市民福祉センターでは、毎年、高齢者に係る身近な問題を取り上、講演会を行っています。
この日の講座の講師は、東松山市に住む山崎幸雄さん。 山崎さんは、認知症サポーター養成講師や目標達成アドバイザーなどを務めていて、地域の公共施設やイベントなどで健康をテーマにした講演やマジックショーを行う「我楽多〜ず」の代表も務めています。
今回は「認知症」という身近な講演ということもあり、会場には多くの方が参加しました。 山崎さんははじめに、認知症になると、どんなことができなくなるかを紹介。 続いて、手作りの紙芝居を使って、認知症とはどんな病気なのか、予防するにはどうしたらいいかを紹介しました。
認知症は、脳細胞の死滅や活動の低下によって認知機能に障害が起き、日常生活・社会生活が困難になる状態をいいます。
認知症を予防するためには、バランスの良い食事、適度な運動、誰かと会話をするなどが有効です。 山崎さんは、新聞やグラフ、自身の経験などを交えながら、予防方法を丁寧に紹介しました。
軽快なトークで進む講演会は、時折笑いも起こり、参加した皆さんは楽しみながら山崎さんの話に耳を傾けていました。 |