食に感動・旅に感動

東京はじめ関東だけではなく私が体験した各地の誰でも 気軽に行けるような旨い店や変わった料理、食材、街で 見つけた気になる物や心に残る旅などを紹介していきます。
 
2025/03/30 15:37:03|日本蕎麦
スローフードで蕎麦懐石
ゆったりと食を楽しむ

さくら荘


周りは騒音とはかけ離れた静寂の世界。
静かで他人に邪魔されない環境で食を楽しめる蕎麦料理のお店です。

初回訪問は6600円のコースをいただきました。
先付は蕎麦団子


いわゆる蕎麦屋さんとは一味違う味付けが施されている。
料理人がイタリアン出身のシェフ所以でしょうか?
美味この上なかった。




オードブル(前菜)のような形で提供されます。


ホタテに・・・卸し・・・
実はパソコンを新しくしたので慣れるまで6か月くらい休んでいたので料理の中身も忘れてしまったのが実情です。


大ぶりの湯でピーナッツも

イタリアンシェフらしくパテ・・・美味だった記憶がある。


スモークサーモン・・・ソバの実を添えて


季節の野菜の炊き合わせ


これは冬瓜だったと思う。
+
里芋?
+

ミョウガとオクラがあるくらいだからこの店に初めて行ったのは夏かな?






メイン料理
カモのロースト




見た目も味付けも素晴らしい。


このイチジクはほっぺたが落ちそうなほどおいしかった。




〆の蕎麦の前の天ぷら
海老、メゴチまで入っています。
ちょっとたまげました。
天ぷら専門店並みのネタです。
実はこの店が気に入って何度も足を運びましたが天ぷらには目を見張るものがあります。


盛り付けも素晴らしい。
+

カラっと上がっています。
専門店に引けを取らない。






こんな感じで和室の一部屋に1テーブルか2テーブルのゆったりした空間で食事を楽しめます。


真打の青葉


湯で加減、腰の強さ、水切り、麵の細さ、ほぼ満足です。


デザート。
何だったか全く忘れました。




お勧めできる非常にいいお店です。
実はこの店、坂戸の中華の名店「おかむら」のご夫婦か聞いて行った店です。
おかむらのご夫婦とはいい店の情報交換を頻繁にしています。
私が紹介した店にお二人で行かれた時も何度かあります。
この店はあとでもう一度紹介したいが、イタリアン料理の素晴らしい逸品も食べることができます。(一人でもコース料理可)
予約は必至
さくら荘の情報です。

 







2025/01/11 15:24:46|
サハラ砂漠縦断
果てしないサハラ

あのカリスマ国家元首のカダフィ大佐がかつて君臨した国・・・リビアの奥に果てしなく広がるサハラ!
カダフィ大佐が暗殺される前の年2010年3月に念願のサハラ砂漠縦断の旅に出かけた。
※4月から10月頃までは砂嵐の季節の為砂漠の旅はできない。

首都トリポリで仮眠をとり、そこから国内線に乗り継ぎ内陸部のセブハーへ。
そこからさらに4WDに乗りジェルマへ。
途中、スピードの出しすぎと地面が高熱の為、バーストしてしまい、タイヤを交換。



車はすべてトヨタのランドクルーザー。トヨタのランドクルーザーの悪路での信頼性は世界のあらゆる車の追従を許さないようです。そしてリビアの車愛好家はトヨタのランドクルーザーを持つことが夢であり、ドライバーの勲章だということです。

旅の安全の為か???実は・・・???
ツアーポリスが1名同行します。

アウィナートという村で日本の縄文時代の竪穴式住居のような小屋に宿泊して、翌朝ここを出発しアカクス山脈を通りワンカサ砂丘、ムルズク砂丘、ウバリ砂丘へとテントを張りながらキャンプする約3000KMの旅です。





中はベッドがあるだけ


いざ出発!


ランクルが勢揃い。


ドライバーと一緒に(後列真ん中はツアーポリス)


4WDで道なき砂漠を延々と走ります。砂漠の真っただ中なので道も目印なんかも当然ありません(通る場所によってたまに小さな岩山が出現しますが・・・)。
そして砂漠なので風が吹き、砂丘の景色は常に変化します。そんな中を走ります。
その為すべてリビア人のリーダーが携帯電話を使って他のリビア人運転手に向かう方向や休憩場所等を指示します。

日中は灼熱の太陽に焼かれ、平坦地は時速150KM位で、砂丘では4WDを駆使して走ります。
行けども行けども砂しかありません。



砂丘では各々ドライバーが自分たちのアクロバットな運転技術を競い合うので取っ手にしっかりしがみついていないと転げ落ちそうになるので乗っている方も必死です。
でも砂丘を走る時ほど楽しい時は他にない。









コックは我々と同行はしませんが不思議と昼食の場所やキャンプ地へ着くと必ず先に到着していて食事を用意して待っています。

途中、古代人が描いた岩絵などを見学します。


岩山の急斜面にヤギが!



キャンプを張るのは必ず砂丘のど真ん中!
実はこれには訳があるのですが・・・



周りは気の遠くなるほど果てしなく続く砂だけの世界!




乾燥しているので足裏がひび割れてしまい靴では歩きづらいのでキャンプ地に着くとすぐサンダル履きになります。


日が沈む夕暮れ時そして太陽が昇る寸前の幻想的な景色は言葉を失う美しさ!
どこまでも果てしなく続く砂丘群!360度見渡しても自分だけの世界!











砂丘の頂上に上って夕暮れを鑑賞


ちょうど新月の時期だったので日が完全に沈むと周りは真っ暗闇。
テントから顔を出して仰向けになり満天の星を眺める。信じられないほど夜空を埋め尽くす数えきれないほどの星と流星群!
これ以上の贅沢があるだろうか!?

少し離れた場所では運転手たちが太鼓をたたきながら夜が更けるまで歌を歌っている。リビア人がよく歌っている「ヘイヤラヘイ」。リビア人は歌が好きである・・・というよりも、他に楽しみがあまりないのです。

出発する時に仕入れてきた一頭の黒い山羊を屠殺して食べたので食に対する感謝の気持ちで歌っているのか?どうかはわからないが・・・
※我々も山羊の肉を食べたが、硬くてとても食べることができなかった。
でも彼らにとっては久しぶりのご馳走なんです。

テレビやラジオなどが常に身近にある普段の生活から全くかけ離れた旅は自分を見つめ直す旅として最高のものだと思う。

5〜6日目にオアシスに着くとそこにある湖は死海と同じように塩分が濃く浮いていることができる。





掘立小屋に色の真っ黒な現地人が手作りの土産物を売っていた。
その中に珍しい「砂漠のバラ」があった。砂の中の化合物から出来た結晶です。
(これは天然物です)


リビアの一般的なご家族と


私の大好きなメデューサの首



尚、砂漠へ旅行する時は特に注意するべきことがあります。
それはカメラです。
今のカメラはレンズ部がほとんど自動開閉式です。
これが砂漠では致命傷となる。
細かい砂が知らないうちに隙間に入ってきて動かなくなってシャッターが切れなくなるのでよほどの注意が必要です。私は持参したデジカメが動かなくなってしまい途中から携帯電話のカメラで撮っていました。だからカメラは携帯かスマホ(アイホン)が重宝します。

ところでリビアで食べたもので美味しい食べ物は無かった。
食べ物は美味しくなかったが、何度でも行きたくなる旅です。

でも私が行った年の旅を最後に現在も政情不安の為、リビアには入国も難しいし、催行は無理の状況です。
中東諸国に早く春が訪れることを切に願うばかりです。







2024/12/10 17:32:08|うなぎ
天然うなぎとナマズ
荒川 加須



楽しみにしていた天然うな重が配膳されました。


肉厚で大きい。
食べなくても素晴らしさがわかる。




この厚み!


中はふわふわに




鯰(ナマズ)の天ぷら






有名店らしく壁には芸能人やスポーツ選手のサインが所狭しと貼られていました。

荒川の情報です。







2024/08/10 7:20:16|和食
注目の日本料理店
食彩よこ川 桶川

素晴らしき日本料理に出会いました。


無添加ゆずソーダ
爽やか!


最初に提供された胡麻豆腐。
たっぷりのウニと共に


コースでは最初の料理が重要な決め手の一つ。
実はこの胡麻豆腐が目をみはる美味しさ!


こういう胡麻豆腐に出会えて人生の幸せをかみしめる。
日本料理の真髄と言える料理!


奥様が説明してくれました。
生胡麻を丁寧に擦りつぶして葛粉を入れ時間をかけて作るとの事。
目を閉じてず〜ツと余韻を噛みしめる。
心にいつまでも残る本物の素晴らしい味でした。


トウモロコシの擦り流し




焼きもろこしとアイス。
爽やかな夏の逸品。
身体に沁みわたります。


松川カレイの薄造り


カレイの最高峰の一つ。
厚みのあるエンガワも。
シコシコ、噛みしめる度に旨味が口中に広がります。


富山の白イカ、キャビア添え


白イカってこんなに柔らかかったっけ?
これも料理人の下処理のなせる技。
キャビアとの相性も抜群。


天草のハモとソーメン。


秋田のジュンサイを添えて


今年初めてのハモ。
夏はこれ!これを食べずに始まらない。


ジュンサイも久し振り


糸のような白髭ソーメン。
すべてが爽やか!


焼き魚 太刀魚


太刀魚はいつ食べても美味い。
(ドラゴン級の太刀魚に限る)


この肉厚!
脂が乗って身はほくほく。


日本海の糸モズク。
ねばりとシャキシャキ感を楽しむ。


ごぼうのきんぴら
これは、かつらむきにした牛蒡を1oあるかないか位の極細に千切りしたきんぴら。丁寧な仕事が伺える。
こういった手をかけた料理を楽しめるのは本物の料理屋さんに来た特権と言える。


茗荷の酢漬け。
口中をリフレッシュ


食用ほおずき。
これも大変久し振りの味


メインは千葉、せんば牛のステーキ。
実はせんば牛という銘柄は今まで知りませんでした。


赤身だが肉質が素晴らしく柔らかで噛みしめる度に肉本来の旨味があふれる。
大変美味しいステーキであった。
日本には和牛の産地が数多くあるが土地それぞれに特色があって大変美味しいので食べる側にとっては嬉しい限り。


蛸と飛竜頭の炊き合わせ。
(飛竜頭はがんもどきの別称です)


美しい盛り付け。
日本料理の真骨頂


蛸!
これ程柔らかな蛸を食べるのは初めて!
料理人が説明してくれたが、まず大切な事は生きダコを使う事。
その生き蛸を棒で何度もたたいてから−60℃で冷凍してその後解凍してから調理するとの事。そのため繊維が2度に渡ってほぐれるのでこの柔らかさが出るとの事です。
こういう手間をかけて調理された料理が我々の口に入るのである。
嬉しい限りです。




懐かしい味の飛竜頭。
優しくて美味しい。


最後に土鍋ご飯が提供されます。


赤万願寺と青万願寺、その下にはちりめん山椒がたっぷり。


自家製のちりめん山椒が特筆物の美味しさ!
あまりに美味しくて帰りに一瓶買って帰りました。
※食べきれないのでちょっとだけよそっていただきましたが、残りは持ち帰り用の容器に入れて下さいました。


赤だしです。




実は私が感動したもう一つの一品。
よこ川特製のプリン




帰り際に店主に”このプリンなら都内に専門店を出しても行列になると思う”とお話ししました。
その位、素晴らしい味で今迄食べたプリンは足元にも及びません。


胡麻豆腐とプリンが心に大きく残り、忘れられず必ず近いうちに再訪する予定です。
素晴らしきかな!日本料理!!!
食彩よこ川の情報







2024/08/04 6:58:09|日本蕎麦
ラッキーとあんどへ
あんど 行田

以前からラッキーを一度連れて行こうと思っていた蕎麦料理屋のあんどへ4月に行ったところ、ラッキーが感動してしまって自分がおごるから7月のボーナスが出たら又絶対に行きたいと強い要望。
料理と人、両方に感動したと言っていた。
という事で、7月中旬に訪問して来ました。
(私はその間に何度か訪問していますが)

本来、玉子焼きは夜のメニューだが私が食べたかったので事前にお願いしておきました。


プロが作る玉子焼きはどうしてこうも違うのか?


今回はラッキーがご馳走してくれるが毛ガニ丸一匹は値段も張るので(この日の毛ガニは5,000円)これだけは別会計で私が払いました。


二人で食べるように半分づつに切ってくれました。
今日の身はギッシリと詰まっている。


味噌もタップリ


本当に丁寧な仕事をしてくれています。
仕入れた後、丁寧に手剥きで仕上げています。


身肉に味噌を乗せて


濃厚な味噌と一緒にカニを頬張る至福の一瞬!
幸せな一コマである。


カニ酢で食べるのも美味


ラッキーが食べたかった一品。
ジャコ葱豆腐


ここのジャコ葱豆腐はいつ食べても絶品!


ラッキーが夢にまで見たという阿部鶏のから揚げ。


これ程のジューシーなから揚げはめったにお目にかかれないと思う。
あんどに行ったら必ず食べて欲しい一品です。
(事前に阿部鶏のから揚げが食べたいので欠品が無いようにお願いしておきました)


和牛の最高の部位、シャトーブリアン。
これもラッキーが感動した一品


私は夏の風物詩、すだち蕎麦


最近は細い蕎麦を打ってくれるので嬉しい。


ラッキーの大満足した顔を見ることが出来ました。
あんどに感謝!

 







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