みなさん、こんにちは! いよいよ明日「おとうろうまつり」が開催されますね! 今日の夜から宵宮が行われ、街中にお囃子が響き渡るかと思うと、嬉しくてソワソワしています。
そして、本日4月17日は、入間市宮寺にある西久保観音堂から、とっても心温まる地域の伝統行事がありました。 春の「百万遍(ひゃくまんべん)念仏」です。 この行事、入間市内ではここ西久保だけでしか見られない、とっても貴重なものなんです。
お堂に集まったのは、地域に住む17人の女性たち。 この百万遍念仏は、戦時中に一度途絶えてしまった時期があったそうです。 しかし、「地域の伝統を絶やしてはいけない」という想いから、昭和55年に見事復活! それ以来、40年以上にわたって、おばあちゃんからお母さんへ、そして次の世代へと大切に守り続けられています。
光明真言を唱えながら、見たこともないほど大きな数珠を一斉に右から左へと回していきます。 数珠には一箇所だけ「赤いリボン」が付いていて、一周してリーダーのところへ戻ってくるたびに、カランと鐘が鳴らされます。 通常、こうした数珠の珠は煩悩の数にちなんだ1080個であることが多いのですが、西久保の数珠はなぜか「1099個」。 理由は謎に包まれているそうですが、そんなミステリアスなところも地域の方々に愛されている理由かもしれません。
この念仏、一年に回す回数が決まっています。 4月17日に行われる春の行事では、願いを込めて55回。 10月17日の秋は、お礼を込めて45回。 合わせて年間ちょうど100回。 春にお願いしたことを、秋に感謝して締めくくる」というサイクルが、とっても素敵ですね!
回し終えた後は、数珠を、自分の体の悪いところや痛いところにゴシゴシと擦り付けます。 「腰が良くなりますように」 「今年も元気に動けますように」 そんな皆さんの表情は、真剣ながらもどこか楽しそうでした。
念仏の後は、お茶を飲みながらの楽しいお喋りタイム。 こうした地域の交流こそが、伝統を支える本当の力なんだなと実感した一日でした。
これからも、この温かな輪がずっと続いていってほしいですね。
■ 放送日程のご案内 ■ 「ニュースいるま」4月20日号 17:45〜/22:45〜/翌9:00〜ほか |