ぼくらのまいにち
 
2013/05/22 14:03:27|その他
東京レプタイルズワールド2013
今月はいろいろとイベントもありまして、
東京レプタイルズワールド2013
に行ってまいりましたー!!
 
一言でいうと、
エキゾチックアニマル(爬虫類、両生類、猛禽類、鳥類などの小動物)
の展示即売会です。
 
今年は会場が池袋のサンシャインシティ展示ホールということで
わが家からも比較的行きやすい場所だったので行ってみることにしました!
 
ハジメテのイベントなのでドキドキ〜。
開場1時間前くらいにつきましたが、すでに長蛇の列w
予想通りすごい人出ですね
 
会場内では、各ショップさんのブースで、それぞれこんな感じで販売しています。
 
 
 
 
販売目的なので当然パックなどに詰められているわけですが、
ぴったりサイズのパックに入れられたツノガエルさんやバジェットさんが
暴れてるのがなんだかカワイソウな感じでしたね
 
 
 
今回見てみたいな―と思っていたのが、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の
スーパージャイアント。
 
 
以前見たことがあるコが、体はもちろん、目玉がこぼれおちそうなくらい大きなコで
衝撃的だったんですよねー。
スーパージャイアントってみんなそんな感じなの!?
と思っていたので、いろんなコを見てみたいな―、と思っていたんです。
 
確かに大きい!パーツの一つ一つが大きいんですよね!頭蓋骨とか!
でも、前に見たあのコみたいにこぼれおちそうな目玉のコはいなかったなあ。
というか、ほとんどのコが寝てたw
 
まあ、飼いたいわけではないんですけどね…
 
大きいといえば、憧れのウシガエルさん!
 
 
おおー!かっこいいっす!
まだもっと大きくなりそうですよねー!
 
ちなみに…価格の相場は良くわかりません…
まあ、飼いたいわけではないので…
 
他にも、いろんな種類のハチュさんやカエルさんにお目にかかれて楽しかった
 
 
ヤドクガエルさんなんかも、動物園に来た気分で眺めちゃってました
すみません///
 
 
 
 
会場では、イベントもいろいろありまして、
この日のステージでは、なんと
田園調布動物病院田向健一院長先生のトークショーがありましたー!
 
トークショーというと、面白おかしいお話しと思ってしまいますが
飼育への取り組み方について考えさせられる、真剣な内容でした。
 
 
テーマは、「エキゾチックペットを飼うということ」と「爬虫類の病気と原因」
実際の具体的な症例を挙げて、詳しく説明して下さいました。
飼育環境を飼育書の通りに整えていても、不調が起こるのはなぜか。
飼育書に書いてあることがすべてではないということ、
その通りにやっていればいいのではなくて、
やはり、その生き物が実際どういう場所に生きている生物なのか、
体の仕組みはどうなっているのか、ちゃんと知らなければいけないということ。
 
そういうこともキチンと踏まえた上で飼育に取り組まなければ
やはり病気とか不調とかは起きてしまうし、
飼い主自身も、「なんで調子悪くなったんだろう…」と心配ばかりすることになって
(↑モノスゴク身に覚えのあるヒト1名)
動物も飼い主も不幸になってしまう。
 
やはり飼い主がもっと学んでいかないといけないなあ、と
強く感じました。
また勉強させていただきました!!
 
45分間もの間、先生のお話しをきけただけでも
入場料1000円(前売り)は安い!と思いましたよ!
 
夕方には、なんとムツゴロウさんのトークショーもあったのですが
我々はその前に会場を後にしました^^;
 
 
で、結局、何か新しくお迎えしなかったのか?というと…
 
しませんでしたw
 
正直、「運命の出会い」があったらどうしよう*><*
などとドキワクしながら行ってみたのですが
「私を待っていたのねーーー!!」というようなめぐり合いはありませんでした。
 
家に帰ってみて、てんぷらと話したのは
「うん、やっぱうちのコが一番カワイイよねと(←親バカ)
 
 
普通よりはちょっと大きいけど、ジャイアントみたいにデカくはない
絶妙なバランスじゃないかとw
 
こんなイケメン(癒し系)はいなかったよね〜、と
 
 
そういう結論に至りました。
 
あ、唯一買ってきたものがあります!
 
「ゾウガメのうんこ」
 
 
いやもとい、「ゾウガメの運来(うんこ)」です。
 
実はこれ、iZooのおみやげ新商品。
以前2月に行った時にはまだなくて、その後発売されたんです。
今度行ったら買おうと思ってたんだ〜。
iZooも出展していて、そこで販売されていたので買ってきました。
写真で見ると、ほんとにうんこっぽいぞ…
(わざとクシャッとした紙にのせてみたw)
 
実際は竹炭入りのドーナツです
思ったよりふわっとしてて、フツーにおいしかったです^^
ネーミングセンスが気に入るw







2013/05/16 20:43:21|その他
河鍋暁斎の「風流蛙大合戦之図」に出会う!
5月は、てんぷらと一緒のお休みが結構多く、
いろんなところへ二人でお出かけで来てウレシイぱんつです^^
 
そのかわり一人の休みがないとなかなかブログ更新しないので
いろいろネタがたまってしまうという…
 
まずはコチラー!
 
原宿にある「浮世絵 太田記念美術館」へ行ってまいりました。
4月23日(土)〜6月26日(水)の期間で
「北斎と暁斎〜奇想の漫画」展を開催中です!
 
 
河鍋暁斎という画家、恥ずかしながら、知ったのはつい最近です。
きっかけは、高山ビッキさんの本「かえるる」
この本の中で「キングオブ “カエルな人”」と紹介されています。
幕末から明治にかけて活躍した画家で、海外でも高い評価を得ているとか。
そしてなんといっても、カエル好きだということで!
カエルを描いた作品がたくさんあるというわけで!
 
のちに、河鍋暁斎記念美術館で「かえる展」が開催され、
「かえる友の会」の発足へとつながっていくわけです。
 
そして河鍋暁斎について知っていく中で、出会ったのが
「風流蛙大合戦之図」
 
幕府の長州征伐を風刺して、カエルの姿で描いたものです。
 
 
↑こちらは今回買ってきた絵はがきで、実物の右3分の1の部分です。
ちょうど幕府側の陣の部分になります。
 
とにかく一匹ずつのカエルの表情がとても豊かで
動きも本当にさまざまで、とっても魅力的なんです
もうすっかり気に入ってしまって
「ああ萌えるってこういうことねと思っている次第です。
 
本の印刷じゃなくて本物が見たい!と思っていたのですが
今回、太田記念美術館に出展されるということで、見に行ってきたわけです。
もう、ずーーっと見てました。
てんぷらがトイレに行ってる間もずーっと見てました。
 
もちろんその他にも、たくさんの作品がありまして
「美人観蛙戯図」もあって、感動いたしました…!
 
 
↑こちらも、購入してきた絵ハガキになります。
 
このカエルも、すんごく魅力的で素敵なんですよねーっ!
 
他にも、北斎・暁斎双方のたくさんの作品を見てきました。
葛飾北斎と河鍋暁斎、
なるほど、現在の漫画のルーツを見たようなきがします。
カエルつながりで今回美術館に足を運ぶに至りましたが
カエルのことを抜きにしても、見に行って良かったなあ〜と思いました。
 
ちなみに、展示は前期・後期で総展示換えするそうです。
一番見たかった二つの作品を見られて良かった…!
 
漫画のルーツといえば…さらにさかのぼれば、
やはり「鳥獣戯画」に至るのではないかと。
 
というわけで、自分のお土産にこちらを購入↓
 
 
「鳥獣戯画」のてぬぐい
 
太田記念美術館の地下1階にある、てぬぐい専門店「かまわぬ」
で購入しました。
 
壁掛け用のパーツも購入して、お手洗いの壁に飾りましたよ〜
 
 
 







2013/05/02 15:48:00|その他
かえるアプリ♪
油断するとすぐブログ更新がオロソカになるぱんつです。
みなさんいかがお過ごしですが。
 
まずはご報告です!
わが家の玄関の中古物件に、つばめご夫妻が入居されましたー!
せっせとリフォームしてお住まいになってらっしゃいますわよ!
今日は昼間も1羽だけ巣にずっといるので、もしかしてもう産卵!?とか
いやー今年もたのしみですなー!!
 
そうそう、ご報告といえばもう一つ…
なんとー!ほらいさん5カ月ぶりのウンティをされましたーー!!
おめでとうございます!!
 
 
あ、ちなみにこちらは、毎年恒例の、
地元スーパーで開催される「わが家のペット自慢写真展」に応募した写真です。
 
今までも最大4カ月半の記録はありましたが、さすがに5カ月になると心配
たまいさんも最近調子悪そうにしていてずーっと心配だったので
思い切ってまたもや先生にご相談に伺いました。
 
レントゲン撮って頂いたら、はっきりとウンティのしろい影が!
でも、異常なわけではなくて、大量につまっているというよりは
ウンティがありますね、っていうくらいの感じ。
 
エサがパックマンフードのみだったので、それが出にくい原因かもです。
パックマンフードが悪いとは言わないですが、カスがあまり出ないそうで
つまり…ほとんど栄養として吸収されてるってことでしょうか!?
 
「まあ、そのうち出ますよ」
と言うことで、またもやまたもやまたもや
飼い主を安心させていただいて帰ろうとしたその時に!
駐車場で車に乗る時にバッグの中を確認したらば!
たまいさんが…!あああああああほらいさんもがああああああ!!
奇跡のダブルウンティがあああああー!
 
たまいさんはちょっと下痢っぽかったけど
ほらいさんの、5カ月間熟成されたそのウンティの見事なことと言ったら!
思わず写真とってしまったほどの超美麗ウンティでしたよ。輝いてた。
 
まーそんなわけでですね。
今後は、別えさの導入も検討していきたいと思います。
 
 
どうしていつもタイトルの内容に行くまでに無駄話がおおいのカシラ。
いえけっして無駄ではないですけれども。
 
 
本題。実はうれしいスマホアプリを発見しましたー!
 
あわしまといえば…2011年に訪れた、「あわしまマリンパーク」です!
あわしまマリンパークといえば
 
アシカショーや
 
 イルカショー!
 
ですが、なんといっても「世界のカエル館」でしょう!!
2011年…コーフンしすぎてカエルの写真を1枚も撮らずに帰ってきたことは
生涯忘れない…!
写真撮ってもいいのかどうかわからないですが
 
そんなワタクシに朗報ー!
なんと「世界のカエル館」のカエルさんたちの図鑑アプリなのです!
 
しかも…動画もある!
まー、静止画か…!?と思うくらい動かないカエルさんたちですが
だからこそ「あああああ!動いた―ッ!」という動画のヨロコビは大きいですよw
ぱんつはバジェットさんの捕食動画に萌えました
 
さらにウレシイおまけに、あわしまマリンパークの入園割引券付き。
大人1500円が1000円に割引に!
これはなかなか素敵なアイデアですw
 
ホーム画面には、あわしまマリンパークのイベント情報も表示される仕組み。
それでなくてもまた行きたいのに―!ちょっと遠いいのよねー!
 
今後、バージョンアップとかで写真や動画が増えたりしないかなー。
 
ちなみにアプリ自体は800円で、5月18日まではGWセールで700円だそうですよ〜
 
 







2013/04/17 15:35:22|その他
かえる友の会入会♪
 
暖かくなってきて、いよいよいろんな生き物が動きだしましたよー!
 
昨年、わが家の玄関に作られたツバメの巣。
今年もまた来るかなーと思って、そのまま残してあるのですが
昨日、仕事から帰ってきたら、2羽のツバメが巣の周りを飛んでいました!
 
おお!下見ですかー!なかなかいい物件ですよー!(?)
 
 
で、今朝見たら、ツバメはいなかったのですが
もう巣の下にウンチョスがいくつも落ちてましたので
もう入居決定したんじゃないのカシラ と、期待大
 
今年もツバメの成長を見守れるといいなあ、楽しみ
 
それに、そろそろコウモリも集まってくる時期ですよね〜。
まだ集会の形跡は見られていませんが、今年もきっと集まってくることでしょう
 
カブトムシもずんずん成長していますよ〜
 
今年はまた数がかなり増えていますので、土替えが大変そう
てんぷらがんばれ…!
 
そしてカブトムシにつきものなのが、コバエ…
コバエというか…カブト土に増えちゃうんですよね〜どうしても、小虫が。
 
毎年コバエホイホイは真っ黒になりますですよ…
今年も新しいの買ってきました。
 
 
いつもの「コバエがホイホイ」にプラスして、カエルのコバエ取りを導入w
 
ムシといえば、6月頃にはムーニーさんもまた大量発生するんだろうなあ。
 
 
ところで!
話は全然違うのですが、今日のタイトルのお話を…!
 
ずっと憧れだった「かえる友の会」
ついに入会いたしましたー!!
パチパチパチ
 
 
てんぷらも家族会員で入会です^^
 
先日会員証が届き、本日、最初のかえる通信が届きましたー!
今回は総会の案内が入っていました。
日曜日なので、仕事を休めないワタクシは参加できませんが
7月・8月の「かえる展」には参加できたらいいなあー!
などという新たな野望が…!
 
今日は朝からなんだか曇ってるし風は強いし
空気は生温かいし頭は痛いしなんだかなあ…
というアンニュイなスタートだったのですが
ツバメのウンチョスとかえる友の会の会報で一気に元気が出ましたよー!
 
 
 







2013/04/13 20:14:00|その他
田園調布動物病院
 
東急東横線と西武線の相互乗入!3月から始まりましたねー!!
 昨年この話を聞いた時には飛び上がってヨロコびました。
FROGSさんのある自由が丘まで
乗り換えなしで行けるんですから!
もちろん、最寄り駅まではバスですけど…
 
そしてさらに、自由が丘の次の駅「田園調布」も近くなるわけで!
田園調布には、多摩湖がお世話になった「田園調布動物病院」があります。
乗入が始まってからはまだ病院まで行ったことはないのですが
少しでも近くなった方が移動時の動物への負担も少なくなるから
1時間に1〜2本だとしても
いざという時にはホント助かるなー!と思っています。
 
 
コチラ、その田園調布動物病院の院長、田向健一先生の新刊
「珍獣ドクターの動物よろず相談記」
 
やはり直接お会いしたことのある方の本というのは
読んだときにより一層伝わるものがあるというか感じるものがあるというか
田向先生の本を読ませて頂くとほんとにもうなんていうか
「スミマセン…」という気持ちになってしまいますね、ハイ
 
私こそいわゆる「困った飼い主さん」の代表といってもいいくらいでして
初めてお伺いした時のことを思い出してもなんかもう
トラウマ的な感じで穴があったら入ったまま二度と出てこないかもしれません。ヒー
 
今だからやっと、書けるようになったというか
人に聞いてもらった方が、自分の気持ちがすっきりしそうなので
お話しさせて頂きますが…
 
それは琵琶湖が亡くなった時のことです。
もうかなり危ない状況で、今すぐ病院に行きたいけど
時間はもう診療終了間際、翌日はあいにくいつもかかっている先生が臨時休診で。
 
その時かかっていた病院の他に、爬虫類を見てもらえる病院として
以前に、お世話になっているお店の方から教えてもらっていたのが、
田園調布動物病院でした。
 
自分で調べてみても、自力で行ける範囲の
爬虫類も診ていただける動物病院で
予約なしで診ていただけるところはこちらの病院だけでした。
電話して聞いてみたら、翌日診てもらえるとのことだったのですが
翌朝、もう琵琶湖は亡くなっていたんですよね…。
 
今思い出しても、あの時はもう精神状態がおかしかったですね
「私が飼ってたら他のコもきっとみんな死ぬ」
ぐらいに思ってました。
そりゃーいつかは死んでしまうのは確実なのですが
そうではなくて、もう今すぐみんなバタバタ死ぬ。ような気がして。
 
電話して「昨日のコはもう亡くなってしまったのですが
診て頂いて、今後の飼育のアドバイスを頂いたりできますか?」
って聞いたのは覚えてます。そしたら
電話にでた方が先生に聞いて下さって、
「飼育している他のコも連れて来てもらえれば診ますよ」
って言ってもらったんです。
 
今思うと、ほんとに親切な先生だなーって…
もう死んじゃってて、しかも自分が診てたわけでもないコなのに
まあだから「他のコを連れてきてもらえば」ということなのでしょうけど。
でもそれでまず飼い主が、精神的に救われましたね…。
 
死んだコを病理解剖しても、ほとんど原因はわからないということは、
もんちゃんが亡くなった時に
かかりつけの先生から聞いてわかってたんですけどねー…
 
いてもたってもいられなかったというか
冷静な判断ができない状態だったんですね
 
で、その時調子を崩してて様子がおかしいと思ってた多摩湖を連れて行ったら
多摩湖の砂づまりがわかったわけなのでして
結果的に、多摩湖は助かったわけで…それは本当によかった…
 
 
もうその時の先生とのやりとりを
まるで再現VTRを見るかのように、他人事のように、覚えています…(ワスレタイ)
 
診察室に入ったら助手さんのような人がたくさんいて(3人くらい?)
(もしかした研修とかだったのかなあ…なんて後から思いましたが)
その時点でなんかちょっと「うぉ!?」ってなって緊張感がMAXに。
とりあえず琵琶湖の遺体をみていただきましたが
「もうこうなってしまうと、何もわからないよね…」とおっしゃられて
「そ、そりゃそうですよねーーーーー!!スミマセーンーーー!><」
と内心思いながら「なにやってんだ私はーーー!!!」という気持ちで
その瞬間に頭の中が真っ白に。
 
もうあとはグダグダ; ;
 
(問診票に「この病院を知ったのは、紹介で」にマルしていたので)
「紹介はどちらから?」ときかれて、
お店の名前(結構有名なアクアショップの支店)が咄嗟に出てこなくて
「えーーーとぉー…あのー…××ホーム(地元のホームセンター)に
入ってるペットショップなんですけどーー…○○さんていう方なんですがぁー…」
そんなこと言っても先生にわかるわけないぢゃないかーーーーッ
そもそもそれは「紹介」ではなくて「教えてもらった」だけなのではーーー!?
(↑心の叫び)
 
頼むよ自分ーーーしっかり先生とお話してよーっ
変な飼い主だと思われるよぉぉぉーーー!
(↑手遅れ・そして実際に変)
 
もともと私は人との会話が苦手(コピー機やプリンターとなら得意)なうえに
初対面の人と普通に話すという能力が著しく欠けている人なので
完全にパニックになっていましたね…
 
でも、そんなアヤシイ飼い主にも、先生はちゃんと説明して下さいました。
レントゲンもちゃんと見せて頂いて。
「砂はやめたほうがいいね」というアドバイスもいただきましたし。
パニック状態ではあっても先生のお話はちゃんと聞いていましたので!ハイ!
 
本当にもう、多摩湖もしっかり診ていただいて
ありがたかったです(*> <*)
 
 
とはいえ、帰り道はもう…来るとき以上に呆然としていたような…
琵琶湖のショックはもちろん、多摩湖のショックも重なり…
そしてグダグダな自分…(←そこか)
 
多摩湖の様子を見ながら数回通院している間に、
院長先生が著作を何冊も出されていることを知ったので
読ませて頂いたのですが(「珍獣の医学」「珍獣病院 ちっぽけだけど同じ命」)
まあーーーーヘコみましたですね
 
「困った飼い主さん」そのものだな、と思って。
自分の甘さというか、飼い主としての姿勢の甘さを
ズバリ指摘されたような気がしました。
 
そしてまたそれ以上に、動物を思う気持ちの強さに、心打たれました。
アマガエルの開腹手術とか…
カメの開腹手術の新しい手法の開発とか…
ふつうならやらないかもしれないようなことを、やってみる、
とにかく、今目の前にいる動物をなんとか助けよう、という強い気持ち。
命に真正面から向かい合う姿勢。
 
ヘコんだけれども、立ち直るチカラも頂いたような気がします。
というか素直にこのままじゃダメだーー!と思ったのです。
 
 
新しい本も読ませて頂きまして…またヘコんだり…
というか今度は、「きっと私と同じような飼い主さんていっぱいいるんだな…」
と、ちょっと安心してみたり…(ヲイ)
先生ご自身も「自分の飼っている動物の体調がわるいとあたふたしてしまう」
と書いてあるのを見ると、内心ちょっとほっとしてみたり…
 
この本は、獣医さんと飼い主さんの橋渡し的な内容になっていると思いました。
飼い主は、獣医さんの思っているコト、なかなかわからないもので…。
この本を読んでみて、「そうかー!先生はそういうお考えで…なるほどー!」
と思うことがたくさんありました。
 
たとえば、飼い主にしてみればつい「大丈夫でしょうか?」って聞きたくなってしまう。
私なんかすぐ「コレ大丈夫ですかね?ね?」って聞くタイプ。
でも、もしそこで先生が「大丈夫とは言えません」って言ったら
飼い主としては
「大丈夫じゃないんですねーーー!?=(イコール)ダメなんですねーー!?
ってなりそうですよね…(←いかにもなりそうなヒト1名)
でも、先生にしてみたら、安易に「ハイ、大丈夫です」とはいえないんですね。
それは、なんの根拠も証拠もなく「大丈夫」とは言えないから。
言われてみれば、確かにそりゃそうですよねー、と納得できることなのですが。
もう心配で心配で病院に連れてきている身としては
やっぱりついつい口に出てしまうのが「大丈夫ですかね?」なんですよね。
 
なんというか、獣医さんと飼い主さんとの間にある、
そういう「溝」みたいなものを埋めてくれる本だと思います。
 
動物病院に連れて行きたいけど迷ってる…とか
動物病院っていいイメージがなくて…という方に
ぜひ読んでいただけたらと思います。
 
もちろん、考え方は人それぞれなのでいろいろご意見もあるとは思いますが、
私はこの本を読んで、
獣医さんて、そういうことを考えながらお仕事してるんだな、とか
飼い主が思ってるより、もっともっと獣医さんは大変なお仕事で
飼い主が想像しているより、きっともっとずっと
動物のこと、そして飼い主のことを想ってくれているんだと思いました。