歩く東松山情報局
 
2019/08/30 18:24:00|取材
「やさしい日本語」実践研修

8月28日(水)、東松山市総合会館で「やさしい日本語」実践研修が行われました。

東松山市役所では、外国人の増加に伴い、「やさしい日本語」を使った情報伝達を行うため、今年度から「やさしい日本語リーダー」を各課から選出し、研修を行っています。

この日は、実践研修の前に、埼玉県県民生活部・国際化の椎橋宗利さんによる講義が行われました。

「やさしい日本語」は、普段使わない言葉や言い回しをなくし、小学校1・2年生が習う漢字や言葉を使い、必要最低限の文字数で情報を提供します。
漢字はふりがなで表記して、熟語にはその言葉の意味を補足。
こうして、日本語が得意でないという方にも意味が伝わる文章を作ります。

休憩を挟んで後半は、国際交流員の二人を講師に、実践研修が行われました。

この日研修に協力したのは、アメリカ出身のカビヤ・ゴパナクリシュナンさんと、オーストラリア出身のジョシュア・スクーカムさんの2人。

2人が日本語に不慣れな外国人役になり、参加者は、市役所や図書館等で行う窓口対応を「やさしい日本語」を使って実践しました。







2019/08/29 15:23:08|取材
あつまれ!くらかけっこ!

子ども達に自然の大切さについて学んでほしい。
そんな思いから毎年この時期に開催している「あつまれ!くらかけっこ!」が、8月29日(木)くらかけ清流の郷で開催されました。
 
東松山市環境保全課や比企の川づくり協議会などが協力して開催しているこのイベント。
平成13年から毎年開催された「河童会議」がリニューアルし、名前も「あつまれ!くらかけっこ!」に。
市内の小学生を対象に募集したところ、今年は26組の親子が参加しました。
あつまれくらかけっこには、市の職員や市内で環境保全活動を行っている有志の他、武蔵丘短期大学の学生もボランティアスタッフとして加わります。
準備体操を行った後、鞍掛山を散策しました。
鞍掛橋に隣接している鞍掛山は、平成28・29年度に散策路を整備。
高低差50m・総延長720mの散策路では、鞍掛山の豊かな自然を楽しむことができます。
途中、植物について解説を聞きながら山頂を目指しました。
山頂に着くと、市内や滑川町、嵐山町が望める風景が広がり、みんなで景色を堪能しました。
鞍掛山を下山したら、次は、川の生き物について学びました。
展示されている生物は、2日前に仕掛けた罠を今朝引き揚げたもの。
魚類、甲殻類、両生類など、合わせて14種類の生き物が確認できました。
魚の解説を聞いたり、アメリカザリガニやウシガエルのオタマジャクシなどと触れ合ったりしながら、生き物について勉強しました。
その後、都幾川へ入り、生き物を探しました。
生き物を捕まえると、スタッフやお父さん・お母さんに、嬉しそうに報告。
自然と触れ合っていました。







2019/08/28 15:39:30|取材
子ども大学らんざん 千年の苑で蒸留体験

8月27日(火)嵐山町にある「千年の苑 ラベンダー園」で子ども大学らんざん最後の授業「水蒸気蒸留体験 バスボムをつくってみよう」が開催されました。
 
嵐山町では、今年の夏、地域の子どもに、地域の魅力を知ってもらおうと、「子ども大学らんざん」を開講。
3回にわたって様々な体験教室が行われました。
この日は3回目の教室。
今回のテーマは、「水蒸気蒸留体験 バスボムをつくってみよう」。
嵐山町のラベンダーから抽出した水を使って入浴剤を作ります。
講師は嵐山町にお住いの田中ひろみさん。
はじめに、蒸留体験をしました。
教室には、香りのオイルと水を抽出する専用機が用意され、室内にはラベンダーの香りに包まれました。
この専用機は、ラベンダーの香りを含んだ水蒸気を冷やすことで香りが詰まったオイルと水を作りだすことができます。
講師の田中さんは、ラベンダーのことや、この専用機の仕組みなどを説明。
子どもたちは興味津々な様子で説明を聞いていました。
その後、いよいよ入浴剤作りです。
材料は、重曹とクエン酸、色付けの食紅、そしてできたばかりのラベンダーウォーター。
作業は、重曹とクエン酸、食紅を混ぜあわせたものに、ラベンダーウォーターを吹きつけて固めていきます。
一度に湿らせると炭酸が発生してうまくできなくなるので、「ひとふきして混ぜ合わせる」を繰り返します。
子どもたちは根気よく作業に取り組み、ラベンダーの香りが広がるオリジナルのバスボムが完成しました。







2019/08/25 15:22:05|取材
第20回 ひがしまつやま花火大会

8月24日(土)に都幾川リバーサイドパークを会場に、今年で20回目となる「ひがしまつやま花火大会」が開催されました。

ひがしまつやま花火大会は20年前に東松山市商工会青年部の有志により始まった花火大会です。
今では、東松山市の夏を彩るイベントの一つとなり、市内だけでなく近隣地域からも多くの人が訪れるようになりました。

今年のテーマは「あなたに届け!!〜感謝の花火〜20年間のありがとうを込めて」。

地域の子どもたちに、地域で上げる花火を見てもらいたいと始まったこの大会。
このテーマには、20回という大きな節目を迎え、これまでの花火大会を応援していただいた皆さんへの感謝と、東松山を担う子供の時代が「ありがとう」の笑顔で溢れるようにという願いが込められています。

今年は、例年よりも涼しい中での開催となったこともあり、会場には市内外から多くの人が集まりました。
来年の開催も楽しみですね。







2019/08/25 13:57:23|取材
Hal & Panda at 蚕小屋

市内松本町にある竹間さんのお宅には、かつて養蚕で使われた小屋が今でも残されています。
「農と文化はかけ離れたものではない」「生活の中で文化を楽しもう」「一人ひとりが何かを発信しよう」の3つをテーマに、竹間さんは、蚕小屋を利用してライブや作品展等を開催しています。
8月24日(土)は、ゴスペルユニット「Hal & Panda」を招いてライブが行われました。
 
はじめに、オープニングで、竹間さんが結成したユニット「ひき」が登場し、オリジナル曲を含めた3曲を演奏。
会場を盛り上げました。
続いて、Hal & Pandaの2人が登場。
2人が蚕小屋でライブを行うのは、今回が初めてとのことでしたが、会場には、多くの観客が訪れました。
Hal & Pandaは、ゴスペルシンガー、ボイストレーナーとして個々に活躍しているHalさんとPandaさんのユニット。
ソロとしても、ユニットとしても、様々なアーティストのバックコーラスを務める他、NPO法人国境なき楽団の理事を務め、チャリティーコンサートの開催や、海外の子ども達に楽器を届ける活動を行っています。
この日は、クリスチャンソングや、2人のオリジナル曲、カバー曲などを披露しました。
伴奏を担当したのは、ピアニストの加藤実さん。
加藤さんは、3歳からピアノをはじめ、1981年からピアニストとして活動を開始。
これまで様々なアーティストと共演しています。
会場を訪れた人は、Hal & Pandaの歌声と加藤さんの演奏に聞き入っていました。