くらっしぃ金曜・藤井奈央美です。
野球観戦と米津玄師にハマっている今年の夏休み・・・。
みなさんはいかがお過ごしですか?
まだまだ暑い毎日です。熱中症気をつけましょう。
私は、日焼け対策が必要です。
さて、今日のフードレターは所沢栄養士会新井先生からレターでした。ありがとうございます。
《枝豆について》
「とりあえず、ビールと枝豆」 暑いこの時期、よく聞く言葉ですね。
枝豆は、大豆が熟する前の未熟な状態で収穫したものです。
旬は7月~9月で今がおいしい時期になります。
大豆は、畑の肉と言われ、良質なたんぱく質、ビタミンB1,B2,カルシウム、食物繊維などが多く含まれています。
枝豆も同じようにたんぱく質、ビタミンB1,B2、カルシウムなどのミネラルが含まれていますが、含有量では、大豆に比べると少なくなります。しかし枝豆には、大豆によりビタミンCや葉酸が多く含まれています。ビタミンCは疲労回復や抗酸化作用で免疫力をアップします。葉酸は、貧血が気になる方、成長期のお子さんにも大切です。
たんぱく質に含まれる必須アミノ酸の一つ、メチオニンは、アルコールの分解を助けてくれる働きがあり、肝臓への負担を軽くします。ということは、お酒を飲むときのおつまみには、枝豆はよい組み合わせということになります。
茹でてすぐは、そのまま、余ってしまったときは、料理に加えることもできます。
混ぜご飯、チャーハン、混ぜ寿司、サラダなどに加えるときは、ひと手間かけて、薄皮を取ると、きれいな色になります。いつもの料理に枝豆をのせるだけでも、色がきれいでバランスもアップ。どんどん料理にも加えましょう。
●梅と枝豆のまぜご飯(2人分)
材料:ご飯 軽く2杯分、梅干し1個、枝豆(さやから出して)20粒、みょうが1個
大葉1枚、白いり胡麻小さじ1
①梅干しはたたきます。みょうが、大葉は千切りにします。枝豆は、さやから出して、薄皮を取ります。
②ご飯に、梅干し、みょうが、枝豆をまぜます。
③茶碗に盛り、いり胡麻、大葉を飾ります。
●枝豆とかぼちゃのサラダ(2~3人分)
材料:枝豆(鞘付)60g、かぼちゃ 150g、塩少々、玉ねぎ少々、サラダ菜2枚、ミニトマト6個
調味料(サラダ油小さじ2、レモン汁1、酢小さじ1、砂糖小さじ1/2、塩少々、胡椒少々)
①枝豆は塩をまぶして洗い、たっぷりの湯で茹でて、冷めたら鞘からだし薄皮をむきます。
②かぼちゃは種を取り、5㎜厚さのいちょう切りに切り、崩れないように茹でて粗熱を取ります。
③玉ねぎはみじん切りにして水にさらします。サラダ菜、ミニトマトは洗います。
④調味料、水気をきった玉ねぎを合わせて、ドレッシングを作ります。
⑤ボウルにかぼちゃ、枝豆、ドレッシングを入れて、軽く和えます。
⑥皿にサラダ菜を敷き、サラダを盛りつけ、ミニトマトを飾ります。
*レモン汁がない時は、酢を小さじ2でもよいです。
かぼちゃ、枝豆をさっぱりドレッシングで和えました。
市販のドレッシングや、お子さんにはヨーグルトとマヨネーズを混ぜたもので和えてもいいでしょう。
●白玉ずんだ餅・・・ずんだは、枝豆をすりつぶして作る、東北地方の郷土料理です。
材料:枝豆(さやからだして)60g、砂糖大さじ2、水適量、塩少々、白玉粉50g、絹ごし豆腐75g
・ずんだ餡の作り方
①枝豆を柔らかめに茹でて、さやからだし、薄皮をむきます。
②包丁で粗く刻み、すり鉢ですりつぶします。
③砂糖を少しずつ加えて、水少量加え、のばしながら、最後に塩を加えて味を調えます。
・豆腐入り白玉の作り方
①絹ごし豆腐をキッチンペーパーで包み、軽く水をふきます。
②ボウルに、白玉粉、豆腐を入れ、こねます。つやが出るまでよくこねます。(硬いときは、水少々たす)
③2cm位に丸め、真ん中を平らに押します。
④鍋に湯を沸かし、茹でます。(浮き上がってから、約2分加熱) 冷水にとり、冷まします。
⑤白玉にずんだ餡をからめ、皿に盛りつけます。
*枝豆は、冷凍の枝豆でもよい。冷凍の時は、塩分が強いので、最後の塩はいれない。
今は、生の枝豆があるので、生の豆で作った方がおいしくできます。
*フードプロセッサーがあれば、枝豆、砂糖、水少量で攪拌してもよい。
白玉団子にからめましたが、切り餅にまぶしてもよいです。切り餅2個は、4つに切り、水を少しかけ、ラップをかるくかけて電子レンジ(600w、2分位)で加熱し、ずんだ餡をからめてもよいです。
旬の枝豆、たんぱく質、ビタミン、ミネラル類も豊富です。お父さんのおつまみだけでなく、お子さんのおやつなどにもいいですね。おいしくいただいてください。
(所沢地域活動栄養士会 新井久美子)