食に感動・旅に感動

東京はじめ関東だけではなく私が体験した各地の誰でも 気軽に行けるような旨い店や変わった料理、食材、街で 見つけた気になる物や心に残る旅などを紹介していきます。
 
2022/03/06 8:59:55|寿司
名店 くりや川
極上の鮨とつまみ 恵比寿

ここにも又感動の名店がある。
今、恵比寿は銀座と並んで名店といわれる店が割拠している。
恵比寿には以前投稿した中華の名店「マサズキッチン」そして鮨「おわな」
そして今日ご紹介する「くりや川」、そのほか行きたい店が数え切れない。




店主と奥さん?かな
店主は気さくで質問にも気軽に答えてくれ、自分からも食に関する色んな話をしてくれるので居心地が良い雰囲気で食事を楽しめる。


本日はお任せコース(19,800円)を予約しています。
追加も頼んだので最終的には約26,000円になりましたが。


塩味(米酢)と醤油味(赤酢)のガリが供されます。
これが旨い!
今まで食べた中でも特にお気に入りのガリです(特に塩味)


さあスタート
めずらしい!
最初から中トロ!
恐らく店主渾身の一貫と確信。
三宅島の一本釣りの本マグロ
肉厚で見るからに風格がある。


今まで食べた寿司のコースでは最初はつまみか握りなら淡白系が出てくるのが普通だ。
よほど自信があるのだろう。


食べてみてその実力の程に納得!
これ以上の繊細さが望めないくらい極めてきめ細かな肉質!
これ程のマグロはめったに食べることは難しいと思う。
シャリ(赤酢)との調和も素晴らしい!
極上のマグロであった。


前置きをひと言
私がすし屋の名店に行くのは訳があるのです。(鮨屋だけに限りませんが)
偉そうに聞こえたら大変申し訳ないが、名店といわれる鮨屋の寿司はいわゆる一般的な鮨屋の寿司とは全く違うのです。
全く別物なのです。
それは握りの一貫一貫が卓越した一つの料理なのです。
つまみ(小鉢)も同じです。
極上の食材を洗練された仕込みの技でさらに極上の物に仕上げ、シャリは米の種類に加え炊き加減、使用する赤酢と米酢の配合、シャリの握りの強さの力加減、そしてシャリとネタのの温度管理・・・等々一貫一貫提供される握りのネタによってすべて違うのです。
一貫一貫を食べる人の状況を見ながら最高の状態に持ち上げて提供してくれるのです。
口に入れた時のしあわせ感と感動は、計り知れないのです。
美味しい店は最近多いですが感動を与えてくれる店はざらにはありません。
HPの題名の通りこれからも私は食も旅も感動を求めて行き続けます。

くりや川の店主は和食も極めた料理人なので一品一品のつまみにも目を引くものがあるのでうれしい限り。

こちらはウニとハマグリのムース、ゼリー寄せ
器を見ているだけでも期待が膨らみます。


蛤を煮詰めた出汁で作ったムースです。
ジュレ掛けのシャリ止めのゼリー。
(シャリ止めとは業界用語で白く結晶するのを防ぐ手法との事)


かき混ぜて口の中へ


う〜ん、うまい!


ハマグリの香りが濃厚だがすっきりした馬糞ウニに移って極上の一品に仕上がっている。




太刀魚のカラスミ掛け


自家製の宮崎のカラスミ。
塩分控えめに作ってあるので優しい味。
今迄カラスミは好きではなかったがこのようなカラスミを出されると好きになってしまう。


肉厚の太刀魚は千葉舘岡沖の五本指。
(五本指とは幅がそれだけ大きいという事・・・ドラゴン級)
太刀魚のドラゴン級を購入するには卸売市場などに行かないと買えません。キロ2,000円前後します。
肉厚で脂が乗って美味しい。


外房のキンメの握りです
軽く炙りで提供


炙りの温度、シャリとのバランス最高!
これ程旨いキンメは初めて
もう一貫食べたいほど絶品でした。


親方がこはだを握っています


内房のコハダ
芸術的な絵画を観賞


絶妙な包丁の入れ具合


赤酢とのバランスが見事!
コハダを食べるとその店の質がわかる
噛みしめる度に旨味が次から次へと押し寄せてくる。


次に出てきたのは・・・
冬が旬の鰆(サワラ)の巻き物
(鰆は魚編に春と書くので春が旬と勘違いしている人もいますが美味しいサワラを食べるなら寒い時期です)


それを出汁に浸して


食べる
素晴らしきかな、日本料理!


のどぐろの昆布締めの焼き物


昆布の香りが脂の乗ったのどぐろに移り絶品


煎り酒に付けて食べます
(煎り酒とは日本酒と梅干から作る出汁醤油のような物で昔ながらの料理の手法)


のどぐろという素材の旨味を最高位迄引き出している。


尚、ご存知かもしれないが、最近よく高級魚のノドグロという言葉を耳にしますがノドグロという魚には2種類あります。
すし屋で使ういわゆる脂の乗った魚のノドグロは赤むつが主流です。
でも黒むつも実はノドグロです。両方共、口の中が真っ黒なんです。
地方によっては黒むつの事をノドグロと呼んでいる所もあるんです。
でも脂が乗っている方は赤むつのノドグロなんです。
値段も赤むつの方が数倍〜10倍以上高い。
だから正式には赤むつと言わなければなりません・・・念のため

噴火湾の馬糞うに


甘くて甘くてとろけるウニがてんこ盛り


云う事はありません
(でも実は私はそれほど好きではありません)


マグロ赤身




こちらのマグロは全て肉厚で供されるようだ。
赤身を食べるとマグロの質の良さがわかる


大トロ


かましたの部位


文字通りとろけます


店主が”コースにはありませんが大変すばらしい天然トラフグの白子が入ったので今日はそれをご提供します”と提案
大きさも半端でない。


天然トラフグの白子の飴煮


リゾット風で


混ぜてコーティングしながら食べてくださいとの事


流石お勧めトラフグである。
トロ〜り、フワフワ
絶品!
フランス料理を食べているような錯覚。


またまた絶品の一品が登場


毛ガニの餡かけカニ味噌仕立て




左の赤酢のシャリと右のカニ味噌の餡かけを


ドッキング


混ぜながら食べます


シャリの中にはウズラの卵が!?
サプライズです。


遊び心満点の一品でした。


次の握りはホウボウ


身はシコシコ


魚は新鮮さだけがすべてではありません。魚によって数日間寝かしています。
そうすることによって魚の旨味を最大に高めます。
魚も肉も同じですが数日間〜1カ月以上寝かすことによって旨味を最大に引き出すのが名店の技。


私の大好きな春子鯛(カスゴ)


この包丁の入れ方によって旨味が格段に上がります。


ゆずの香りがすばらしい。
満足の一品。


これ何だかわかりますか?


あん肝と奈良漬けを何と生八つ橋で巻いてあるんです。


ちょっと考え付かないような組み合わせ!
3つの味が合わさって驚きの美味さ!
セオリーに囚われない発想が素晴らしい。
これ、本当に美味しくて家に帰ってからも度々思い出しては無性に食べたくなって困っているほど。


貝ひもの沁み醤油炙り


ホッキのひもです。
冷たい一品料理が続いたのでいいタイミングの温かい料理。
このシコシコ感と貝特有の香り、たまりません!
七味もいい役割をしています。


来ました。
私の大好きな寿司ネタの一つの車海老


王様の風格
欲を言えばもう少し半生状態の火入れにしてほしかったが・・・


アナゴ
穴子が出てくるといつも思うのは”ああ、もうそろそろ終わりだな”と。


煮詰めで


言う事はありません。
あっという間に口の中でとろけます。


巻き物を握っています


鉄火の手巻きを手渡しで
極上のパリパリの海苔で食べる幸せ!


3日間炊いた椀
骨まで溶け込んで極上だがホッとする味


ここから追加を3貫お願いしました。
今が旬の煮ハマグリ


着物を纏ったようなこの優雅で美しい姿!


名人が炊いた絶妙な火入れ加減のはまぐりと赤シャリの見事な調和!
口の中が幸せでいっぱいになる。
煮ハマグリを食べる最上の食べ方は握りだと確信している。
日本人が生み出したシャリ(赤シャリ)との合体によって最高の一品に生まれ変わる。


店主のお勧めの白魚の桜締め


小さいが存在感を主張
白魚のような手とはこのことを言う


寒い時期しか食べられない旬の味
桜の香りがほんのりと漂い春をイメージさせてくれる。
こういったひと手間加えるのが名店の味。


最後に私の〆の定番かんぴょう巻きをお願いしました。




日本の食の原点の一つ。
海苔とかんぴょうとシャリが郷愁を呼ぶ。
無性に食べたくなるし噛みしめる毎に美味しさが増してくる。
(50歳を過ぎてから日増しに好きになった食べ物です・・・昔は嫌いでした)


最後に冷たいアイスと


温かいポンカンが出てきました。


ポンカンをアイスにかけて召し上がり下さいとの事。


これは間違いなく店主と共に板場に立っている女性シェフの発案でしょう。
温かいポンカンと冷たいアイスの組み合わせがこれほどまでに舌を喜ばせるとは!
驚きです。

今日は至る所にサプライズあり、名人の技による寿司の本道の素晴らしさ、奥が深い日本料理の素晴らしさを合わせて堪能させていただきました。
いつかまた機会を作り再訪したい寿司の名店「くりや川」です。


 







2022/02/23 10:11:26|アジア料理
おいしいアジア料理
ナマステニッポン 東松山

最近できた店らしくインド料理が好きな私だが今迄わからなかった。
昨年暮れ(2021年12月末)に初めて訪問。
ここがなかなか侮れない店だったのでうれしい限り。



店内の風景(この後ろに広い空間が広がっている)


初めての訪問で注文したのは定番のナンとカレー+シークカバブとタンドリーチキンのスペシャルセット


マトンと海鮮カレー
味はどうか?
うん、美味しい。
願わくばナンをもう少しカリッと焼いてほしいが・・・
(私はモチっとしたナンよりクリスピータイプのナンが好み)


私の大好きなシークカバブ(上)
シークカバブはチキンとマトンがありますがセットに付くのはチキン
本当はマトンが食べたかったが。


セットに付くドリンクはマンゴーラッシーを頼みました。
これ正解!
すごく美味しい!
この店に来てドリンクを選ぶならマンゴーラッシーに決まりです。


こちらはタイ料理のパッタイ


タイの海老入り焼きそば


プリプリして大き目な海老


独特なエスニックな味付けでいい味。
私の好みです。


フィッシュティッカ(ハーフ)


カジキマグロのタンドール焼き

これは頼まなくても良かった。
セットにはチャーハンが付く


グリーンカレー


バンタイ(新宿)には及ばないが満足できる味だ。


長時間煮込んだ柔らかな鶏肉が美味しい。


ナンに挟んで


シークカバブ(マトン)・・・ハーフ(通常は4本)


今まで食べたシークカバブでは一番長いかな?
そして美味しい。




やはりシークカバブはナンに挟んで食べるのが一番


ベイガンパコラ
(茄子の揚げ物)


ドーナツのような衣に挟まれた茄子が柔らかで美味しい。


マンゴーラッシー




ビリヤニ(マトン)




スパイスが効いた混ぜご飯(チャーハン)


いい味付け


マトンも柔らかくて美味しい。


トムヤムクン(スープ)


タイの代表的な料理です


香草が効いたスパイシーあふれるスープ


大きな海老が入っている。




でかい海老
こちらもプリップリでうまい!


大変美味しいスープでした。


こちらは
ネパールロティーセット
豆カレーとマトンのダルカリとアチャール(インドの漬物)が付いてきます。


今は羊というとラムがほとんどだがエスニック料理はマトンが旨い。




タンドリー海老(ハーフ)


スパイスが効いた海老がうまい。

今迄ご覧のようにここはインド料理に限らずタイ、ネパールのアジア料理も食べることが出来る。
味はどの国の料理も十分満足できるものなので今後は利用したいと思っている。
ただしタイ料理のプーニムパッポンカリーが無い事だけが残念。
近々タイ料理の最高峰(と私は思っている)のプーニムパッポンカリーの店を紹介します。

ナマステニッポンの情報です







2022/01/23 16:49:00|うなぎ
成田の鰻とラッキーの帰国
川豊 成田参道

ナイジェリアに昨年暮れから一時帰国していたラッキーが帰ってきて6日間の隔離(待機の間違いです)生活が終了したので成田空港まで迎えに行ってきた。

空港へ行く前に腹ごしらえです。
10時半頃に着いたらまだ客はまばらで直ぐに案内されました。


店を入ると左手には鰻をさばく職人さんが二人


2大有名店のここ川豊と駿河屋はこのパフォーマンスが名物となっている。


客席は掘りごたつ式のテーブルです。
当然2階席もあります。


駿河屋にするかここ川豊にするか迷ったが駿河屋の鰻は厚みがここよりありそうだがYouTubeを見た限りでは柔らかさが少ないような感じだったのでこちらに決定。


川豊名物の肝煮


山椒をたっぷりかけて頂く。
う〜ん 柔らかくて生姜の香りが効いて美味しい。


特上うな重
当然国産うなぎです。


照りといい柔らかさといい申し分無い。


大変美味しくいただきました。


私が入店して10分も経ったろうか?
もう外は行列ができていました。

実はスマートフォンの電池がゼロに近くなってしまいもっと色んな画像を撮るつもりだったが断念。
なので鰻屋の画像は少ししかありません。
それよりもラッキーと連絡手段がなくなることの方が心配。
川豊の情報

成田の参道にも
ごま福堂があったのでちょっと寄り道
黒ゴマかりんとう饅頭の揚げたてをもらいました。


黒ゴマの餡がたっぷり
めちゃくちゃうまい!
実は以前巣鴨の同店で食べたが大変旨かった記憶がありました。
(巣鴨のごま福堂は閉店したらしい)
近くの川越に店が出来たので今度そちらに行ってみようと思う。
また購入したくなる程美味しいですよ!



ごま福堂には私の大好きなゴマキューブがあるのでそちらもお勧めです。
ごま福堂の情報


この後、ラッキーを迎えに空港へ行ったが空港のインフォメーションセンターでアナウンスをしてもらう始末。
常にバッテリー器具は携帯しておかないとスマホも無用の長物です。
空港は充電設備があるので結局、コンビニでケーブルを購入しましたが・・・
私が待っていると、大きなトランクを2つ引きずりながらうれしそうな顔をしてラッキーが走りながらやってきました。
余程うれしかったんだろうと思う。
ありがとうを連発されました。
それもそのはず6日間一歩も外へは出られず、食事はドアをノッされた時だけドアを開けて取るだけ。
一日中部屋の中で食事をするかテレビを見るか眠るかしかない牢屋にいるような耐えられない生活だったらしい。(窓から外も見えないようになっていたとの事)
食事は肉料理はあまり出ず量もラッキーには少なくて5キロくらいはやせたと言っていた。毎日水ばかり飲んでいたらしい。
でもPCR検査(3回実施)では先生から褒められたと言っていた。
”あなたの身体は健康そのもので大変素晴らしい!”と

さて最近食べたもので旨かったものを何点か・・・

鹿児島の
西垂水養蜂園の結晶はちみつ


蜂蜜が結晶しています。
※以前リビアのサハラ砂漠の旅の欄で書いたが本物のはちみつは温度が下がり寒くなると固まるのです。


百花蜜だったと思う。
美味!


こちらの黒い蜂蜜は


熊笹のはちみつです。
珍しいし、特有の香りがして今まで口にしたことが無い味を楽しめる。


西垂水養蜂園はココ

こちらは日本2大シジミの産地の北の雄、
青森の十三湖のしじみ
(ご存知もう一つの雄は西の宍道湖です)
知人から頂きました。


いやあ〜さすがにうまい!
出汁が濃くシジミの旨味が身体中に沁みわたる。
毎日でも飲みたい!


小野やの情報です


次回はタイ料理?それとも中華の飲茶点心?







2022/01/16 17:05:03|日本蕎麦
正月は蕎麦とフレンチ
寅年元日は例年のお節で







京都の老舗料亭 岩元の三段重です。
日本料理のお節は見た目はいいが一品一品を取ると特別感動するものが無いので来年は中華かフレンチにしようかなと思う。

正月2日 蕎麦からスタート

雄翔 坂戸

席に着くなり”お久しぶりです”と店主に言われてしまいました。
実は以前は毎週のように訪問していましたがコロナが発生して以来2年近く訪問していませんでした。

正月限定特別御膳


数の子ワカメ包み・若竹煮・海老しんじょうごぼう巻き・カブと大根の酢の物


お造りはかんぱち


鴨鍋


雄翔自慢の蕎麦


数の子を柔らかなワカメで巻いてある。
しかも数の子はバラバラで味付けも上品
丁寧な仕事をされていることが随所にうかがえる。
取り合わせが素晴らしくこういうところがプロのなせる技


タケノコも上品な味付けでおいしい


海老しんじょうがいい演出をしています。


日本人には欠かせない酢の物
さっぱりとしたものを頂くとホッとする。


金柑と粟餅のデザート


さっぱりとした金柑とふわふわの粟餅が口の中で溶け合う。
大変美味しいデザートでした。


最後はコーヒーで食後の余韻を楽しみました。


これだけ付いて1350円(蕎麦を大盛りにしたので+200円)
やはり雄翔の料理は上品で美味しくて他の店と一線を画します。
素晴らしいコストパフォーマンスです。
雄翔の情報はココ

続いてフレンチ

ステラ 川越

半年振りの訪問です。
個室を用意して下さいました。




本日は9000円のコースを用意して頂きました(飲み物は別)

アミューズです。
ニンジンと車海老とウニのムース
コンソメジュレ仕立て


アミューズはいつもワクワクです


たっぷりのコンソメジュレがかかっていて美味しそう


ウニもたっぷり


口の中で”プリッ(海老)、フワッ(ウニ)、じゅわ〜(ジュレ)


車海老はプリップリで歯ごたえ抜群


出来れば2種類位のパンが欲しかったが・・・


厚岸の生カキ カリフラワーのムースで


さすが名産地の牡蠣は大きくて立派


海水ジュレ仕立てです
美しい






とろける牡蠣とイクラが海水ジュレと共に余韻を残しながら鼻に抜けてゆく。
素晴らしい味です。


こちらはオオモンハタとフォアグラのデュエット
次に出てくるメインの魚料理のオオモンハタをつかった一皿です。


パイ生地に包まれたフォアグラ
うまい!


フォアグラをオオモンハタで巻いて
白身だが味が濃縮したハタと旨味が押し寄せるフォアグラの取り合わせの技がシェフの真骨頂


オオモンハタにイチジクを乗せて
イチジクもフランス料理には欠かせない素材の一つ


メインの魚料理が登場です。


オオモンハタのポワレ
ブイヤベース
※オオモンハタは深海魚キジハタの仲間です。
シェフからの情報ではなかなか手に入らない高級魚との事


白身魚だが脂が乗っている


皮目周辺が旨そうである。


たっぷりのブイヤベースのスープに浸して口の中へ


魚介からとった濃厚な出汁
ステラのブイヤベースは定評がある
素晴らしい味である。


シャキシャキのレンコンがアクセントとなって旨い。






私はどちらかというと肉料理より魚介の方が好みです。
だから私のブログは魚料理の方が多いと思います。

本日のメインの肉料理は
鹿肉のロースト


鹿肉(ジビエ料理)は身体が温まるので冬は特に人気の食材です。




驚くほど柔らかくクセも全くありません。
それどころか肉質が非常によく噛めば噛むほど旨味が押し寄せてきます。




この玉ねぎのローストが又美味しい。
ローストすることによって甘みが最大に引き出されている。




デザートはチーズケーキ


大変濃厚でチーズの美味しさが口いっぱいに広がるケーキでした。


今年は日本料理とフレンチでスタートしました。
実はこの前々日に天ぷらの天ぬまにも訪問していますが・・・

先ほどラッキーから電話がありナイジェリアから成田に着いて6日間のホテル待機との事で6日後の金曜日に成田まで迎えに来てほしいと頼まれました。
迎えに行かないと別のホテルに移動してさらに6日間待機しなければならないとの事。困っている人は助けなくちゃあならない。
金曜日は成田のうなぎかな?

ステラの情報はココ

 







2021/12/30 16:46:03|和食
人形町今半で,すき焼きを
今半本店 人形町

寒くなって来たのですき焼きの気分
池袋の支店は満席なので本店に電話したら個室ではないが二組用の部屋ならOKとの事
人形町には日山というすきやきの名店や昔よく利用した天ぷらのみやび等、食通をうならせる美味しい店が目白押しです。
早速行ってきました。



和室ですがテーブル席です。


本日はすき焼きコース(上)+追加のコースをお願いしました。


前菜です。
日本料理は美しいなあと感じる一瞬




和牛の味噌煮
丁寧にコトコトと焚かれていて口当たりが大変いい。


左は京壬生菜のおひたし


サーモンの錦巻き
下は牛すじ寒天


何だったか忘れました・・・


金柑の甘酢蜜煮


お造り


本日は真鯛と鮪


担当の仲居さんが付いて全てやってくれます。
今日は優雅に上げ膳据え膳です。


本日のお肉は群馬産の黒毛和牛の上ロース


細かい差しが入りきれいな断面
美味しそう




すき焼きの始まり


仲居さんがこうやって調理してくれるのを眺めながらの食事は最高。


表面に火が通ったらサッと引き上げて


頂きます。
う〜ん うまい!
柔らかくてとろけそう!


さすが、手慣れていて無駄がありません。


絶妙なタイミングで材料を並べていく。


肉厚の椎茸が存在感をアップ
美味しい


私の苦手な春菊
でも食いしん坊だから頂きました。












残ったつゆをご飯にかけて卵かけごはんにして頂きました。


そして追加で頼んだ本日最高の肉
極上のサーロイン一枚です。


さらにきめが細かく繊細な肉質


見ているだけで幸せな気持ちに浸れる




本日の最高の肉を頂きました。
素晴らしい!の一言です。


最後は卵を割り入れてタマゴ丼にしてくれます。


見事な鍋捌き


さすが年季が入っている。
半熟トロトロのタマゴ丼を作っていただきました。


すき焼きの残り汁で作った卵とじは本当にうまい!


デザートは
杏仁豆腐のオレンジソース掛け




すき焼きの老舗で杏仁豆腐が出るとは思ってもいませんでした。
でも杏仁豆腐も丁寧に作られていてオレンジソースと相まって美味しくいただきました。


今日はすき焼きの老舗で12月にふさわしい美味しい食事を堪能させていただきました。

本店の向かい側には今半の惣菜の店舗があり名物すき焼きコロッケやメンチなどいろんな種類の揚げ物が並んでいます。
又、本店の隣には今半の精肉店があって極上の肉を買うことが出来る。


帰りに人形町の名物の一つである玉子焼きを購入。
今回は二つの名店の内、一方の雄である鳥近
(以前はもう一つの雄の鳥忠で買いました)






甘いがたっぷりと旨味のある出汁を吸った玉子焼きです


人形町今半の情報です