4月16日(木)までギャラリー&カフェ亜露麻で「安本秀を木版画展」が開催されています。 安本さんは、東京都出身の木版画家。 ギャラリー&カフェ亜露麻では1992年に亜露麻がオープンした年から定期的に個展を開催してきました。
安本さんは、日本にしかない独特の芸術である木版画に魅了され、25歳の時に会社を辞めて木版画の製作活動を本格的にスタートしました。
安本さんの作品のテーマは「木々のある風景」です。 木々のある風景に魅了され、四季折々の木々が織りなす世界を作り続けています。
10年ほど前からは、現実の風景の中にはありえない幻想的な景色を作るようになりました。 その幻想的な景色を作るものは、木版画の技術である重ね摺りとグラデーション摺りです。
とくにグラデーション摺りは、筆で描くことが難しい細かなグラデーションを、木版画であれば作り出すことができます。 グラデーションは、木々の中に浮かぶやわらかい光や、雲や山の細かい濃淡などを表現します。
「安本秀を木版画展」は4月16日(木)まで六反町にあるギャラリー&カフェ亜露麻で開催されています。
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