野田の祭り囃子『神田囃子流馬流』は明治15年春、嘉永生まれで、当時25、6歳の中沢浦吉氏とともに、中沢万太郎、横田馬吉、小林政五郎、清水岩次郎、忽滑谷亀吉の六氏が東京神田明神へ行き、約1ヶ月間泊まり込みで習い受けて来て、野田太鼓連という名でこの地に広めたものであると伝えられている。 その後、野田囃子連を経て大正4年に『野田青和会』となり現在に至っている。 平成16年には『入間市無形民俗文化財』の指定を受け、同年には埼玉県『彩の国文化ともしび賞』を受賞している。 野田の祭り囃子は… 4月初旬の白鬚神社春祭り 5月中旬の野田長徳寺薬師大祭 7月中旬の八坂神社(白鬚神社内)天王様 10月中旬の白鬚神社秋祭り 10月下旬の入間万燈まつり 11月中旬の白鬚神社七五三祈願祭 大晦日の白鬚神社年越し囃子 またこの他にも各地祭礼、イベントなどで演じられる。
写真は… 上=大正四年「御大典」 中=昭和三十五年「本山車完成祝い」 下=同じく「山車完成祝い」新山車と青和会 |