風を感じて・・・・

原作は有吉佐和子

４1年の映画　主演は司洋子…・美しい〜

主人公の目標は、家を守ること

嫁いだ先の夫は、政治家として郷土のために・・・

分家（新家）となった次男は・・・・？

跡取りを拒否した長男は・・・・？

父と母の生き方に疑問を持つ長女は・・・・？

明治、大正、昭和を生きた一家の話ではあっても、今も通じる物語

時代は変わっても、男と女の生き方に変わりは無い？

人って目標を失う事で、失望、喪失、気力もなくなる

disappoint  　dis ＋ appoint （指名から除かれる）

無視・孤独・リストラされる・・・・

リストラはrestructuring の 略って広辞苑にあった

restruct は制限する　re ＋strict（結ぶ）→ピンと張るで、余裕がない

リストラされるってことは、そうね、そういうことかもね・・・・

ピンと張りつめてた物が、プツっと切れる→目標を失う

目標ったってぇ〜大層なもンでなくたってぇ〜

なんだっていいんじゃないかねぇ・・・・

「生活をするために必要なお金を得るために働く」でも良し

「家を買うため！」でも良し

「子供の教育のため！」でも・・・・

それでも、バカバカしいと思ったら OUT だね

家庭を持った女性は、

毎日小さな目標をもっているのかもしれない

炊事洗濯、子育て、地域生活、親戚とのつきあい

これも、バカバカしいと思ったら OUT だけど、

初めっから、目標だなんて思わずに淡々とこなすのが女性かも？

それに比べて、男達

「認められなきゃいけない！」と脅迫観念？

もっとひどいのは「国を守る！」と、思いこむ男達

内乱であれ、他国との戦争であれ、戦っている人達は

その事に意味を感じているからやめない

戦争を起こさせている集団も（主導者一人ではできないはず）

それこそ大きな意味を持っている

決して”皆の平和のため”ではない、自分のための”何か”・・・・

バカバカしいと思ってくれればFinish なのに・・・・

Finish→ラテン語の Finirs"終わる" Finire"終わり”から

そこから Fine "素晴らしい"の語が（仕上げられた）

もうひとつの Fine "罰金"（罪に結末をつける）

イタリア映画、最後に"FINE"　の文字

誰でも人生 "Finish" の時が来る

「申し分のない」の意味の"FINE"でありたい

陶芸をしている姪を誘って根津美術館へと・・・・

「天気もいいし原宿から歩いちゃう〜？」と歩きだすと

正面から猫のお面を付けたドレス姿　に『ギョッ！』

それを見て「もう少しオシャレしてくれば良かったかな？」と、充分派手な姿のｔ姪

外国人多々、外国人みたいな日本の女の子も多々

原宿は、いつもオモシロイ姿の人々が集まるトコロ

『どう？見て！』て感じかな？

表参道交差点を渡る

いつの間にか年齢が高くなり、着物姿もチラホラ

根津美術館入り口への竹のアプローチで

「アララ、ちゃんとした格好のひとばかりだね〜まずいかしら〜」と姪

陶芸をしているだけに、しっかりと興味深げに見ている姪

「う〜ん天目茶碗！アワビみたいだ」

「そうか、ちょっと歪んじゃっても、ナンタラって銘をつけちゃえばいいのか〜」

気取らず、知ったかぶらず・・・・素直な見方？

そして庭を散策・・・・

「都会の真ん中とは思得ない静寂だね〜」と姪

そんな姪、茶入れの仕覆が気に行ったのか

仕覆の写真のクリアファイルを買っていた

道を挟んだ街のギャラリーに「備前焼」の文字・・・・で、行ってみる

「ん？幾ら？」

「970000円！・・・・・ありえない・・・・・なんで？」と姪

「高い値段を付けると、価値ある物になるんじゃない」と私・・・・

「さて、どこ行く？」「スカイツリー！」

で、”ちーバス”が調度来たので赤坂見附駅まで乗ることに・・・・100円

浅草駅から、スカイツリー駅までは一駅

去年、近くの屏風屋さんに行った時以来、遠目には見ても初めての接近！

圧迫感？高所恐怖症は、下から見てもダメなんだと実感！

土産物、色々なアイデアもの

スカイツリーを模したボトル入りの水450円は高いか？

関越道のS.Aでは600円で売っていた

bottle of water オーストラリアでは…ジュースより高い？

塩専門店に”黒い塩”発見！

「おッ！珍しい、買おうかな」と思ったものの

これまた、オーストラリアの友人が売っているのと同じ塩の値段を見て

『えっ？高い！』ってことは、みんな高い？』と思えちゃって・・・・ヤメ

スカイツリーを道端に座って見上げる人々の姿は、花火を待つ人のよう・・・・・

ライトアップされた時には、歓声と拍手・・・・

行ってみたいとも思わなかった所だけれど、行ってみれば、驚きと発見！

買い物好きの姪、豹柄模様の”東京バナ奈ツリー”3つお買い上げ〜

で、私もつられてお買い上げ〜1050円！

オーストラリア、メルボルンSunbury での事

タラマリン空港から車で北へ飛ばして15分

City とは反対方向へ向かう

高速道路は無料区域

制限速度６０〜１００km 場所でコロコロ変わる

対面、ライト無し、ガードレール無し・・・・農道？

回りは草原、牧場、ゴルフ場、ワイナリー、果物の移動販売所まで・・・・

途中、谷あり、交差点（ラウンド）あり

いつのまにか町に入る・・・・アララ・・・・

初めての時

『日本じゃああり得ない、高速道路・・・・』と絶句

初めて運転した時

『ギャー怖い！！！！』とドキドキ・・・・手には汗

以前、やっぱり郊外に住んでいた友達の家の近くの森の中を散歩中

一度だけ、野生のコアラを見たけれど

今回、空港近くでワラビー？カンガルー？一頭発見

「キャー感激」

運転していた娘

「私、見た事ない！死体以外・・・・」

それが、数日後

同じ場所

いるわ、いるわ、大軍のワラビー

「ナニアレ」

「ヤダヤダ・・・・何起こる前兆」

それが、的中ではあるまいが・・・・・

先日、メルボルンで大きな地震109年ぶりとか・・・・？

日本では報道もされないけれど・・・・・・

ちょっと、怖い・・・・

しっかり踏ん張って生きろったって

大地が不安定じゃあ〜・・・・・ね。

日曜日の午後

朝から市内のイベント参加で、少々くたびれソファーに寝そべり、

TVをON

フランスのTV局制作の「皇帝ペンギン」の番組を途中から・・・・・

保育園時代のキンダーブックだったかな〜

時々、どうしたわけか卵を足元に立っているペンギンの写真を思い出すことがある

昨日のＴＶ番組では

♂ と ♀ がカップルになる様

圧倒的に数の多い ♀ 同士が、戦う様

大して効かないようなパンチ

紙相撲のように、腹で押し合う様

なんともムードのある求愛ダンス

♂ は ♀ から生まれた卵を預かる

足の上に乗せ、腹に隠し寒さから守ること数カ月

吹雪・空腹・明けない夜・・・・・・

時々円陣が揺れる・渦を巻くように・・・・・

外側なって風よけになっていた仲間を中に入れるために、何度か繰り返されると・・・・

その間 ♀ は、海へ向かい餌の補給

氷の上をヨタヨタ歩く姿からは想像できない海中の動き

泳ぐ姿は魚？アシカ？機械仕掛けのよう・・・・・

母が、お腹いっぱいになって故郷に戻るころ

卵から生まれた子供達は、父の傍を離れない

母は見つける、我が子を夫を・・・・・

「さあ、今度はあなたの番よ！」と夫を送り出す妻

子供は、徐々に親元を離れ、子供の集団を作る、保育園・・・・

そして、母は再び海へ向かう

その後、子供らも海へ向かう

この幾度かの海と氷の上の集団移動を行進と呼んでいた

腹をすかせて海へ向かう黒い行進は、頭を垂れて

海から戻る時には白いお腹を突き出しくちばしを上げ

新しい命を授からない ♀

卵から孵ることの無い命

生長せずに終える命

餌を与えることのできない母

餌を貰えない子供

美しい自然の風景と物語のようなナレーションに見入った

そして、この番組を制作したスタッフの力に驚く

日曜のけだるい午後、ソファに寝転んで観るなんて・・・・申し訳ないと恥じ入った

そういえば、逮捕されたペンギンに名前をとの事・・・・ 

 「自由の次には名前を！」だったか？？？

今日の朝日新聞

「脱走したペンギンを逮捕」の記事

逮捕の文字に違和感で、広辞苑を引っ張り出す

逮捕・・・『人の身体に力を加え、その自由を奪う事』

脱走前は自由があったのかしら？

脱走したペンギンは、自由を求める意思で”逃げた”のかしら？

扉が開いていて、たまたま出て行って大騒ぎ？

『うっ・・・逮捕された・・・』

『チッ…失敗だ・・・・』と・・・・・？

身柄を逮捕され拘留された今は・・・・？

無事”保護”されてホッとしているのかしらん

絵本やアニメ映画のように

絵が浮かぶ〜

にしても、文字から受ける印象は良いも悪いも興味深い