3月12日からの週刊いるま。
特集コーナーは、狭山経済高校の3年生が家庭科の授業で取り組んだ、子ども食堂での弁当販売の様子をレポートします。
生徒たちは、自分たちで考えたお弁当を地域の方々に提供し、交流を深めながら、社会問題についても学びました。
企画から販売まで!生徒たちが手作り弁当に挑戦
今回の企画は、家庭科の授業「家庭総合」の一環として行われました。
生徒たちは、NPO法人まちのつながり推進室の協力を得て、11月から2月にかけて計4回、子ども食堂で弁当を販売しました。
生徒たちが考案したメニューは、以下の通りです。
・情報処理科:「オムライス弁当」「鮭のチーズ蒸し焼き弁当」
・会計科:「ハンバーグ弁当」
・流通経済科:「まかじきのバター焼き弁当」
子どもは無料で、大人は500円で販売され、毎回大好評!
30分から40分で完売するほどでした。
地域の方々との温かい交流
生徒たちは、弁当の販売を通して、地域の方々と交流を深めました。
高齢者や小さな子どもがいる家庭には、生徒たちが直接弁当を配達し、会話を交わす場面もありました。
「美味しい」「ありがとう」という言葉や、温かい笑顔に触れ、生徒たちは大きな達成感を得たようです。
授業では、NPO法人まちのつながり推進室の代表理事である矢馳一郎さんを講師に招き、日本の相対的貧困率の現状、貧困が子どもたちの未来に与える影響など、子どもの貧困問題についても学びました。
生徒たちは、講義を通して、自分たちに何ができるのかを真剣に考えました。
売り上げを寄付!生徒たちの想い
今回、お弁当販売の売り上げの一部を入間市と狭山市のNPO法人にそれぞれ寄付しました。
この寄付は、経済的に困難な状況にある子どもたちへの支援に役立てられます。
この経験を最後に、卒業を迎えた3年生の皆さん。
きっと、今後の成長に繋がる体験だったと思います。
この模様は、週刊いるま「特集」コーナーで詳しくお伝えします。
■ 放送日程のご案内 ■
「週刊いるま」
3月12日(水)〜18日(火)まで
12:00〜/18:00〜/21:30〜
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