7月3日(水)、宮寺小学校で「視覚障害や盲導犬について学ぶ授業」が行われました。
この授業は、福祉について学ぶ総合学習の一環として開催され、小学4年生たちが視覚障害と盲導犬の役割について学びました。
授業を担当したのは、市内にお住まいの斉藤雅子さんと彼女のパートナーである3才の盲導犬ヴァリー。
斉藤さんは、10年前に病気で視力を失い、現在は光しか感じることができません。
しかしヴァリーは、斉藤さんの目となり、日常生活を支えています。
盲導犬ヴァリーの1日は、特別な掛け声「ワンツーワンツー」に合わせてトイレをすることからスタートします。
家での過ごし方や外出時の行動などを紙芝居で紹介。
ヴァリーの1日の様子を児童たちにわかりやすく伝えられました。
続いて、児童たちは視覚障害者の歩行を体験しました。
目を閉じて友達にサポートされながら歩くことで、視覚障害者の感じる不安や困難を実感しました。
児童の一人は「最初は暗くて怖かったけど、友達がサポートしてくれて安心して歩くことができました」と語っていました。
授業の最後に、斉藤さんは児童たちに、「道で困っている盲導犬やパートナーを見かけたら、声をかけて手助けをしてほしい」とメッセージを伝えました。
未来の社会を担う子どもたちが、他者への思いやりや助け合いの心を育むきっかけとなったこの授業。
「ニュースいるま」放送しますので、ぜひ盲導犬について詳しく知ってくださいね。
■ 放送日程のご案内 ■
「ニュースいるま」7月7日(日)
17:45〜/22:15〜/翌9:00〜
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