皮がむけていた多摩湖のその後のご報告です。
こういうことはあまりない事例らしいので、役に立つことはないかもしれませんが
(ないほうがいいですけど)
何かの参考にしていただければと思いまして
一応最近までの様子をまとめてみました。
脱皮の度に新しい方の皮を傷つけてしまっていた多摩湖ですが
かなりひどくなってきたなー、と思ったのが11月。
病院で先生に診て頂いて、特に処置の必要もなくそのままで大丈夫
と言っていただき、様子を見ることにしました。
傷が治る前にまた脱いじゃうと同じことの繰り返しなのかなー…
などと思いながら迎えた次の脱皮。
脱ぐときに無理矢理自分ではがしてしまうために傷になるのであれば、
皮が浮き始めた時点で先にワタクシが剥いちゃうというのはどうカシラ!?
(完全に浮いてない状態だと危険なので見極めないとですけど…)
と思っていたのですが
仕事から帰ってきたら、もう脱いでた…
ああああああ、しかも、左側穴開いてる!!!
お肉見えてるじゃないか…
右側も、いっそうヒドイかんじに…
何なのコレ…痛くないのかー多摩湖―。
しかもこの脱ぎ方…傷のあるところを真っ先に破いてるように見える…
さすがにこんなお肉丸見えな感じだと、また私の心配症が発症してしまいそうですが
先生からも「あまりひどいようならまた診せて下さい」と声をかけていただいたので
「うわーぜひ診て下さいー!><」と言ってしまいそうなところを
むしろぐっとおさえて冷静に考えるように努めましたです。
自分では手に負えないと判断したら、再度先生のご意見を伺おう、と。
同じようなコの話はないかな?とちょっとググッてみたのですが
「脱皮しない」「皮が残る」「皮を食べ残す」とかいう話はたくさんありますが
「自分で新しい皮もひっぺがして皮膚に穴開けた」という話はありませんね…
多種のトカゲと喧嘩になって、けがをした、というコの記事を書いている方がいて
そのコの皮膚が、穴があいてお肉が見えているような状態でした。
多摩湖の傷よりもっと大きい傷で、皮をザックリ切り取られたような感じ…><
そのコは病院で処置してもらい、傷口にはパッチみたいなものを貼ってもらったようでした。
しばらくして傷口に薄皮が出来てきて、だんだん元通りになっていったようです。
お肉の見えている感じは多摩湖も同じような感じだから、
このまま薄皮が出来てくるかな、と思い、次の脱皮まで様子を見ることにしました。
多少出血はありましたが、ダバダバダラダラ出ているわけではなかったですし。
ただし。
そもそも、多摩湖はコレ自分でやっているんですよね…。
喧嘩とか事故で傷つけられたわけじゃなくて、自分でやってるから、
人間の側がなんとかしたところで、きっとまたやるんだろう、と思ったり
さて数日後、傷口に体液が固まってかさぶたのようになりました。
さらに数日後、かさぶたがはがれてきてパカパカになり
ポロっととれて、下にはキレイな薄皮ができてました!!
おおー!きれいになってるー!
生き物の自己治癒能力、スバラシイ
それが12月14日のこと。
さらに3日後には、薄皮に厚みが出てきたようです。
このままキレイに治ったらいいなー!
と思った私が甘かったです。
さらにその2日後、また脱皮です。
見た時には、身体が白くなってきて、だいぶ皮膚が浮いてきたところでしたが
傷口に薄皮が張ったところも、薄皮の上の皮膚がくっつくことなくちゃんと浮いている様子。
皮もちゃんとういてるから、このまま脱げばキレイに脱げるはず!
そしたらコレです↓
あああぁぁぁ…また傷になっているーー…
しかもこの脱ぎ方…頭以外は、傷のあるところだけ丸く切り取ったように皮がない。
つまり、傷のあるところをまっさきに剥ぎ取ってる。
この写真だとよくわかりませんが、右側も、傷のあるところだけ皮が剥ぎ取られてます。
やっぱり、脱ぐときに皮を無理矢理はがして新しい皮膚が取れちゃう
とかではなくて
意図的に傷口のあたりの皮を噛んだりとかしてるっぽいなー。
でも、前回ほど大きい傷にはなっていないので、
3歩進んで2歩下がったくらい…よりヒドくはなっていないので
さらに継続して様子を見ることに。
そしてまた次の脱皮です。
こんどは、もう、皮が浮いてるのを見たらむいちゃうからね!
という気持ちで臨んだ元日のことであります。
夜の水換えの時に、白くなり始めたのを確認。
翌朝出勤前にちらっと見た感じでは、まだ脱いでいない様子。
帰ってくる前に脱いじゃうかなー…と思いつつ、帰宅してみると
おお、顔を脱ぎ始めたところ!
せっかく多摩湖が自分で脱いでるのにナンですが、
先手を打って今回は傷口のあたりだけ剥かせていただきました!
おおお、きれいに剥けた…薄皮もちゃんとできてる。
と思ったら、今度は右側に穴が
でも左側に出来た穴よりは小さいし、もう固まり始めてる。
こんなかんじで良くなったり悪くなったりなんですかねー。
多摩湖が自分でやっていることなので、やめさせようにもやめさせられないし…
あんまり気にしすぎてジロジロ見たり脱皮手伝ったりすると
ストレスで余計やったりしそうな気が
そもそもなんでこういうことになっているかというと
これは私の想像なんですが
太りすぎでお肉がはみ出ているところに足の関節がちょうど当たって
皮膚に異常を感じてるんじゃないかと…
人間でいう股ズレみたいなかんじなのかなあ…
私は子どもの頃から肌が弱くて、今もすぐボロボロになってしまうのですが
夏場、いつも同じカバンを袈裟がけにして持ち歩いていたら
そのカバンが当たる太ももの部分が、衣服と擦れたり蒸れたりすることで
カイカイのボソボソになってしまいまして。
それがまた痒いんですよね…
かいたらもっと悪くなるし血も出てるのわかっているのに
寝ている時とかに無意識でかいちゃったりするんですよね><
痛みよりも痒みが勝る。
…というかんじに似てるのかなー?とか想像してみる。
多摩湖の身体って、ウチの他のコたちと比べても
すごく柔らかくてふにゃんふにゃんなんですよね−…
しかも、ちょっと太ると、下腹部のあたりに横にはみ出すように脂肪がつくみたいで
そこが後ろ足の関節部分と当たっちゃうんです。
なので、とりあえずちょっと痩せましょうかね…
身体に穴があいているのは良くはないと思うので
脱皮の時には気をつけて、穴開けを阻止できる時は阻止しようかと思います。
さて次の脱皮ではどうなることやら…