東松山市立図書館で「第11回朗読会」が開催されました。 この朗読会は、6年前から年に2回開催され、今回で11回目となります。 朗読をするのは、朗読ボランティアサークル・あすなろのみなさん。
あすなろは、平成5年に目の不自由な方向けの朗読者養成講座の卒業生のみなさんによって結成されました。 日ごろの練習の成果を発表する場を作ることが出来ればと、6年前にこの朗読会が始まりました。 朗読するものは、主に大人が楽しめる名作です。 この日は、山本周五郎作の「鼓くらべ(つづみくらべ)」や豊島与志雄作の「手品師」など4作品を朗読しました。
休憩後には、会場全体で谷川俊太郎作の「きりなしうた」を読みました。 「きりなしうた」は、親と子の掛け合いが七五調で繰り広げられ、はじめに戻っていく詩です。 参加したみなさんは、あすなろのみなさんと一緒に声に出して詩の世界を楽しみました。
あすなろは、年2回の朗読会の他に、毎月1回ミニ朗読会を開催しています。 次回のミニ朗読会は、6月10日(水)に開催されます。 本を読むとはまた違った、聴く楽しみを味わってみてはいかがですか。 |