12月26日(水)国営武蔵丘陵森林公園で 体験型イベント「親子でそば打ち体験~年越しそばの練習を~」が開催されました。 一年を通して園内でさまざまな催しを行っている国営武蔵丘陵森林公園。 今回はこの時期にぴったりの企画「そば打ち体験」を開催しました。 体験に集まったのは4組12名のご家族。 そば打ちを教えるのは地元の農家の皆さん。 講師のカミヤマさんは自らそばの栽培も行い、 ときがわ町の蕎麦屋さんにもそば粉を提供しています。 最初にカミヤマさんが参加者の前でそば打ちの実演をしました。 そば打ちで一番大切なのは、そば粉に水をなじませる「水回し」と呼ばれる過程。 そば粉には小麦などに含まれているグルテンがないため、水を入れても粘りが出ません。 そのため、粉の粒子の間に水を入れてつないでいくことが重要になります。 カミヤマさんの巧みな手さばきで、そば粉は粉から生地、麺へと見事に姿を変えていきました。 実演が終わると今度は参加者自らがそば打ちを行います。 子供たちはゆっくり慎重にそば作りを行い、お父さんお母さんはサポート役。 みんなカミヤマさんの教えを守りながらそば粉と水を合わせていきます。 森林公園の担当者は「そば打ち体験を通して親子のコミュニケーションを楽しんでもらいたい。 また、今回覚えたそば打ちの技を自宅でも実践して年越しそば作りに挑戦してもらえれば」と話していました。 自分で作った手打ちそば。いつもとは一味違った年越しを迎えられそうです。 |