10月21日(日)国営武蔵丘陵森林公園で「第33回沼まつり」が開催されました。
滑川町には200以上のため池があります。 森林公園園内には、その内の2割に相当する41個のため池があります。 ため池は、古くから沼として町民に親しまれ、現在も田んぼの貴重な水源として活用されてきました。
米の収穫を終える10月の終わりころ、沼のメンテナンス「沼普請」が行われます。 このメンテナス作業では、沼の水を抜き、泥をさらい、いつの間にか沼に入り込んだ魚を捕まえます。
そんな伝統行事を再現したのが、今回の「沼まつり」。 沼まつりの会場となるのは、ぽんぽこマウンテンの近くにある「あざみくぼ沼」です。
開会式が終わると、網類を使って沼にいる魚を捕まえるイベントからスタート。 四手網を沼底に置き、魚が網の上にかかったら引き上げて、魚を捕まえます。 参加者は、鯉やウナギを次々と捕まえていました。
また、小学生以下の子どもたちのために、うなぎのつかみ取り大会も開催。 子どもたちは、手からすり抜けてしまううなぎに、悪戦苦闘しながらも楽しそうにしていました。 |