まだ10代だった頃 歌舞伎町から靖国通りの横断報道に立って 『私はここで、一人ぼっち・・・』と 孤独感を感じたことがある
電車で帰宅する時 妙な安心感を感じる時がある “同じ方面”という連帯感?
新橋へ友人にお酒を誘われた 少し早く着いたので 駅近くのビルへ・・・・ 入った瞬間『何ココ?』と、足がすくむ 怖いもの見たさにエレベーターで上へ 天井の低い、見慣れないビル内の様子 喫茶店内、男性だらけ・・・・
新橋は通りで店で、男性がお喋りしている しかめっ面では無い、仕事姿の男性の顔 男も群れる・・・・?
同族で群れる人達 群れることでの安心感
そんな社会で、社会から隔離されたような人達 行方不明の老人・孤独死・閉じ込められた子供 親族の殺害・・・・
一人で頑張って生きてきた人が、 「お墓はみんなと一緒がいい!」と 集合墓地を求めるドキュメンタリー番組があった
一人では存在しえない人間 この世から姿を消す終焉の時 せめて、涙を流す人がいて欲しい お別れを云ってくれる人がいて欲しい
暑い夏、喉が渇く 淋しくて、涙も渇く 渇いてカラカラ 全ては空か・・・・
蝉時雨 生を競って 自己主張
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