希望の部屋

自身の趣味としての私小説を中心に、思いつくまま ページを展開させて頂きます。
 
2013/09/28 18:36:04|映画の世界
映画「そして父になる」

見て来ましたよ。話題の映画です。
ガリレオの湯川教授とは違った役柄の福山さん、今回はエリートサラリーマンと言う設定です。カッコイイのは相変わらずでんな。
今回はその恰好良いサラリーマンと言うのがこの映画のキーマンとなります。この恰好良いサラリーマンにとって我が子とは?
血のつながりとは? 親子とは? そんな事が投げかけられます。
ご存じ赤ん坊の取り誤りから起る2家族の悲劇、単なる病院のミスかと思ったら・・、とんでもない事がその背景にあった。
この様なケースの場合は、早急に子供を交換するのがベターな選択と言われる。 6才の子供ならまだそれが可能な段階である。
この2家族はその選択を選び、子供をこれまでとはまるで違った環境の中に放り込みます。果たしてそれが本当にベターな方法なのか? 母親と父親との立場の違い、自分の腹を痛め産んだ子供が可愛いか? それとも6年簡育てた子供が可愛いか?
父親にとっての我が子とは? よく言われるのが父親としての実感だ。女親とは違い、男親には体感できるものが何もない。
「彼方の子よ」と言われてもピンと来ないのは誰もが感じる事。
有るのは一緒に住んでいる時間だけ?
福山パパは、仕事が忙しく子供との時間があまりもてない親だった。エリートの自分に比べ、そばに居る我が子が実子では無かったと判った時点で、「道理で・・・。」と何気なく言った一言、これに母親が切れる。タイトルにある「そして父になる」、この意味をもう一度考えさせられる映画でした。いい映画です。お勧めですよ。





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