Keef on Rolling
 
2008/10/10 19:01:55|Blog
また悪夢の週末が・・・
CDS(債券破綻保険ークレジット・デフォルト・スワップ)

【破綻した金融機関の債券の損失補填を保険契約】

10月10日ー9時45分(米国東部時間)からリーマンのCDS清算会が開かれる。

この精算会の結果次第では世界金融危機の第二波がやってくる。
今現在、各金融機関や投資家の損失額は不明であり、精算会でCDS保険支払い債務額が決定する。

リーマンは約4000億ドルの発行済み債券を残し市場から退場したが、残されたCDS(総額3600億ドル)は何処が支払債務するのか?
内容次第では米国大手金融機関が2〜3社破綻してもおかしくはない。

10月23日にワシントン・ミューチュアルのCDS清算会が
待っている。(9月25日に最大手の貯蓄組合、ワシントン・ミューチュアルが破綻し、JPモルガンに買収された)
※AIGのCDS清算会は未定。ちなみにAIGも約4000億ドルある。

悪夢の週末にならなければ良いが・・・・

JPモルガンが投資信託から撤退するかもしれない噂がある。

一度信頼をを失った金融商品は売れない。

ここでリセットして新しい金融商品で新しい金融システムを
構築するかも知れない。

確かに現在の金融システムの商品は複雑すぎて今回の金融破綻連鎖が
また起こる可能性はある。

金融商品だけではなく、業界内外が再構築される。
(破綻や合併)
そして、国家も例外ではない。

アイスランドは10月6日には政府が非常事態を宣言した。
9月29日にグリトニル銀行が政府管理下に置かれ、
クローナの対ユーロ相場は大幅に下落した。
7日にはランズバンキが管理下に置かれ、
9日には最大手のカウプシング銀行も管理下に置かれた。

大手金融機関の資産規模は国内総生産(GDP)をはるかに上回り、金融機関の支援により、国の財政を傾かせる恐れさえある。
こうした危機を乗り切るため、アイスランド中央銀行は8日にロシアから40億ユーロの緊急融資を受けることを発表した。

ロシアがアイスランドに触手した。

アイスランドは、NATOの原加盟国でもあり、米国と英国の間にあり、国防協定を締結してアメリカ空軍基地があった。
北大西洋の要である。

ロシアにとっては喉から手が出るほど欲しいエリアである。

覇権争いがすでに始まっている。

そして、2003年のフランスとイギリスのロスチャイルド銀行の合併で以来温和しいロスチャイルド家の動きが・・・・







2008/10/08 11:03:12|Blog
多極化の行方
ここ1ヶ月の間に起こった現実経過を時系列に並べてみた。

2008年9月15日にリーマン・ブラザーズ・ホールディングス・インクが米国連邦倒産法第11章の適応を連邦裁判所に申請して事実上の破綻となった。
米国で4番目大きい投資銀行である。
負債総額は6,130億ドル(当時の日本円で約64兆5000億円)に及ぶ。

同日、メリルリンチ・アンド・カンパニー・インクがバンク・オブ・アメリカに1株29ドル、総額500億ドルで買収。

16日、AIG(アメリカンインターナショナルグループ)が経営危機が浮上。

18日、イスラエルの新聞エルサレム・ポストが「世界的なハルマゲドン」「すでに、世界の金融システムの崩壊が進行中だ」「銀行の数でいうと、今ある(世界の)銀行の大半が潰れるだろう(中小銀行は無数にある)」「2週間前には専門家でも想像もつかなかったことが起きている」「昨夏以来、米当局は金融危機に対する総合的な対策を持たないまま、後ろ向きの、場当たりな対策ばかり続けた。その結果、米金融界での信用は急速に失われ、AIGの破綻で決定的な瞬間を迎えた」「米国債も安心できないとなると、もう金ぐらいしか投資先がない。スイスフランも、ユーロも駄目だ」

同日、ブルームバーグ・ニューヨーク市長「誰がわれわれの国債を買ってくれるのか。外国の政府投資基金やヘッジファンドは損失を抱えている。米国債を買ってくれる投資家がいるかどうか、疑問だ」「金融危機は、まだ底が見えていない」

25日、米議会で金融大救済案で議論されている間に米3大自動車メーカーへの250億ドルの低利の救済融資が米議会で決定。

自動車メーカーを救えるのなら各州の社会保障基金も救ってくれと州知事たちが連邦政府に陳情した。米国民の年金運用は損失がかさみ、各州政府の年金基金や健康保険基金も赤字が拡大しているからだ。

同日、独財務大臣が「米国は国際金融システムにおける超大国の地位を失う。世界は、多極化する。アジアと欧州に、いくつかの新たな資本の極(センター)が台頭する。世界は二度と元の状態(米覇権体制)には戻らない」と表明した。

28日、ブラジルのルーラ大統領は、米政府の金融救済策を「銀行だけ救済し、貧しい国民を救済しない間違った政策」と酷評した。こんな状態が続くと、いずれ米国では「反政府暴動」や「革命」が起こりかねない。

10月1日、米国政府は米陸軍の実働部隊を米本土に駐留させる。名目はテロ対策だが、駐留部隊は、敵を殺さずに抑制する技能や、道路封鎖など、米国民が起こすかもしれない暴動を鎮圧するための訓練をすると、国防総省傘下の「アーミータイムス」が報じた。
実働部隊を米本土に配備するのは150年前の南北戦争以来らしい。

 今年の2月21日、このBlogに「世界基軸通貨ドルの終焉」を書いた。
内容は米国のメディケアとメディケイドという政府健康保険や、公務員年金が将来的に破綻の危機だが最後に
・サブプライムローンはまだまだ序の口の米金融危機
・原油価格のGCCバスケット建て(湾岸諸国6カ国)導入
・米国債の金利低下
・米国の多極化戦略
・ユーロの台頭
 そして、世界基軸通貨ドルの終焉
 これが世界経済にどんな影響を及ぼすのか
 想像するのが正直怖い
 日本の公的保険・年金の崩壊も目前なのに
 25円で大騒ぎしていては・・・
と、書いた。

そして、10月7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は連日の急落。前日比508ドル39セント安の9447ドル11セント。
8日、東京株式市場で日経平均株価は1万円割れで続落中。

欧米などの当局が前代未聞の巨額の資金供与を金融界に対して毎日行っており、綱渡り状態だ。

米国の金融機関の公的資金投入で救済されるのは最裕福層。
米国の最裕福層は全体の1%にあたり米国民全体の総収入の22%を占める。その殆どが金融関係者か大手企業経営者である。しかも減税政策の結果、最裕福の1%層が払う税率は、過去18年間で最低となっている。

今後、米国債が債務不履行で大暴落。
大量保有する東アジアの国々のパニック売り。
中国はすでに自国の銀行間市場での米銀行への貸し出しを禁じている。
米国ではローン破綻、年金喪失、失業、凍死、国民の暴動。
(米国では今年の冬は寒くなり暖房費が払えない世帯が急増すると予測ーアメリカの農暦年鑑)


自作自演の米国劇場の終焉。(戦争・テロ・経済・・・等)
多極化に台頭してくる反米主義の国々の思惑。
中南米の不審な動き。
中央アジアのコーカサス地域(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン)政治的綱引き。
ユダヤ人ネットワークの再構築(情報及び金融)。
地球温暖化シナリオの大噓(←すでにばれ始めているが・・・)

世界多極化の波。
その波に乗れない日本。
日本国船の先頭は何処に向かって進むのだろう。








2008/08/15 18:19:55|Stones
SHINE A LIGHT
日本のスクリーン公開の12月まで待てないので

DVD版を手に入れた

USA版なのでリージョンコードが異なるため

DVDプレーヤーで観られないので

iMacでリージョンコードを変換して楽しむことにした

噂にあったビル・クリントンが前説を務めていた

ヒラリーと娘、そして母親まで連れてきていた(笑)

一番、感動したのがMickとKeithがワンマイクで歌うところ

20数年ぶりのワンマイク!

泣けてきます

これだけで満足!!お腹が一杯です・・・(T_T)








2008/08/03 6:02:32|Blog
訃報
赤塚不二夫先生、死去!
72歳
悲しいです・・・







2008/07/17 19:27:28|Blog
野茂選手引退
日米通算201勝を挙げた野茂英雄投手が引退。

お疲れ様でした!