やっと涼しくなってきた、秋の始まり。
大好きな渋峠の色づき始めた紅葉と朝もやの美しい景色を眺めつつ、長野県中野市の「やまのうち」の道の駅へ。りんごの季節がいよいよ始まった。「シナノピッコロ」「シナノドルチェ」を購入し、りんご農園へ。
「今年も来ました!」お願いして、まだ出荷前の「秋映」を6キロ、木からもいできてもらう。うれしい!!採れたてホヤホヤの真っ赤な「秋映」「待っている人が多いんだよね~「秋映」」どこよりも早く。ふふっ。うれしいなぁ。巨峰とナイヤガラをおまけに頂いて、再訪を約束し、新潟へ。
妙高市のお蕎麦屋さん「古流深山霧下そば処 こそば亭」へ。

新潟名物のへぎ蕎麦ではなく、新潟県妙高地域で古くから栽培されていた、希少在来種の蕎麦らしいけど。いつもの様に開店30分前に1番に到着。
のんびりとした新潟の田園風景の広がる中、待っているとポツポツと車が集まって来て、5分前に開けてくれた。(土)(日)限定の手挽きざる蕎麦と天ざる蕎麦を注文。うーん、美味しい!!細いお蕎麦の香り、ほのぼの、天ぷらのサクサク具合も最高だった。


出汁の効いたつゆに白濁の蕎麦湯と申し分なし!!
あっという間に満席も、うなずける味だった。もう少し、近くにあったらいいのにね。
「こそば亭」を後に、黄金色に輝く稲穂の中を走って、一山越えようとした峠道に真っ黒な外壁の古民家?カフェ?通り過ぎてから、やっぱり寄ってみたいとわがまま言って、Uターンしてみると、間違いなく古民家カフェ「喫茶去(きっさこ)」。戦国時代、上杉謙信が馬の鞍をおろして、一休みしたと云う鞍馬がある築130年の古民家。

ちゃっぴり、おそるおそる中に入ると、キャ~!びっくり!!上杉謙信というか、あのGackt一色なの。大河ドラマで、謙信を演じた縁で、2013~2015の謙信公祭りに来ていたGacktが突然にこのカフェに来て、カプチーノを注文したとかで、壁にも大きなサインが・・・。

娘が大ファンなので、写真を撮らせてもらって、キョロキョロしちゃった。
骨董や昔の太い梁も残っていて、とても素敵なカフェ。
メニューも豊富で、しっかり食事も出来る。私達はデザートにワッフルを注文してお腹いっぱい。ご馳走様でした。


思いがけない出会いだったね。
でも、新潟って確かに、古民家というか。古い家や蔵が結構残っている地域みたいだよね。それを全国に移築してカフェや旅館に再生して、蘇らせているのが素晴らしい。
そして、これから向かう、今夜の宿もそんな古民家再生の宿。
星峠をまわり、とてもきちんと整備されたのにびっくりして、棚田の金色に輝くこの季節ならではの美しさに感動して、今宵のお宿のある、南魚沼へ。
