監督は『ラスト・ワルツ』、『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』など音楽映像のほかに『タクシードライバー』、『レイジング・ブル』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』などで知られ、『ディパーテッド』では念願のオスカーも受賞した巨匠マーティン・スコセッシ。
その歴史的な夜を収めるため、スコセッシ監督は名だたるカメラマンを揃えた。撮影監督は、アカデミー撮影賞を受賞しているロバート・リチャードソン(「アビエイター」「JFK」)。撮影クルーとして参加したカメラマンは、ジョン・トール(「ラスト・サムライ」「ブレイブハート」)、アンドリュー・レスニー(「ロード・オブ・ザ・リング」「キング・コング」)、スチュワート・ドライバーグ(「「ピアノ・レッスン」「リクルート」)、ロバート・エルスウィット(「マグノリア」「グッドナイト&グッドラック」)、エマニュエル・ルベツキ(「ニュー・ワールド」「トゥモロー・ワールド」)、エレン・クラス(「サマー・オブ・サム」「エターナル・サンシャイン」)。編集を担当したのは、スコセッシ監督と「ボブ・ディラン:ノー・ディレクション・ホーム」でも共同作業をしたデビッド・テデスキ。
何人もの名カメラマンが参加し、スコセッシ監督が編集するとなると、いやがうえにも期待の高まる映画だったが、ストーンズがヨーロッパ公演中のために、充分なプロモーション活動ができない等の理由から4月まで延期が決まったようだ。
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