成人の日! 箭弓稲荷神社では、日本の伝統的な技術「はしご乗り」の奉納が行われました。
奉納出初式は比企鳶消防記念会が毎年成人式の日に行っています。 比企鳶消防記念会は、地元土木業関係者を中心に、現在およそ30名の会員で構成され、各地で活動をしています。 主な活動は地域の防火広報活動や神社・仏閣などの奉納行事、技術・技能の向上と労災防止対策の推進などです。
その活動は東松山市内だけでなく、近隣市町村にも及び様々な場所ではしごの技を披露しています。 この日は、箭弓稲荷神社でこの一年の幸せとお祝いの想いを込めてはしご乗りを披露しました。
はしごは、消防設備の整っていない江戸時代に、家事の現場や風向きを知るための重要な道具でした。 出初式等で行われるはしご乗りは、江戸時代の火消しが練習をするために行っていたとも伝えられています。
今回用意されたはしごは、7メートルほどの高さがあり、はしごの上に人が立つと8メートル以上。 この日は、4人が、基本技である、うでだね・ひざだねや返し技である、大がえりなどを繰り広げました。
技が決まるごとに、会場からは大きな歓声が沸き起こり、惜しみない拍手が送られました。 300年以上の歴史を受け継ぐ伝統文化。 これからも、多くの人を魅了し続けてほしいですね!
|