミュゼの紹介が少し後になってしまったが)

蟹のクリーミー仕立て


濃厚なクリームと蟹が合わさって悶絶!


濃厚なクリームの中にも作り手の優しさが感じられ口の中が極上の世界であふれてくる。
ああ美味美味!


蝦夷アワビの冷製


アワビと青海苔を使った爽やかな味


鮑も大きくて食感も楽しめ磯の香りが漂い最高の味


黒オリーブのブレッドに黒オリーブのバターを添えて
初めての味に感動!


かぼちゃのブレッドにかぼちゃのバターで


青のりのブレッドに青のりのバター
青のりは、もしかしたらアオサかな?


3つとも初めての味で私の食の1ページに加わりました。

そして本日のメインの登場


上に乗っかている緑のボールを最初に召し上がってくださいとの事


コロッケの中にはスープのような液体が!


口の中でジュワ〜ッ
ちょっとしたサプライズを覚えた食べ物でした。


蓋を開けるとそこには・・・
牛ショートリブのオリーブ煮が


隠し味に八丁味噌を使っているとの事
そしてクリームにも白みそを・・・
和のテイストを取り入れたコクのあるビーフシチューです


風格のある絶品の味




肉感を残しながら柔らかく柔らかく
幸せこの上ない。


極上の味を堪能しました。


口直しに緑茶をいただきました。
飲み物は10種類あり好きなものを注文できます。


デザートが木箱に入れられて運ばれてきました


手を付けずしばしこのまま観賞


フレーズシュールフレーズ


下に苺が敷き詰められている


苺?を二つに割ると・・・


苺のムースとチョコレート
これはおそらく女性は大好きな味


柑橘類のコンフィ


これはもう芸術です
まるで美術館に来て絵画の一枚を見ているようだ。


金箔と共に


一度にいろんな味が楽しめる。
クリームと共に


抹茶のテリーヌ


廻りをチョコレートでコーティングしてある。
ケーキの表面は砂漠をイメージしているとの事です。
※ご存知かもしれないがデザート(お菓子や果物)とデザート(砂漠)は同じ読み方です(Sが一文字多いだけ)
以前サハラ砂漠の旅のページで書いたが実はサハラ砂漠=砂漠砂漠となってしまい本来はおかしな日本語訳になっています。(アラブ語でサハラは砂漠の意)


粉類を一切使わず仕上げた濃厚なテリーヌ
グルテンフリーです


口当たり、食感、味共にこの上ない出来栄え
甘いものをそれほど食べない私でさえ、このテリーヌなら毎日でも食べたくなる程、絶品中の絶品
この味を伝えきれないのが残念だ。


最後にコーヒーを頂きました。
極上のランチにしばし余韻を残しながら・・・


こちらのアクアではブレザー等の着用は必要ありません


感動!そして悶絶!
今日は一年の幕開けにふさわしい時間を過ごさせて頂きました。
本日の会計は¥16500
雰囲気、サービス、料理全てに金額をはるかに超える満足と感動を提供して頂きました。
シェフとスタッフに感謝です。
インペリアルラウンジアクアの情報はこちらです

帰りに最近売り出し中のフランス人パテシエが開いたパティスリーパロラに寄り道
昨年の秋に誕生した日比谷OKUROJIに店を構えています。


店の一押し カヌレ


フランスのボルドー地方のお菓子です


外はカリッと、中はもちもち
バターとラム酒の濃厚な香りが甘みと共に広がる
これも女性に大人気のお菓子


パロラの情報はココ







2021/01/24 9:29:08|和食
一年の食は元旦にあり
という事で今年もおせちからスタートです

昨年末におせちが届きました。
3年前からおせちを取り寄せています。
豪華で美味しくてその上安上がり(と思っている)
三段重です。


今年は息子夫婦の家に持って行き、年始めのご馳走を楽しみました。


アワビがあるとやはり豪華に見える。




伊勢エビの存在で見栄えがアップ




著名な料理人による監修なのでどれもこれも美味しく、日本の和の神髄をゆっくりと楽しむことが出来ました。

そして今年の外食の食べ始めは・・・
やはり蕎麦!
1月3日に北本にある
「萬吉禎」に訪問
ここは昨年の秋頃に初訪問して気に入ったお店です。


大変趣のある正面入り口の外観


中に入るともうそこは一時代前にタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまいそう


古時計や今では見かけない蓄音機など半世紀以上昔使用していたものが、そこら中に置かれている。
そして(おかしなことに?)静かにジャズが流れている。
いたって静かな空間です。


注文する時や何か用事があるときに、これを使います。
チリリ〜ンと鈴がなります
手作りで大変オシャレ


そしてこのお蕎麦屋さんは自然の食材や野菜に凝っており、この健康野菜も自信作の一つのようです。


全部で12種類あるかな?


一つ一つ丁寧に作られていて味付けも優しく、食べるのが楽しくなる一皿です。


蕎麦を食べるよりこの健康野菜を食べに来る価値があるのではないか?と思う程。
1つづつ味わっていただく


さあお待ちかねの今年初めての蕎麦が登場


いつ見ても蕎麦の姿は美しい
私の好きな細めの蕎麦です


年の初めは今が旬の牡蠣の天ぷらで
野菜もふんだんに入っていてうれしい。
(但し奥に見える春菊のテプラは好みではないので残しました)


大き目でぷっくりした牡蠣が3ヶ付いてきます
揚げ方も程よい湿気を含んでいてフワッと揚がっていて美味しい。


そしてこれが意外とおいしい
わさび丼です。


鰹節が層をなしてかけられており、ワサビは本物を使っているのでよく混ぜないと涙があふれるほど辛くて鼻につ〜んときてしばし箸を中断せざるを得ないほど。
ご飯は見えないがご飯の中に揚げた蕎麦の実がちりばめられていて食感が楽しい。


気になった大根サラダ
決して味付けを濃くせずに優しい味のドレッシングがかかっていて料理人の食材を生かす心が感じられる。


これ、蕎麦の実です
揚げてあるので大根のサクサクとカリカリ感が同時に楽しめてベストマッチ


昨年秋に初めて訪問した時のメニュー
鴨汁そば(冷)




鴨が小ぶりにカットされている。
一般的な鴨汁に比べ出汁の色は濃くないが旨味は十分
しかもおっきな丼で出汁はたっぷり


このとろろご飯が想像以上の味!
蕎麦とセットの小丼ぶりとメニューに書かれているが決して小ではないので注意!
一食分、十分に有ります。


この味ならこれだけを食べに来てもいい位美味しいとろろ飯です。
一押しの味!
尚、卵もこだわりの健康タマゴが使われています




デザートにフルーツが付きます。
久し振りのイチジクです


デザートにもう一品
何味だったか忘れたがゼリーも


そば湯


二度目に訪問時のかき揚げ天


海老のかき揚げ
余計なものは入っていなくて旨い


こういう手作りのお菓子も販売しています


お蕎麦も美味しいし天然食材にこだわりを持った気になるお蕎麦屋さんです。
一般的なお蕎麦屋さんとは一線を画しているのできっと心に残る何かを感じられると思います。
一度訪ねられてみたらどうですか?
萬吉禎の情報はここ