食に感動・旅に感動

東京はじめ関東だけではなく私が体験した各地の誰でも 気軽に行けるような旨い店や変わった料理、食材、街で 見つけた気になる物や心に残る旅などを紹介していきます。
 
2022/04/08 17:13:38|
2019台湾4日目
今日は水の街 淡水へ

淡水駅
淡水信義線の終点です。(台北からMRTで約1時間)


いろんな楽しい店が並ぶ淡水老街へ

まず目につくのが花枝道という店
揚げイカをはじめ海鮮類の揚げ物が所狭しと並んでいる。


でかいイカを見栄え良くカラッと揚げている。
これは食べたくなる


おいしそう~


購入すると再加熱してくれ、さらに細かく切って野菜と絡めて食べ歩きできるようにカップに入れてくれる。
私としてはそのままの姿を棒にさしてガブリとやりたかったが・・・


エビやカニなどもあり全部試してみたくなる。


初めから細かくして売っているのもある。


少し行くと台湾ではポピュラーな食べ物の蝦倦(えびまき)の店がある。


ちょっとした人気の店のようなので一つだけ買って味見
海老のすり身が中に詰まっている。


タレが用意されていておばちゃんに”たれをつけてみな”と言われたので付けて食べるとこのタレが旨い!


先へ進むと鐵蛋(味付け煮卵)で有名な阿婆鐵蛋の店がある。


この店の鐵蛋は大変有名で誰もがこの店で足を止めて買っている。


台湾一硬いタマゴらしい。
味見と土産に3袋購入
後で味見をしたが外側の白身(実際は黒いが)の部分は硬いゴムみたいな食感だが黄身部分は味がうっすらと付いていて、ほくほくして旨い。


淡水老街の路地裏に足を踏み入れてみた。
老街市場(朝市のようなもの)が細い迷路のように連なっている。
道幅も狭い。
こういう場所がおもしろい!
大好きな雰囲気


本当はこれが食べたかった。
(昨年のブログではこれを食べに又台湾に来ると書いたくらい美味なタケノコ)
緑竹筍(リュージュースン)
5~8月頃までしか食べられないと聞いていたので10月のはじめでも売っているとは思いもしなかった。


でもここ淡水は確か緑竹筍の本場だったと思う。
ほかの地域には無くてもここへ来れば手に入るのだろう。


狭い路地に店が途切れなくず~っとつながっている。
ほとんど地元の人・人・人で埋め尽くされている。



こういう場所が一番好み。
うれしくなる。


歯ブラシの実演販売をやっていた。
歯茎にあたっても全く痛くなく優しい肌触り
欧米でヒットしている歯ブラシらしい。

面白いので10本買ってしまった。


豚足が肩を寄せ合って並んでいる。
味が染みて美味そう!


この姿!
食べたくてしょうがない。


脱皮カニのから揚げ
これも食べたい!






巨大な肉のから揚げ
これも!


油飯とビーフン
これはどっちも食べたい!


大好きなおこわ(油飯)
この炊き加減、最高でしょう?!


肉粽も


どれもこれも食べたいものばかり
胃袋が10個位無いとダメ
でもこれから胡椒餅を食べる予定があるのでがまん

台湾の餅を上げている店があった。


揚げる前の姿




それがこうなる。


あまりにも旨そうで我慢できなかったので一つでもいいか?と聞いたら、快くOKと言ってくれたので食べた。
外の皮はパリパリで中はふわっとしてほんのり味もついていてすごくおいしい。


ホーチャ!(美味しい)と言ったら夫婦してニコニコ顔でとても喜んでくれた。(美味しいは台湾語でハオツーと言うが現地人同志ではホーチャと言う・・・以前台湾人から教えてもらった)
こういう路地裏の市場は楽しくて毎日でも来たい。
淡水に行ったら是非この路地裏市場を訪ねて欲しい。
台湾人の普段の生活の息吹が感じられますよ。
私が台湾に一カ月位滞在するとしたら、ここ淡水にアパートでも借りて毎日ここに来ると思う。
食べ物を売っている店だけで100は下らないと思う。
そしてすべての店を制覇したい。
そのくらい喉から手が出そうなほど美味しそうなものばかり。
(食べ物以外にもいろんな店があります)

お腹が脂っぽくなったので冷たく冷やしてある青草茶を近くの専門店で飲んだ。
青草茶はその店オリジナルの物が多く、店それぞれの味が楽しめる。
台湾らしく少し甘いが見た目よりさっぱりと飲みやすいので汗をかいた後や食べた後などはすごくいい。
身体をリフレッシュさせてくれる。




路地を離れて少し淡水の遊歩道を散策




南国特有の巨木が淡水河(海)の方へ垂れ下がっている。
海風も入ってきて気持ちがいい。



カップルで来ると素敵なところですよ。



そして淡水に来た一番の目的の胡椒餅の名店へ
台湾人のおばちゃんたちが私に”美味しいよ、美味しいよ”と日本語でアピール
(日本人は見ただけで何となくわかるらしい)


この丸い窯で焼きあげられます。




赤肉(もも肉)と五花肉(肉汁滴るバラ肉)を各一個注文したら店主のおじいさんが何やら台湾語で言っている。
さっぱりわからん?
そしたら紙に書いてくれた。”5分待って”
分かったと日本語で言ったらニコニコうなずいてくれた。
年配の台湾人はある程度日本語が理解できるらしいのでうれしい。


焼きあがりました。




中の椅子に座って食べる。
こちらはバラ肉
滴る脂とぎっしり詰まった野菜が一体となって超美味!!!




こちらは赤肉
肉の歯ごたえがしっかり伝わってきてうんまい!



淡水迄胡椒餅を求めてきたかいがあった。

近くにはこれも名物の巨大カステラ(のような物)の店
同じような店が何店舗もある。


出来上がったカステラをパフォーマンス宜しく目の前で演技してくれた。


80cm×50cm位の巨大なカステラを8等分する。




その一つがでかい!
とてもじゃないが一人では食べきれない。
買って行ってホテルのフロントの人達に残りを上げようかとも思ったが荷物になるので今回は泣く泣く断念。
胃袋が50%位の時に挑戦します。
(結局最後の日に食べましたが・・・ふわふわで美味しい)


淡水でゆっくり過ごしてから途中買い物を楽しんでから今日の夕飯に選んだのは「斎南鮮湯包」

ここは小籠包とチャーハンが特筆に値する店
実は點水樓(小籠包部門で台湾一位に輝いた店)に行くか、ここにするか迷いに迷って決めた店です。
7時頃に行ったが実はまだそれほどお腹が空いていない


店内風景
大衆食堂より少しこぎれいなレストランにした感じ


ここで小鉢が選べます。
この小鉢が美味しそうなものばかりで目移りしてしまう。


水が注ぎカップに入って出てきた。


ご存知台湾ビール


最初に運ばれて来たのは選んだ茄子の小鉢
小鉢と言っても大きめなナスが5~6個乗っかっている。
さっぱりして美味しい。


小籠包のつけダレが最初に運ばれてくる。


注文したのは珍しいヘチマと海老の小籠包


つゆたっぷり、零れ落ちそう


ヘチマと海老って絶妙の組み合わせなんだなあと思い知らされるほど大変美味!


こちらも珍しいトリュフの小籠包も注文




トリュフのいい香りが漂い口に入れて咀嚼しながら目を閉じ余韻を楽しむ。
ツユもたっぷり
注文して大正解の味だ!


一人なので基本の小籠包は注文しなかったがこの店に来たら3種類の小籠包を是非!(蟹味噌の小籠包もある)

このシラスチャーハンを見てください。
シラスがご飯が見えないほど全体を覆っている。


そしてご飯はパラッパラ、シラスはカリッカリ!
ひと口食べた。
”絶妙”の一言!
美味い!!!
名物だけのことはある!ここに来たら是非食べて欲しい。
(台湾には毎年チャーハンの大会もある程人気の食べ物)


カレイの甘酢餡かけ
大きなぶつ切りのカレイがゴロゴロ


魚の甘酢餡かけは私の大好物
白身の魚がふわっと柔らかく甘酢の香りが口いっぱいに
本当にうまい!


料理は全てがすごく美味しくて大満足。
それなのに・・・である。
料理人や店の人には大変申し訳なかったが、連日の食べ歩きでお腹が受け付けず小籠包は半分、その他の料理はほとんど一口か二口食べただけで残してしまいました。
会計をお願いしたらあまりにも残しているのを店員が見て、”持ち帰る?”と聞いてきたが断った。
持ち帰っても食べられないことはわかっていたから。

せっかく美味しい料理を提供してもらったのに心から申し訳ないと思っている。今後はもう少し考えて注文しようと反省しきりです。

明日の最終日へと続く





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