6月18日、もんちゃんが亡くなりました。
病気だったと思います。
先生にもずっと見て頂いていて、お薬も飲んでいましたが
下痢が良くならず、1か月ほどであっという間に痩せてしまい。
あんなにプリプリになっていたもんちゃんが、
最初にわが家に来た時のようにげっそりと、色も茶色くなって。
症状としては、下痢が始まる以前から、
食欲はあるのに上手に食べられなくなる、痙攣のような動作をする
脱皮ができない(しない)、
手足の関節にボコボコとした腫瘍のようなカタマリができる
などがありました。
直接の原因はわかりません。
以前、うんちの検査をして頂いた時は、感染性の病気はみつかりませんでした。
でも、たとえばクリプトスポリジウムなどは、うんちの検査ではみつからないそうです。
だから、そういう、見つかりにくい病気だったのかも。
あるいは、神経系の病気とかだったのかも。
死因を特定できた方が、他の子達のためにもいいのかと思い
先生にも問い合わせしてみましたが
やはりまだわからないことの多い種類の動物で
犬や猫を主に検査しているところに病理検査に出すことは可能だそうですが
原因などの詳しいことはわからない可能性が高いそうです。
でも、希望するのであれば、冷凍ではなく冷蔵状態にして
持ってきてもらえれば大丈夫ですよ、と言って下さいました。
結局、検査にはだしませんでした。
検査に出したら、何かわかって、今後のヒョウモントカゲモドキの病気に関する
なにか参考になるようなことがわかったのかも知れないけど。
他のコたちになにか感染しているとかいう可能性もあるけど
糞便検査でもわからない病気もあるわけで、
ひとりひとりの体調や様子を注意深く見て
個別に対応していかなくちゃいけないことは変わらないわけで。
寄生虫などの中には、寄生虫そのものには害があるわけではなくて
個体が弱っていたりすると、悪く働いてしまうというような
そういう種類もあるんだそうで。
もうね、なんかそういうこと、あんまりいろいろ考えられなかったの。
もんちゃんに申し訳なくて、
あの時ああしていなければ、とか、こうしていたらあるいは、とか
そういうことをどうしても考えてしまうのですが
考えたところでもんちゃんはもういなくて
ぱんつはアタマガオカシクなりそうです。
せめてもの救いは、最期を看取れたことです。
最後、もう、ほとんど息をしていないもんちゃんを抱き上げた時、
もんちゃん、私を見て、目をぱちって、してくれて、それが最後でした。
こんなことを言うのはずうずうしのかも知れないけど
ぱんつはたくさんたくさん泣いたので、もんちゃんは極楽に行けたと思います。
こんな私は極楽に行けるんだろうか。もんちゃんは許してくれるかな。
ちょっと前に読んだ本に「死とは喪失感のことである」ってあって
本当にそうだなあ、と実感しています。
そこにいないことが、悲しいし寂しいしこわいし。
もんちゃんのお部屋、まだ片付けられません。
こんな思いを、あと少なくとも10回くらいはしないといけない。
ぱんつよりみんなが先に亡くなる可能性の方が高いからね。
かといって、ぱんつが先に死ぬようなことがあったら、残して行くみんなが心配だし。
てんぷらが飼えなくても、引き取り手を探してくれるとは思うけど。
でも、そうすると他の名前をつけてもらったりして
もうぱんつの子じゃなくなっちゃうんだなあ、なんてぼんやり考えてたら
もんちゃんはもうどこへも行かないから
ぱんつの生死にかかわらず、永久にぱんつの娘なんだねえ。
って思いました。
もんちゃん、ごめんね。
一年も一緒にいられなかった。
もっと生きたかったね。ごめんね。
たくさんたくさんいっぱい、ありがとう。
もんちゃんが大好きです。