鬱々した連休、あまり休まりませんでしたが。本来ならアイポットで映画三昧となるところ、映画館は休館、このまま潰れないでくださいよ~~。
ということで、うち映画。といっても、後味悪い奴や、色々考えさせられるような奴等々、絶対観たくない!!とにかくドンパチでもいい、バッサバッサでもいい、そういうどーでもいい系の映画で観たことない奴、という事でチョイス。「用心棒」とほぼ同じキャラを同じ三船さんが演じております。
いや~~、めっちゃオモロイわあ~~!「用心棒」もそうだけど、ポンポン話が進むので、うわ~これからどーなるの??って感じでハラハラします。内容はまあ、単純ですわね。藩の不正(こういうテーマって好かれるけど、実際のところはどうだったんでしょうね?ありえヘンって気がするんだけど・・・)をどうにかしようとしてる若侍というか、バカ侍の集団がいて、そいつらがあまりにアホたれなので、呆れて加勢するのが三船さん。で、すったもんだ、という話。城代家老の奥方を演じている入江たか子さんが面白いです。どこか浮世離れしてるんだよねえ、自分の亭主は拉致られるし、自分も娘も危なかったはずなのに、なーんか呑気なんですよ。奥方さんに「あなたの名前は?」と聞かれて、思い付きで名乗るのが「椿三十郎」ってわけ。 で、バカ侍の軍団に加山雄三だの田中邦衛だの、というなかなかな人達が混ざっています。田中さんが結構重要な役柄ですね。
とまあ、話はシンプル&バッサバッサ剣劇アクションいう奴で、ミフネのチャンバラ映画が世界を席巻したの、分かります。どこもってっても通じる話だもの。そりゃあ受けるわなあ。黒澤さんには、こういう映画をもっと作ってほしかったです。映画なんか、原則娯楽なんだから。 |