こんにちは、summer_orange です。
現在普及しつつあるPCの標準インターフェース「USB 3.0」。
HDD用には十分な速度ですが、フラッシュメモリーのような高速ストレージでは不十分。
そこで、新規格「USB 3.1」の策定が進められています。
現在普及しているUSB 3.0は、USB 2.0などとコネクター形状などの互換性を保ちつつ、
ピン数を増やし、従来のUSB 2.0の約10倍の高速化により、約5Gbps の速度を実現しました。
USB 3.1はこのUSB 3.0の延長線上にある技術で、
既存のUSB 3.0と同一のケーブル/コネクターでありながら、10Gbpsに高速化するものです。
もちろん下位互換性も保たれており、USB 3.1のホストにUSB 3.0以下の周辺機器やハブを接続することが可能。
その際は経路上にある最も低いバージョンの速度に合わせられます。
現時点では2014年の遅くに対応製品の発売が予定されており、実際の普及は2015年以降に進むと考えられています。
当初は低速デバイスのインターフェースとして登場したUSB規格ですが、
その汎用性の高さから幅広く取り入れられ、高速なインターフェースとなってきました。