| 10月12日(木)化石と自然の体験館で、「草木染体験教室 坂東山の四季を染めよう 秋の巻〜どんぐり〜」が開催されました。
1,500万年前、東松山市坂東山地区が海であったことを示す化石が多く発見されています。 2012年から産業団地の造成が始まったことに伴い、発見された化石を保存する施設として、2016年4月にオープンしたのが「化石と自然の体験館」。 化石の展示の他に、化石の発掘体験(要予約)をすることができます。
今年から年に4回、「坂東山の四季を染めよう」をテーマに、草木染体験教室を開催しています。 3回目の今回は、どんぐりを使ってストールを染めました。
どんぐりは、トンカチでひびが入る程度に軽くつぶした後、ゆでて染液を作ります。 次に、粗熱を取った染液に、ストールを浸していきます。 草木染めでは、媒染液(ばいせんえき)と呼ばれる、金属の成分を含んだ、染めた色を落ちにくくさせるための液体が使われます。 この教室では、アルミと鉄の媒染液が用意されました。 アルミの媒染液につけると、どんぐりの色に近い茶色に、鉄の媒染液では、黒色に変化します。 参加者の中には、両方の媒染液を使って2色に染める人もいて、染め上がったときの色の違いを楽しんでいました。 化石と自然の博物館では、ヤマザクラを使った草木染体験教室を、来年の2月に開催予定です。 草木染体験教室の他にも、様々なイベントを開催しています! 興味のある方は、化石と自然の体験館のホームページをチェックしてください。 |