今回は「西上州」へ、西上州と言えば山岳サイクリング研究会(山サイ研)の聖地とも言えるエリアである。
同行者はお馴染みの山男M氏、以前から西上州は憧れの地であったと申しておりましたので、これを機に?行くしかね〜べ!
と同時にこの日は山サイ研の「道普請」の日でもあった。
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「道普請」とは道の整備・草刈り等の作業。
簡単な説明ですが車道の建設により往年の旧道は荒廃、もはや廃道化しつつあります。峠越えを愛するサイクリスト達は峠道が消えてゆくのは余りのも寂しい。
そこで峠道を少しでも残す為に山サイ研では、やまねこ亭S氏・ビールO氏・Y氏を筆頭に20年以上前から整備活動が行われ復活まで至り、今現在でも道普請活動を維持しているのです。
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さて群馬県上野村は久しぶりである。朝から天気は快晴で新緑が眩しい。覚えのある所に車デポし、林道を汗だくで登り上げる
この林道をヒルクライムするのは5年ぶりくらいだろうか?
この先のピークの峠までは標高差700mほど登らなくてはならない。しばらく走れば懐かしい広場(写真上)がある。
山サイ研道普請専用キャンプ地である。
もう10年以上も前だろうか、、道普請に参加してここでキャンプした思い出がある。現在は木が生い茂っていて以前のような広場ではなくなっていたが、ここに立ちすくめば、あの時の映像がフラッシュバックしてくる感じで私にとって思い出深い場所でもある。さて新緑を眺めながら進み、林道によって旧道が分断された右個所を確認しながら、あれ?お地蔵様がない??ですょ
以前右にあったお地蔵様は少し先の左側にお座りになっていた。。この場所、道が崩れる事が多く土砂で隠れてしまう為、お地蔵様もさすがに考えたのでしょう。人に見られないようにっと「よっこらしょ」と安全なこの場所に動いたのではと想像してしまいます。
またこの場所から旅人を見守ってくれるのではないでしょうか。
少し進めば尾根上の道となり道路脇にはミツバツツジのピンクの花と青空で迎えてくれる
続きます