風を感じて・・・・

自分の周りに吹く風を感じることで、人生は変わる
 
2010/10/30 11:34:35|その他
犬語?

「アメリカの犬と日本の犬は会話ができるか?」と
新聞にあったけれど

オーストラリアに滞在中の私の経験
英語の中で生活している“彼”は、
日本語を完璧に理解していた

初めは、英語(彼の聴きなれないJapanese English)でも反応し
その内、完全なる Japanese で
「トイレ行くだけだからぁ、そこで待ってなさい!」
「だれかきたかな?見てきて!」
「戻って来なさい!」
いたずらした時に、
「なんで。こんなことするの!まったくー、だめでしょ!」
叱りつけたら
 横座り、頭を垂れ、目を潤ませ・・・・
「さあて、そろそろ散歩に・・・・」で
飛び上がって喜ぶ

私の言葉を理解している?
私の心を読み取る?
犬の能力にビックリ!

言葉は単なる
コミュニケーションの手段に過ぎないと
しかしながら、人同士では
言葉が出来なくては
コミュニケーションは取れないと
だから、言葉は大切?
イヤイヤ、
以前我が家にオーストラリアから来た留学生
彼女の英語は、理解出来た
『私、英語解る!』と・・・・
字幕なしの映画 ちんぷんかんぷん

彼女は、日本語で作文を書いた(写した?)
そしてお土産にマンガ本
彼女もきっと思ったのだろう
"I understand Japanese !"と・・・・

言葉を理解する事は
相手と心が通う事で可能
理解しあえれば言葉は不要
て、ことは・・・・
段々と会話の無くなる夫婦の関係
会話が問題なのではない・・・・?


日本で犬の調教している所を見ると
 "sty!" "go!" "stop!" "good boy!"
普段のしつけも英語かしらん?
以前テレビで観た盲導犬に対してもそうだったような?
犬は Bilingual ? Bowlingual?

犬の言葉に世界の区別があるかどうかわからないけれど
オーストラリアの犬の鳴き声は
“わんわん”よりも
"Bow Bow"と聞こえるような・・・・?

そして、本当にうさぎを追いかけてRun
『速







2010/10/22 8:09:13|その他
in Australia
南半球のオーストラリア、メルボルンは、調度日本と反対の季節
今年は、ひどく寒かったそうで
『まだ寒いからジャケット必要よ!」と言われていたけれど
確かに、着いた日は、少し肌寒く
『困ったな』と用意不十分を反省

昨日は、一気に夏!
もともと、服装はばテンデンバラバラの国民性?
ビーチサンダルにタンクトップの人あり
真冬のコートの人あり

今居るところは、メルボルンの中心から離れた町
昨日は、バスと電車を乗り継いでシティまで

車窓の景色は、
「世界の車窓から」そのもの

昨年は、救急でクリニックへ行き
そのまま、大きな病院で一泊入院の付き添いの経験
今度は、産院への付き添い
どちらも、
全く日本と違うことに
驚きと感心

一番は、皆がフレンドリーなこと
救急では、米ドラマ『ERみたい!』
『ホント、ドクターがコーヒー片手にだ!』
『何で、警官?』と、警官の向かい側のベッドを見ると
頑丈そうな鎖につながれた、頑丈そうな男がギロリ!
『あらら....』と足早に....

今度の産院では、初めに受付
次は、説明
次に、案内、カウンセラー
ソーシャルワーカー....
派手なおばさんが、待合までお出迎え
部屋に入ると、その方が...Dr,???
"Hi! nice meet you!"
真っ赤な服、真っ赤な大きな指輪、真っ赤なポシェット.....
沢山のスタッフに私まで紹介され
その度に "Nice meet you too"とニッコリ、ひきつり?

さすが“カフェ文化の街、メルボルン”
大きなホテルのような病院内に大きなカフェ
売店には、色とりどりの花と風船

カルチャーショック!
ここが、病院と知らされないできたら.....?

日本では、遅くまでショッピングができるけれど
大きなショッピングモールであれ、商店であれ、
レストランと食品スーパー以外は、通常5閉店
4時半過ぎると、片付けが始まり、
居ていけない雰囲気に....
みんな、早く帰りたいからが、その理由!
元旦から開店の日本とは大違い!

木曜、金曜は9時までOPEN!
子供も年配カップルも大きなアイスクリームを
食べながら夜遅くまで楽しそう!

私も、今夜はお出掛けしましょ!







2010/10/12 18:31:59|その他
高く高く・・・・速く速く・・・・
イタリアの小さな村を紹介するBS番組
毎回、そこに暮らす人達の普通の生活を映し出す
石畳と猫と
大きな景色の中に小さな集落
鮮やかな色は、窓辺に飾られた花々
ご婦人達のスカーフ

山、海、湖と溶け込むような色合いの家々
昔から続く生活
幸せそうに見える暮らしぶり

昨日は、村の共同洗濯場が映された
近所の友達を誘って・・・・
同じ動作で洗濯をする
大きな声で唄いながら

地震で傷ついた村の教会の修復に
村出身者の会社が入札で落札し
村人が皆喜んだと・・・
でも、修復は大変な仕事
新しく作り替えるなんてことはしない
丁寧に塗料を剥がし時代検証
長い時間、大切に守られてきたものを
長い時間を掛けて修復する
丁寧に作られたものを丁寧に扱う

日本でもエコ・リサイクル・伝統継承と
物の大切さが叫ばれている

それでも、Tokyo sky tree
「毎日どのくらい伸びるのか?」
「どこから撮れば?」
関連商品の数々・・・

今まで日本一だった東京タワーが出来たのは 1958年
たった52年間の王座

パリのエッフェル塔は1889年完工で観光の目玉?
バルセロナのサグラダ・ファミリアはいつまで続く?
高く高く神様へと・・・・
奈良の法隆寺の五重塔 釈尊のお墓?
高さじゃ負けても中身で勝負・・・・?

話戻って“イタリアの小さな村”
人々の控えめな暮らしとたくさんの思い出
家族の幸せを願う言葉
「何があっても 今が幸せ」と言える生活って・・・

エンディングテーマが流れる 
ためいきひとつ・・・・ふぅ〜







2010/10/09 11:52:51|その他
秋、センチメンタル?
夏の間、南半球の友人とskypeでお喋りを始めると
「あ〜蝉の声、あー日本の夏・・・」と、毎回羨ましいと嘆く
今年はひどく寒かったそうだから・・・・
私の耳に響く蝉の声が、地球の反対側の友人に届き、彼女に日本の夏を思い出させる

手紙好きの私達は、
以前は手紙をよく書いたものだけど・・・
メールは、絵文字もあって瞬時に届くので
手紙を書かなくなって久しい

音で聴く蝉の声は
日本を長く離れている彼女には
ヒーヒー暑がっている私の姿をrealに想像できるのだろう
どこまで進む技術!

手紙を書いていた頃は、
便箋を探す楽しみもあった
返事が来るまでの楽しみもあった
パジャマ姿でも美しい言葉を綴れたけれど・・・
手紙を書く為、四季を感じる言葉を選んだ

秋、夜が長くなった
又、手紙を書いてみようかしら?

秋の雨が続き、そろそろ彼岸花?と思っていたのに
巾着田へは行きそびれて
今度はコスモス?
萩、ススキ・・・

夕方車を運転中に “チチチチ・・・”と音が・・・
『ヤダ!なにか不具合?』と窓を開ける
音が大きくなっても “チチチチ・・・・”
耳鳴り程度の音が続く
『ん?虫の音?』
木々や草むらがあるところで、ハッキリと!
“リーンリーンリンリン・・・・”
ずーと続く、虫の音

小さな小さな虫の羽を擦らせ奏でる音が
あんなに響き渡るなんてビックリ!

夜遊び帰りの玄関でリーンリーン ギシギシ チチチ・チ
寝る前、夜の空気を入れるのに窓を開ける ツツツッツ・・・
どれほどの虫が一斉に羽を震わしているのか

昼間騒いじゃ、鳥にみつかる
闇夜に鳥は飛べないだろう
リーンリーン チチチ・チ
スイッチョン キリキリキリ
見つけておくれ ここにいる
夜露に濡れた草むらは
恋人探しで大賑わい?
生きるために必死に奏でる虫の音を
人間様は風流とな?

蝉の声を noise と思う国では、
虫の音も noise ?

秋の茶会、
萩と鈴虫が描かれていた茶碗があった
香合には蜻蛉が

秋くれば 野もせに虫のおり乱る
    声の綾をば たれかきるらむ

あっぱれ!
日本人の美学 拍手







2010/10/04 0:14:50|その他
秋の茶会
お茶のお稽古を続けている
着物が着たいということと
お茶の席で、卒のない所作ができるようになりたいとの思いから

夏の間は、お稽古も大変
クーラーがあっても、目の前で炭で湯を沸かすのだから
汗が茶碗に落ちては大変
夏の茶会は、朝の涼しい内に・・・・
だけど、お稽古はそうはいかない

今日は、秋の茶会
市民茶会で、気楽なものとはいえ、
お道具は立派なものばかり
 「けっこうなお点前で・・・」
それにしても、賑やか
ん???ま、いっか

茶道を世界に向けて発展させている流派の宗匠は
TV番組の中で、世界平和を訴えていらした
茶道には、多くの事を学ぶものがあると
茶人というより、まるで宗教家か政治家???

茶道と禅は結びついている
禅はZENとなり、世界中に広まっている
禅に形は無く、難解であり、正解が無いように思える
だからこそ、世界中で受け入られやすい・・・?

茶道は、形を一歩一歩学ぶ
形を学ぶことによって
形のないものを学ぶ
言葉や数字で表せないせないもの
感覚的なものを体得する

自然を感じ
自然に学ぶ
自分を見つめることは、世界を考えることでもある
どこまで学べば?
いつになったら?
「これだ!」とわかる日が、私にも来るだろうか?
わかるまで学ぶ、それが学ぶことの意味なのか?

一服のお茶を点てることを
守り続ける日本人
茶に心を
茶を文化に
恐るべし・・・・利休居士power