シネマ日乗

最近映画熱がやや復活。旧シネマ日乗から、こちらに乗り変えます。 原則として、アイポットのユナイテッド・シネマ入間で観た映画の感想が中心になります(多分)。ネタバレになってしまう可能性も・・・・・・。その辺、ご留意ください。
 
2021/03/24 20:33:04|映画 あ行
奥様は、取り扱い注意 劇場版
 いや〜〜綾瀬はるかちゃん、サイコー!!!
 という映画です。勿論、西島さんも。お二人のコンビネーションがナイス!で、見ててうわ〜〜〜〜っってな感じで堪能致しました!!

 お話はしかし、ドラマで描かれてた世界をぶった切っております。いささか乱暴な手法でもってお二人を全然別の場所に連れてって、そこで起きているトラブルに巻き込みます。トラブルの内容は公安が全力で動かなければならなそうな国家プロジェクトに関するもの。成程なあ〜〜〜。

 ドラマの方は一応見てはいましたけど、そんなに熱心じゃなかった。菜美さんが関わるトラブルの規模が小さいこともあったんでしょうけど、見ながら、この人、あんまり「専業主婦」に向いてないよなあ、とついつい思っちゃってて。家事に明け暮れてたら、早晩退屈して発狂しそうだ・・・。

 映画でも、かなりの時間を割いて、彼女の「専業主婦」ぶりをカメラが追っかける。というか、それしかできない事情があるわけですが。でも、彼女がそこからじりじりはみ出していく様子、それと並行して、田舎町にふって湧いた儲け話と、それに絡むやばめの話が進行して緊張感が高まっていきます。で、ドーン!と大掛かりなアクションシーンが炸裂!!!あー面白かった〜〜。

 出てくるお話は、かつての「原子力村」を彷彿とさせる内容で、やっぱり色々考えさせられますが、ま、いいでしょ。

 はるかちゃんのアクションは、女性が大男とどう渡り合うか、という所を的確に表現していて、現実味があって、スカッとしましたねえ。西島さんも巧い巧い!!

 あと、ドラマの最終回のラストの続きが分かります。そういう事か!と納得できました。

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2021/01/20 18:08:02|映画 さ行
新感染半島 ファイナル・ステージ
 帰り道すがら、ヘンな歩き方をしている人を見ると、思わず身構えてしまった、のは、「ジュラシックパーク」以来かも。「ジュラシックパーク」の時は、車で帰る途中、いきなりティラノザウルスが飛び出して来たらどーしよー、とかアホなことを考えてしまってましたが、今回は「あの人ゾンビじゃね?いきなり襲い掛かってきたらどーしよー」と。アホか〜〜。

 その位、ゾンビの描写がリアル。

 で、ゾンビの特徴が最初からきちんと分かるようになってる点に加えて、そいつらを狩り倒したり、お遊びの道具に使ったりしている男ども、何とか生き延びて、しかし、それ以上何もできなくなっている家族、自暴自棄になってる元軍人の主人公、という、立場も何もごちゃごちゃの人達が、いい具合に収斂されて、話を進行させる辺り、実に脚本がうまい。韓国の人、特にソウルに住んでる方はもっとリアルに面白いんじゃないかと。カーチェイスは「マッドマックス 怒りのデスロード」風なんですが、やってるのがソウルの街並み(ガタぼろですけど)なので、あーあの通りか、とか。

 現在のコロナ感染症をめぐる感じが似てる、とか色々言われてますけど、むしろ、そういう事をとっぱずして観たほうがいいんじゃないかと思います。「ご教訓」映画みたく考えると、つまんないんです。

 しかし、どうやって撮影したんでしょう?なんかちょっと凄すぎる。。。

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2021/01/02 23:20:05|映画 やらわ行
ワンダーウーマン 1984
 前作がピンとこなかったので、観ようかどうしようかかなり迷ったんですが。思いがけず、これはいい作品と思います。ちょっとビックリ。続編の方がいい映画っていうのはT2以来かも。ただし、前半はただのデートムービーなのでご注意を。それが後半に生きてくる。

 というのは、この映画の大きなテーマは「1番がいい、だけじゃあ行き詰ります」だから。男社会のマッチョ思想じゃどうにもなりませんよ、というのを完全な娯楽映画の中で描いているのはちょっと初めて観たかもしれません。世界中でヒットしているそうですが、だとすれば、この思想に触れた人がたくさんいるわけで、世の中を動かす可能性があるんです。そうあってほしい。

 で、日本では苦戦しているそうですが、そりゃそうで、前作の時、あんなしょーもない宣伝しか打てない映画会社が、このテーマをうまく伝えられるはずがないんです。日本の男どもの「女の子は若くて可愛くてバカがちょうどいい」という思考からかけ離れた映画だもの。そうじゃない女を目にしたくないんでしょ。従って、まともな宣伝ができない、とこういう訳ですわ。

 あと、今回世界を「救った」のは、ワンダーウーマンじゃないんです。これも大きい。大人は心して観るように。

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P.Sワンダーウーマンの子供時代を演じた女の子が、凄いです。とんでもない身体能力で(CGはあるけど、基本的に体をさばけないと無理ですわ)、将来末恐ろしい・・・・。







2020/12/31 18:07:19|その他
今年のまとめ
映画界は、前半はどうなることか、だったんですが、後半は「鬼滅の刃」でなんとかなりましたね、多分。ただ、新作がかからない分旧作や単館系作品もアイポットでかかったから意外と楽しめました。あと、特筆すべきは、人が集まる場所の中で、映画館はクラスター0ってことで、一番安全なんじゃないかと。来年も、映画館には引き続き通えそうなので、ホッとしてます。

 やっぱ、「パラサイト」?それとも「テネット」?うーん、「はちどり」がよかったなあ。なんともいえない繊細さ、日本と共通する問題の大きさも含めて。

で、来年ですが。公開延期作品は、本当に公開できるんでしょうか?今の状況では、かなり厳しいと言わざるを得ない。そうなると、旧作ですよ、やっぱ。旧作のいい作品をバンバンリバイバルしてほしいです。







2020/12/27 20:09:00|映画 た行
天外者
 この映画の主人公である五代友厚氏は、全日本的に名の通った人物ではないけれど、大阪では大有名人。東に渋沢栄一、西に五代友厚、という感じでしょうか。製作にあたっては、関西方面の商工会議所等々、一般の人達が集まってお金を出し合い、更にはふるさと納税も使って製作したとのこと。NHK様に「大河ドラマの主人公にしてよ〜〜」なんて泣きつかず、自分らで映画一本つくったる!という意気込みやよし、そこで、三浦春馬君らの最高なキャスティングを得て、出来上がった作品です。三浦君亡き今、彼の渾身の演技を大画面に残せた作品となってしまったわけですが・・・・・。

 映画としては、やや脚本がごちゃごちゃしてるというか、特に前半が駆け足なんです。エピソードを詰め込んでるので、ちょっとついていくのが難しい・・・。後半から人物が段々整理されて色々な事が見えるようになってきます。というか、それほどに、幕末というのは色んな人達がドカーンと爆発した時期だったんでしょう。
 この映画では、しかし、そうした時代の変わり目についていけない、または間に合わなかった、市井の人達の悲鳴のようなものもちゃんと描かれています。それに目を向けて、なんとか全員を引っ張り上げたい、そのためには仕事をつくらにゃ、産業を興さにゃ、という五代氏の奔走ぶりが空回りするさまがリアルなんですね。こういう「2歩半以上前が見えてしまう」人って、全く理解されないから。

 ということで、来年の大河ドラマと見比べたらどうなるか、と。でね、もう一つ、三浦春馬という前途ある若い俳優さんを全く支えられなかった、というのが今の日本社会の現実の一つで、それをどう考えればいいのか、と思っちゃうんですよ。

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