気が向いたので

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2013/02/15 15:50:00|春の七草
春の七草
 平安の頃より健康を願って正月七日に七草粥(ナナクサガユ)を食したそうです。七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
セリは芹。ナズナは薺、ぺんぺん草のこと。ゴギョウは御形、母子草(ハハコグサ)のこと。ハコベラは繁縷、繫縷(ハコベ)のこと。ホトケノザは仏の座、小鬼田平子(コオニタビラコ)のこと。スズナは菘、蕪(カブ)のこと。スズシロは蘿蔔、大根(ダイコン)のこと。スーパーの食品売り場にはセリ、カブ、ダイコンが並んでます。
 遠いむかしぺんぺん草で遊んだことを覚えていますが、食べた記憶はありません。芹や蕪、大根は炒めても鍋でも旨い。因みに土筆(ツクシ)や蒲公英(タンポポ)も酒の摘みに合いますョ。
 小鬼田平子という面白い名前を持つ仏の座は菊(キク)科ですが、三階草または三界草(どちらもサンガイグサ)とも呼ばれる仏の座は紫蘇(シソ)科です。食用ではありません。この仏の座が冷たい北風に揺られながらも咲いているのは、さすが雑草、です。
 あと少し我慢すると待ちに待った花見酒の季節。
 早く、春よ来い!