昨日てんぷらと話し合った結果、
櫓の穴に丸がないのは「鉄砲を使う時に底面がたいらじゃないと使いにくいから」
という結論に至りました。きっとそうに違いない。
そんなわけで、彦根城を後にして次は長浜へ向かいます。
長浜にも見学したいところがたくさんあったのですが
もう時間も遅くなってしまい、この日のお宿へ向かうことに。
今回はちょっとフンパツして、高めのお宿を選択。
小谷城跡にほど近い
「須賀谷温泉」さんにお世話になりました。
お部屋も広くてきれい、露天風呂もサイコーでしたが
なんつったって、夕食の
「近江牛のすき焼き」ですわよ。
残念ながら写真はありませんが…
実は肉があまり得意でないぱんつも「コレハウマイネ!」と思う、
とろけるようなウマイお肉でした!!
ただし、てんぷらがきのこ食べられないので、
ぱんつはほとんどきのこ担当だったことが残念でしたが!!
きのこだけでお腹いっぱいになったよ…きのこもおいしかったけどね…
で、翌朝は一番で小谷城跡を目指します。
前日の安土城で、城跡=登るとインプットされていた我々は、
「番所跡まで2キロ」の表示のある駐車場に車を止め、そこから登り始めました。
「クマに注意!ラジオや鈴を持たずに入山するのはやめましょう」
という表示にビビリつつ、
携帯の着うたと
財布の赤べこについたちっっさい鈴 を鳴らしながら歩いているうちに、気づいちゃったんですね。
「あれ、この道、 車で登れるんじゃね?」
「カーブミラー、ついてるんじゃね?」
でも、もうここまで来て引き返すのも…
と思っていると、案の定、後ろから車が走ってきて我々を追い抜いて行くではありませんか…
…もう…笑うしかない…
ああ登ったさ。歩いて登ったさ。
登りきったところに、駐車スペースがしっかり。さっきの車がとまってました。
そして、そう、ここからが
本当の城攻め。
ここから先は本当に歩いて登る、もはや山。
安土城のように石段がある城跡ではなく、言われなかったら城跡だと思わない、要するに山。
山登りする人にとっては丘ぐらいかもしれないんだけどぱんつにとっては十分山だったよ、うん。
登っていくと、さっきの車に乗っていたご夫婦に遭遇!
「もう追いついたんだね〜」
「いや〜一番麓から歩いてきちゃいました〜あっはっは〜」
というさわやかな会話をかわしつつ、
本丸跡などを共に歩き、お互いに写真を撮り合いました。
話を聞くと、やはりこれがこの旅初めてのツーショット写真とか。
われわれも、この時撮って頂いた写真がこの旅唯一のツーショット写真となりました。
いや〜、素敵な出会いがあってウレシイ
小谷城跡は、本丸跡からさらに奥があり「大獄城跡」まで続きますが、ここで引き返すことに。
ご夫婦も見学はここまでということで、
なんと!ウレシイことに!!
麓まで一緒に車に乗せてくれるというではありませんか!!
うああ!シアワセスギル!!
なんていい人たちなんだろう!!!
なんでも、ご夫婦も途中まで徒歩で登ってきたそうですが
途中で「これは車で行ける」と判断し、ご主人が車をとりに戻ったそうです。
正解です。
ご夫婦は、お二人で、国内だけでなく海外もいろいろ旅をされているそうです。
年齢をお聞きすると、なんとご主人は74歳だとか!
どびっくりです! 学生のころから登山部で、山を登ってらしたそうですが
いやはやそれにしても、お若い!!
ぱんつのお父ちゃんと同じくらいのお歳かと思いましたよ!
車で降りると、本当にほんの数分で麓に到着。
お名前もお聞きしなかったけれど、本当に素敵なご夫婦に出会えてよかったなあ…
これも、麓からエッチラオッチラ歩いて登ったからだと思えば
それはそれでいい思い出ができてよかったよね〜
あ、小谷城について感想も何もなくてスミマセン…
いや、本当に、このご夫婦に出会えたことが
一番の思い出なもんでね…