食に感動・旅に感動

東京はじめ関東だけではなく私が体験した各地の誰でも 気軽に行けるような旨い店や変わった料理、食材、街で 見つけた気になる物や心に残る旅などを紹介していきます。
 
2023/05/02 5:36:07|中華料理
びゃんびゃん麺!
凡記西安肉夾饃 池袋

以前から食べたかったびゃんびゃん麺を食べに池袋の決してメジャーではない西安料理が食べられる店に行ってきた。
(隣には何度か行ったことのある永利という池袋では有名な店があります)


刀削麺もありますが、この店の売りはびゃんびゃん麺が食べられる数少ない店です。(知っている限りでは、びゃんびゃん麺が食べられる店は東京で3〜4軒しかありません)


びゃんびゃん麺はこういう漢字。
60画近く有ります。


名物「
肉夾饃」・・・ロウジャオモー


元祖油溌びゃんびゃん麺



汁は麺の下にちょっぴり。
油そばのような感じ。
上には大量のニンニクと香辛料


よくかき混ぜて食べてくださいとの事。




麺は薄く延ばしてあり幅は短い物でも2p位、広い物では4p近くもあります。


刀削麺に少し似ています。
食感は少し違う。
こちらの方がツルツルっとしているかな?
薬味、ニンニクや中国特有の香辛料がたっぷり入っていて美味しい。
但し見た目より量が多く全部食べきると相当お腹が膨れる。


肉夾饃(ロウジャオモー)
実はこれが食べたかった。・・・西安バーガーとも呼ばれている。


小さいころからよく食べていたシャーピンに少し似ている。


肉汁が半端でない!
これは羊の肉かな?
食べるそばから肉汁がしたたり落ちます。
これ、大変美味しい!
別に2つ作ってもらい持ち帰りました。
私はこういうのが大好き。
(おふくろの味のよう)
びゃんびゃん麺やロウジャオモーは大陸の中国人が作る料理店でないと食べることが出来ない本場の味だ。


凡記西安肉夾饃情報です

東武デパートで北海道展をやっていたので覗いてきました。
北海道札幌のスープカレー専門店 奥芝商店の「本気で作ったカレーパン」を購入。

初めて見ました。
プリプリ海老が乗ったカレーパン


大き目な海老が5個




美味しいけど1000円近くするカレーパンは初めてです。
贅沢なカレーパンでした。
(この海老の上にチーズが乗ったカレーパンもあります)


こちらは黒カレーパン


カレーに竹炭を練りこんであるらしくパン生地もルーも真っ黒です。


奥芝商店の情報
 







2023/04/16 10:14:50|フレンチ
美味しい街 行田
ビストロフジヤマ フレンチ

行田、恐るべし!である。
いい店がここにもあった。
(私が「いい店」というのは、ただ美味しいというだけではなく味・人・雰囲気の3つ全てが揃った店の事)

しかも畳の部屋で、そして箸で食事ができるフレンチレストランです。
でもテーブル席なのでお年寄りでもOK。


箸が置かれています。
でも当然ナイフとフォークも。


メニューを見ながら、メイン料理を肉と魚の2つを選んでコースにしようと思ったがどうしても魚料理を2種類食べたくて迷った。
女性スタッフに相談してから決めようと思い希望を伝えた。
何と!!である。
”それでしたらハーフでご提供しましょうか?”
何と嬉しい受け答えだろうか!
ハーフのメニューは無いのに私の要望に応えてくれたのである。

という事で@肉料理は英国風ローストビーフのハーフ、魚料理はA牡蠣のムニエル焦がしバターソースのハーフとBオマール海老と白身魚のクネルニューバーグソースのフルを注文。

最初はオードブル4点


スモークサーモン




パテ


久し振りのパテ
シェフ手作りの自家製が美味しい。


カマンベールチーズ、蜂蜜のフランスパンに乗せて


フランス風茶わん蒸し


日本の茶わん蒸しとは違い洋風出汁。
ふんわり優しい味


パンは2種類


スープが出て来ました。
本日はサツマイモのスープ。
これは美味!
サツマイモの香りが口から鼻に漂い奥深い味。


フランス料理はソースが決め手というが、このスープを飲んだだけで今日この店に来た甲斐があったと思う位美味しいスープ。


牡蠣のムニエル焦がしバターソース(ハーフ)
(本来は牡蠣6粒ですが半分の3粒です)


どうしても食べたかった一品料理
このぷっくりした大粒の牡蠣!
口に入れる前から焦がしバターソースのいい香りが鼻をくすぐる。




バターソースに纏われた牡蠣が”味わって食べて!”と云っている。


ああ〜 うまい!
口の中が焦がしバターソースの香りであふれる。
大きいので食べごたえもある。


そして英国風ローストビーフのハーフ
(本来は2枚です)




ソースも美味いが肉が素晴らしい!


最初、ローストビーフを頼むつもりは無かったがこちらの一押しの料理という事を聞いて注文。
言葉通り、いやそれ以上の極上の味であった。
ビストロフジヤマに来店したら是非食べて欲しいとお勧めしたい一皿である。


魚料理の最後は
オマール海老と白身魚のクネル
こちらはフルです。


ソースはニューバーグソース


素材を引き立たせる素晴らしいソースである。


オマール海老がプリップリ!
ソースはふわ〜っとした軽やかな海の風を感じさせてくれる。


白身魚のクネル(魚をすりつぶし卵の白身等をメレンゲにしたものと合わせた料理・・・日本のはんぺんとほぼ同じ)
口の中をマシュマロのような食感がふわ〜っと広がる。
私はこういう料理が大好きである。


本日のデザート
キャラメルムースのケーキ




コーヒーと共に頂きました。


食後の満足感のレベルが高い料理を頂きました。
帰り際にオーナーシェフに美味しい料理のお礼と少し雑談。
シェフ曰く、鳥インフルエンザとウクライナの影響でタマゴが高騰していて大変な状況らしい。
そのため、このお店の名物料理”フォワグラ”のソテーが現在提供できなくなっているとのこと。(フォワグラも入荷の目処が立たない)
実はこのお店はフォワグラ丼で全国丼ぶりグランプリに輝いた店なのです。
私も実はそれを期待して来たのですが次回以降にお預けです。
でも今日食べた料理は全てに満足のいくものでした。
また必ず再訪したい店となりました。

ビストロフジヤマの情報です







2023/04/01 16:07:46|寿司
今日は若手の店で
すしEDOMAE SS 新宿横丁

今日は築地青空三代目がカジュアルな店として昨年(2022年)新宿に出店した若手が握る寿司を楽しんできました。



カウンター8席程の店内
(ここ新宿横丁には計4店舗の料理を提供する店があります)




まずガリが出されました。


今日はにぎりのみのコースです。
最初はカスゴ


春らしく爽やかな桜色。
断面もきれい。
美味しい!最初に出された満足の握り。


スミイカです。




甲イカは押しなべてサクサク感があり歯ごたえが良い。


ひらめ


シャリは赤酢と米酢等のブレンドとの事


シコシコ身がしまってうまい。


大好きな貝の登場
ホッキ


ホッキは裏返しで提供されると嬉しくなる。


板さんによって表か裏のどちらを表面に出して握るか異なるがそれによって見た目も食感も全く違い満足感が変わってくる。
これは食べる側の感覚(視覚、食覚、味覚)によるもの。
ホッキは絶対裏側である・・・と私は思っている。(握りの場合)


赤身


きめ細かくしっとり。
うまい!


中トロ


まあまあ


〆さば


〆の具合は上々


茹でたての車海老
半生状態で出してくれます。




すし屋で海老が出てくると期待が膨らむ。
以前、銀座のとかみで食べて以来海老に対する概念が変わった。


若手にしては絶妙な火入れ加減
とかみの海老に迫ります。


富山の白エビ




ネットリだが爽やかな旨さ


さより


可もなく不可もなく




予約したコースは12貫だったので追加でお願いしました。
追加はコハダ、煮ハマグリ、イワシ、のどぐろの4品です。
その内のコハダ




寿司を食べに行ったらコハダ(もしくは新子)は絶対に外せない。


春から出てくる煮ハマグリ




ああ、煮ハマグリってどうしてこれ程美味いのか!?


いわし




イワシの旬は6月前後だと思うが脂が乗っていて舌にとろけるような美味さ。すし屋で食べるイワシは本当にうまい!


こちらはコース内のあなご




これはまあ普通だったかな。


軽く皮目を炙ったのどぐろ


とろけるとろける〜


やはり別格の旨さ!


トロたくを仕込んでいるところ


手渡しで提供


鉄板の旨さ


最後にしじみとネギの味噌汁・・・というよりお吸い物に近い味。
若手だが大変美味しい吸い物を出してくれ最後にほっとした気分。


二人でタッグを組んでやっているが二人とも大変フレンドリーで最後まで和気あいあいの雰囲気でお昼を楽しむことが出来嬉しい限り。
今日の会計は握りコースが6000円+追加で3000円位でした。
こちらは若手がやっているが予約しないと席に着くのは難しいので訪問する際は必ず予約を!
(途中で数人、客が来たが断られていました)

EDOMAE SSの情報







2023/03/07 16:17:00|フレンチ
ここにも素敵な店が
ダンディライオン フランス料理 北本

こんな近くに美味しいフランス料理を食べさせてくれる店があるとは思いもしなかった。
自宅から約40分で到着。
私のページの名店の一つに加えさせて戴いたダンディライオンです。



店内は意外に広くてこの奥にも部屋があり10組位は対応できそうです。


本日はセゾンコースを予約しました。(7,000円)
予約の際にお尋ねしたらランチのコース以外に事前予約すればディナーコースも出来ますよとの事なので即決です。
女性のスタッフ(ギャルソン)が5〜6名おられます。
(ランチでも4000円位でメインの魚料理と肉料理の両方が食べられるコース有り)

まず、ノンアルコールのジンジャービア。


こちらはコースとは別で生ガキの冷製


新鮮で質の良い岩手の牡蠣が入荷したとの事でお勧めの一品です。


サッパリとした中にも旨味のあるソースが最初に口の中をフレッシュにしてくれて美味!


店内で焼かれた出来立てのパン。
2種類ずつ提供されます。


コースの始まりはアミューズから
何と、アミューズがフォワグラの炭焼きです。
(フランスのスペリゴール産)


下にシルクスウィートがひかれている。






濃厚さよりも、くどくない芳醇さが勝って口中に広がり絶品!


次はオードブル
アワビの肝ソースゆずの香り


深谷産ポワロー(西洋ネギ)のブレゼ




目を閉じて余韻を楽しむ。
フランス料理の真髄のソース
う〜ん・・・うまい!!!


美味なるアワビ


本日のスープ
菜の花とズワイガニのスープ


新鮮なズワイの身がたっぷり


底にはポテト
菜の花のスープの色も香りも春を感じさせる。
(訪問した日は3/5)




ポテトも混ぜて


パンのお代わりです。
最初とは別のパン。
フランスパンは外の皮が焼き立てパリパリで非常にうまい。
皮だけ頂きました。


メイン料理が出て来ました。
本日の魚料理はキンキとオマール海老のロースト雲丹添え


フレンチの料理の一皿一皿も絵画を見ているような美しさ。


ニンジンのピュレと白ワインのソースが対照的な色合いで美しい。
料理は目で見て満足するのも食事の際の重要な部分。
この要素が五感に働きかけ料理の味をさらに高める。


オマール海老をキンキで巻いてウニがその上に。




素材もさることながら白ワインのソースが美味!




私は魚料理が好きなので今日は何の魚かな?と思いをはせるのも楽しい。オマール海老のプリプリ感と脂の乗ったキンキそしてとろけるようなウニのハーモニーがソースと相まってつい顔がほころぶ。



肉料理の前の口直しです。
ハイビスカス風味のシャーベット


ハイビスカスでリフレッシュ


そして本日の肉料理
本日は和牛ロースのロースト






肉は柔らかいがしっかりと肉質も感じられ噛みしめる度に旨味が押し寄せてくる。


ソースが大変美味!
白いクリームのようなソースはわさびクリーム


ちょっぴりツンとくるクリームソースとの相性が素晴らしい!




デザートはリンゴのコンフォート
デザートは3種類から選べます。


エディブルフラワーが美しい。
最近は日本でも様々なジャンルの店で食用花が使われるようになってきた。










リンゴが甘くて美味しかった。




最後にコーヒーを頂きました。


大満足のコースでした。
目で見て楽しんで、味でさらに楽しんで、食後の余韻も素晴らしくお腹も心も一杯になりました。
接客も大変良くて居心地がよく、普段着で行けるので肩ひじの張る店では無いので食事を楽しみながらゆったりと過ごせます。
人気の店なので平日でも予約した方がベター。
12時には満席になっていました。
また一軒再訪したくなる店が増えました。
近場でフランス料理を楽しみたいなら自信を持ってお勧めします。

ダンディライオンの情報

 







2023/02/05 16:37:59|日本蕎麦
こんないい店は他に見当たらない
あんど

嬉しいことに、ご主人から”身がぎっしり詰まったいい蟹が入りましたよ”と電話を頂きました。
5回目くらいの訪問になるだろうか?
土曜のお昼に早速行ってきました。
今日は寒かったので温かいとろろそばを注文。


海老天も一本
(このお店はメニュー通りに頼むと海老は2本ですが1本でも対応してくれるので嬉しい限り)何と顧客主義なのでしょうか。


店主一押しの毛ガニ(くりガニ)


身がぎっしり!
てんこ盛り!


美しい姿








食べても食べても減らない。




この旨そうな味噌!味噌!味噌!


満足度最高潮!
蟹だけで腹いっぱいになりました。


こちらは庄内のブランド蟹のズワイガニ。
こちらは前回食べた蟹です。


ズワイは蟹の王者(個人の意見)




こちらも身がぎっしり詰まっている。




蟹の身はズワイが一番美味いと私は思う。






味噌もたっぷり






身と味噌をあえて頬張る。


こんな贅沢をしていいのだろうか?
と思う位うまい!!!




岩手の阿部鶏をまだ食べていなかったのでから揚げを注文。
こちらも本来は一皿6個ですが”何個にしますか?””何個でもいいですよ”とお嬢さんが聞いてくれます。(娘さんだと思うが・・・?)
私の注文度合いを見て声をかけてくれるので本当に気が利いていて嬉しくなる。






阿部鶏ってこんなにジューシー感たっぷりなのか!と思うほど肉汁があふれ旨味もたっぷり。


こんな居心地の良い店はめったにない。
店内は広く天井も高くて開放的で、料理の素材も全てが素晴らしく、何よりも店の方達全員の心のこもった接客が素晴らしいのである。
その接客も堅苦しい物ではなく家族を迎えるような接客なのである。
自宅からは約40分、ちょっと遠いがこれからもず〜っと通い続ける店になること間違いなしである。

行田の蕎麦料理 あんど