子ども大学をご存知ですか。 2002年にドイツで初めて誕生した子ども大学は、子どもの学ぶ力や生きる力をはぐくむとともに、地域で地域の子どもを育てる仕組みを作ることを目的に開催しています。
今日は、子ども大学ひがしまつやまの入学式と第1回目の授業が行われました!
どきどきわくわくの入学式を終えた入学生たち。 はじめての授業は、「金属をとかしてたたく図工の時間」です。
講師を務めるのは、大東文化大学文学部教育学科・関井一夫さんです。 この日のテーマは「金属」。 私たちの身の回りにあるたくさんの金属にはそれぞれ特徴があります。
今回は、「錫」を使ったキーホルダー作りに挑戦しました。 錫を溶かすためには、232度以上の高温で熱します。 この作業は、小学校や中学校、高校でもすることはなかなかありません。 キーホルダー作りという図工の中で、金属の特徴について学ぶことで、それぞれの教科は独立しているのではなく関わりあっていることを知ることができます。
こどもたちの「なぜ」を刺激し、様々なことに興味を持つきっかけを作るこども大学ひがしまつやま。 今後は、大東大の学生と共に大学生の授業を体験したり、国立天文台の職員を講師に招き宇宙の謎に挑んだりと、様々な授業が予定されています。
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